BigQuery リクエストには、Cloud Storage の検索料金とデータ転送料金が適用されます。

2025 年 2 月 21 日より、BigQuery ユーザーには、料金に関するドキュメントのとおり、Cloud Storage の使用量に対する課金が表示されるようになります。課金に関するバグにより、この使用量に対して以前は課金されていませんでした。

  • Nearline Storage、Coldline Storage、Archive Storage のクラスに対して、既存の料金に関するドキュメント各検索 SKU に基づいて課金されます。
  • リージョン間のネットワーク データ転送料金は、1 つのロケーション内にある BigQuery ジョブが、別のロケーションにある Cloud Storage バケットに保存されているデータを読み取るときに発生します。これらの料金は、次の SKU に記載されています。
  • 大陸 1 と大陸 2 間の GCP ストレージ データ転送(例: us-central1 から europe-west1 の BigQuery データセットへのデータ転送の場合は、北米とヨーロッパ間の GCP ストレージ データ転送
  • 1 つの大陸内の GCP リージョン間のネットワーク データ転送(例: us-east4 から米国の BigQuery データセットへのデータ転送の場合は、北米大陸内の GCP リージョン間のネットワーク データ転送


影響を受けるお客様


今回の変更により、次のようなユーザーが特に大きな影響を受けます。

  • Coldline クラス、Nearline クラス、Archive クラスに関連付けられた Cloud Storage からデータをクエリする
  • Cloud Storage のリモート リージョンから BigQuery にデータをインポートする


この変更は過去の課金データに影響しますか?


いいえ。この変更が以前の請求に影響することはありません。


これらの料金を最小限に抑えるにはどうすればよいですか?


費用増加の可能性を軽減するために、次の措置を講じることができます。

  • 検索料金を最小限に抑えるには、以下の内容をご検討ください。
  • バケットで Autoclass を有効にする
  • データを Nearline Storage、Coldline Storage、Archive Storage から Standard Storage クラスに移行する
  • リージョン間のデータ転送料金を最小限に抑えるには、Cloud Storage のリモート ロケーションからデータをインポートする場合、宛先 BigQuery データセットのローカル Cloud Storage バケットにデータを保存します。次に例を示します。
  • BigQuery US マルチリージョンにデータを読み込む場合は、Cloud Storage バケットを us-central1 に配置することを検討してください。
  • BigQuery us-west1 にデータを読み込む場合は、Cloud Storage バケットを us-west1 に配置することを検討してください。
  • また、既存の Cloud Storage バケットを BigQuery データセットに共存させる場合は、Storage Transfer Service を使用して Cloud Storage バケットを移動できます。
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