地方のヘルスケア サイバーセキュリティに対する Google の取り組み

医療機関がサイバー攻撃を受けると、医療の運営が妨げられ、患者の治療が危険にさらされます。米国の地方の医療システムは 6,000 万人の人々にサービスを提供しており、無数のコミュニティの核となっています。サイバー インシデントにより重要な医療情報システムが利用できなくなると、コミュニティ内の全員の安全が脅かされます。  

Google は、脆弱な医療システムがサイバー攻撃に対するレジリエンスを強化できるよう支援しています。Google は政府や業界と連携し、サービス、サポート、テクノロジーを提供し、システムが患者のケアに専念できるようにしています。

セキュリティを向上させるためのカスタマイズされたイニシアチブ

地方の病院向けに設計

地方の各医療システムや病院には、サービスの対象となるコミュニティの独自性が反映されています。また Google のサービスも同様です。アクセスとコラボレーション、コンサルティング サービスとサポート サービス、セキュリティ トレーニング リソースのための、安全性を重視して設計された Google の技術を割引価格または無償でご利用いただけます。提供される内容はさらに充実してきています。ソリューションは、各地方の医療機関のニーズに合わせて調整されます。この医療施設は、保健資源・サービス局(HRSA)によってへき地として指定された郡または地域に所在している必要があります。

業界内でのコラボレーションの力を活用

サイバー攻撃から身を守り、対応するための効果的なコラボレーションは、医療機関のセキュリティを確保するうえで不可欠です。Google は、Health Information Sharing and Analysis Center(Health-ISAC)のアンバサダー パートナーです。Health-ISAC の使命は、世界中の医療業界における信頼関係を強化することでサイバーセキュリティと物理セキュリティのイベントの防止、検出、対応を支援し、それによってメンバーが健康の改善と人命の救助に集中できるようにすることです。

プログラム サービス

地方の多くの医療制度が直面している経済的制約を考慮し、これらのほとんどは無償で、または大幅な割引とともに提供される予定です。また、条件を満たす組織には実装サービスやサポートも提供します。現時点では、これらのサービスは米国でのみご利用いただけます。

医療システムがインターネット ベースおよび社内のテクノロジー リソースに安全にアクセスして使用し、患者を治療できるよう、Chrome ブラウザと ChromeOS は、他のブラウザとオペレーティング システムの組み合わせよりも安全性の高い代替手段となっています。

Google Workspace は、生産性向上アプリケーション(Google ドキュメント、スライド、スプレッドシート、ドライブなど)、メッセージング アプリケーション(Gmail、Chat など)、アイデンティティ プラットフォーム(Cloud Identity Premium)、高度なセキュリティ ツール スイートと連携してデータの安全を維持します。Workspace は HIPAA を遵守しており、世界中の病院や医療システムで使用されています。

教育とトレーニングの取り組みを支援するため、Mandiant Academy プログラム内のオンデマンドとクラスルーム トレーニングのサイバーセキュリティ コースを無償で提供しています。

Mandiant のインシデント対応担当者は、2004 年以来、世界各地で発生した数々の複雑なセキュリティ侵害事件に最前線で対応してきました。Mandiant のインシデント対応サービスは、お客様が規制要件や社会的信用の失墜を管理しながら、重大なインシデントの範囲を把握して対応し、重大なインシデントからの復旧を行えるよう支援します。対象となる医療機関が低費用でインシデント対応リテイナー サービスをご利用いただけるようになりました。

次のステップへ進むには Google にご連絡ください

専任のチームがお客様と協力し、このプログラムがどのようなニーズに応えられるかを判断します。
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