メンテナンス ポリシー

Memorystore for Memcached については、四半期に 1 回程度の頻度でメンテナンスが行われます。メンテナンスでは、Memcached インスタンスをサポートするオペレーティング システムに重要なソフトウェアの更新プログラムが提供されます。さらに、メンテナンス更新は重要なセキュリティ パッチをインスタンスに追加することを目的としても実施されます。

クラスタが 1 つの Memcached ノードのみで構成されている場合は、クラスタ内のすべてのデータがフラッシュされます。フラッシュしない場合、クラスタ内のノードは順次更新されるため、他のノードは更新中のキューでデータを提供します。ノードが更新された後、他のノードが更新中であっても、ウォームアップされて、キャッシュ呼び出しが返されます。

現在、Memorystore for Redis では、Memcached インスタンスのメンテナンス更新の実施可能時期を示すメンテナンス時間枠を指定できません。

メンテナンスのロールアウト

メンテナンス更新は、各ノードの更新の間に 15 分間隔で最大 6 つのバッチで順次クラスタ内のノードにロールアウトされます。次に例を示します。

クラスタの形状 メンテナンスのロールアウト
2 個のノード ノード 1 --> 15 分 --> ノード 2
6 個のノード ノード 1 --> 15 分 --> ノード 2 --> 15 分
ノード 3 --> 15 分 --> ノード 4 --> 15 分
ノード 5 --> 15 分 - -> ノード 6
11 個のノード ノード 1、2 --> 15 分 --> ノード 3、4 --> 15 分
ノード 5、6 --> 15 分 --> ノード 7、8 --> 15 分
ノード 9、10 --> 15 分 --> ノード 11

メンテナンスのロールアウトをシミュレートする

メンテナンス イベントが発生する前に、キースペースが順次使用不能になることによって生じるアプリケーションへの影響をテストできます。キースペースの欠落がアプリケーションに与える影響を理解することで、Memorystore for Memcached のメンテナンス時にアプリケーションに予期しない悪影響が生じることを回避できます。

メンテナンス イベントをシミュレートするには、gcloud beta memcache applyparameters コマンドを使用します。

このコマンドでメンテナンス イベントをシミュレートするには、一時的に Memcached の構成を変更する必要があります。これにより、メンテナンス中にノードで発生するのと同様のキャッシュ フラッシュがトリガーされます。

クラスタ形状のメンテナンス ロールアウト シーケンスの後に、gcloud beta memcache applyparameters コマンドをバッチで実行します。