Google Cloud パフォーマンス ビューには、選択したリージョンまたはゾーンペアの平均パフォーマンス ビューが表示されます。Google Cloud コンソールの Network Intelligence Center で Google Cloudパフォーマンス ビューを使用すると、アプリケーションのパフォーマンス管理を計画できます。 Google Cloud パフォーマンス ビューは、新しいリソースをデプロイする、または既存のワークロードを最適化するのに最適なリージョンとゾーンを特定する際に有用です。たとえば、現在特定のゾーンとリージョンで実行されているものの、他のリージョンのユーザーやその他のワークロードによってアクセスされていることがわかっているとします。
シナリオ: 新しいゾーンとリージョンでのパフォーマンスを把握する
リージョンにワークロードを追加し、要件に最適であるゾーンを確認することを必要としています。
送信元と宛先の選択メニューを使用すると、レイテンシまたはパケットロスのグローバル平均指標を表示する送信元と宛先のペアを選択できます。
リージョンペア内のゾーンを表示するには、ヒートマップからリージョンペアを選択します。この例では、リージョンペア asia-east1
と asia-south1
のヒートマップの正方形をクリックし、タイムセレクタを 30 日間に調整しました。

シナリオ: リージョンまたはゾーンのペアについて過去のデータを表示する
時系列グラフ機能を使用して、選択したゾーンペアの過去のデータを表示します。この例では、ゾーンペア asia-east1-a
と asia-northeast3-a
のヒートマップの正方形と 30 日間に調整されたタイムセレクタを表示できます。

次のステップ
- プロジェクト パフォーマンスのユースケース
- 複数の地域にまたがるパフォーマンス計画のユースケース
- プロジェクト固有のパケットロス ダッシュボードを表示する
- Google Cloud パケットロス ダッシュボードを表示する
- パフォーマンス ダッシュボードをトラブルシューティングする