Cloud Run 関数は、オペレーティング システムのバージョンに加えて、アドオン パッケージ、言語サポート、お使いの関数をサポートして呼び出す Python Functions Framework ライブラリで構成される環境で実行されます。この環境は言語バージョンで識別され、ランタイム ID として知られています。
関数の準備
関数は、 Google Cloud コンソールから直接準備することも、ローカルマシンで作成してアップロードすることもできます。Python 開発用にローカルマシンを準備するには、Python 開発環境を設定するをご覧ください。
ランタイムの選択
Cloud Run functions は、サポートされている言語ランタイムとベースイメージのページに記載されている複数のバージョンの Python をサポートしています。デプロイ時に関数の推奨 Python ランタイムを選択できます。
gcloud
Cloud Run functions を使用して gcloud CLI で HTTP 関数をデプロイするには、Google Cloud CLI を使用してデプロイするをご覧ください。
Console
Google Cloud コンソールを使用している場合は、関数を作成してデプロイするときにランタイムを選択します。詳しい手順については、Google Cloud コンソール クイックスタートをご覧ください。
ソースコードの構造
Cloud Run functions が関数の定義を見つけるには、ソースコードが特定の構造に従っている必要があります。詳細については、Cloud Run 関数を作成するをご覧ください。
依存関係の指定
Python で記述された Cloud Run functions の依存関係を指定するには、2 つの方法があります。1 つは pip
パッケージ マネージャーの requirements.txt
ファイルを使用する方法、もう 1 つは関数と一緒にローカル依存関係をパッケージ化する方法です。詳細については、Python で依存関係を指定するをご覧ください。
Cloud Run functions では Pipfile/Pipfile.lock
で依存関係を指定できないため、プロジェクトにこれらのファイルが含まれないようにする必要があります。
環境変数
Python ランタイムは、必要に応じて関数で使用する特定の環境変数を自動的に設定します。詳細については、環境変数を構成するをご覧ください。