プロジェクト内のすべての VLAN アタッチメントのリストと、それぞれの詳細を表示できます。たとえば、アタッチメントの名前、関連する Cloud Router の名前、アタッチメントが Cross-Cloud Interconnect のアタッチメントであるか、別の Cloud Interconnect バリアントのアタッチメントであるかを確認できます。アタッチメントの Dataplane バージョンを確認することもできます。
VLAN アタッチメントとその詳細を表示する
コンソール
Google Cloud コンソールで、Cloud Interconnect の [VLAN アタッチメント] タブに移動します。
Cross-Cloud Interconnect 用の VLAN アタッチメントは、専用(クロスクラウド)タイプのアタッチメントとして一覧表示されます。
VLAN アタッチメントを選択して、その詳細を表示します。
gcloud
プロジェクト内のすべての VLAN アタッチメントを一覧表示するには、
gcloud compute interconnects attachments list
コマンドを使用します。gcloud compute interconnects attachments list
出力は次のようになります。Cross-Cloud Interconnect 接続の VLAN アタッチメントは、
DEDICATED
タイプのアタッチメントとして表示されます。NAME: my-vlan-attachment REGION: us-east4 TYPE: DEDICATED INTERCONNECT: my-connection ROUTER: my-router NAME: my-vlan-attachment-2 REGION: us-east4 TYPE: DEDICATED INTERCONNECT: my-connection ROUTER: my-router ...
アタッチメントの詳細を表示するには、
gcloud compute interconnects attachments describe
コマンドを使用します。gcloud compute interconnects attachments describe ATTACHMENT_NAME \ --region= REGION
次のように置き換えます。
ATTACHMENT_NAME
: VLAN アタッチメントの名前REGION
: アタッチメントが配置されているリージョン
出力は次のようになります。
adminEnabled: true bandwidth: BPS_1G cloudRouterIpAddress: 169.254.245.153/29 creationTimestamp: '2023-03-17T23:32:27.087-07:00' customerRouterIpAddress: 169.254.245.154/29 dataplaneVersion: 2 encryption: NONE id: '4461230117430551572' interconnect: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects...my-connection kind: compute#interconnectAttachment mtu: 1500 name: my-vlan-attachment operationalStatus: OS_ACTIVE privateInterconnectInfo: tag8021q: 246 region: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects...us-east4 router: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects...my-router selfLink: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects...my-vlan-attachment stackType: IPV4_ONLY state: ACTIVE type: DEDICATED vlanTag8021q: 246
アタッチメントの Dataplane バージョンを確認する
VLAN アタッチメントを作成した後、アタッチメントの Dataplane バージョンを確認できます。
VLAN アタッチメントの Dataplane バージョンを確認するには、Google Cloud CLI または Compute Engine API を使用します。アタッチメントの Dataplane バージョンは、Google Cloud コンソールには表示されません。
双方向フォワーディング検出(BFD)などの特定の機能を有効にする前に、アタッチメントで Dataplane v2 が使用されていることを確認する必要があります。
gcloud
アタッチメントの Dataplane バージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
gcloud compute interconnects attachment describe ATTACHMENT_NAME \ --region= NAME
次のように置き換えます。
ATTACHMENT_NAME
: アタッチメントの名前REGION
: アタッチメントが配置されているリージョン
出力で、値が 2
の dataplaneVersion
フィールドを探します。
出力に dataplaneVersion
フィールドが表示されない場合は、VLAN アタッチメントはバージョン 1 を使用しています。
次の出力例は、Dataplane v2 を使用する VLAN アタッチメントを示しています。
adminEnabled: true bandwidth: BPS_10G cloudRouterIpAddress: 169.254.132.105/29 creationTimestamp: '2022-03-04T10:08:11.526-08:00' customerRouterIpAddress: 169.254.132.106/29 dataplaneVersion: 2 id: '8542849272424426340' interconnect: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/customer-project/global/interconnects/my-interconnect kind: compute#interconnectAttachment mtu: 1440 name: my-attachment operationalStatus: OS_ACTIVE privateInterconnectInfo: tag8021q: 1100 region: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/customer-project/regions/us-west1 router: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/customer-project/regions/us-west1/routers/ipv6-cf-test-1 selfLink: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/customer-project/regions/us-west1/interconnectAttachments/my-attachment state: ACTIVE type: DEDICATED vlanTag8021q: 1100
API
interconnectAttachments.get
メソッドを使用して dataplaneVersion
フィールドの値を取得します。
GET https://compute.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/regions/REGION/interconnectAttachments/ATTACHMENT_NAME
次のように置き換えます。
PROJECT_ID
: VLAN アタッチメントを含むプロジェクトREGION
: VLAN アタッチメントが配置されているリージョンATTACHMENT_NAME
: VLAN アタッチメントの名前
出力で、値が 2 の dataplaneVersion
フィールドを探します。
出力に dataplaneVersion
フィールドが表示されない場合は、VLAN アタッチメントはバージョン 1 を使用しています。
次のステップ
Cross-Cloud Interconnect の詳細については、Cross-Cloud Interconnect の概要をご覧ください。
Cross-Cloud Interconnect の使用時に発生する可能性のある一般的な問題については、トラブルシューティングをご覧ください。