PHP ランタイム
Cloud Functions は、次の PHP ランタイムをサポートしています。
- PHP 8.1(推奨)
- PHP 7.4
PHP 開発用にローカルマシンを準備する手順については、Google Cloud での PHP の使用をご覧ください。
Cloud Functions で PHP の使用を開始するには、クイックスタートをご覧ください。
実行環境
実行環境には、PHP ランタイム、オペレーティング システム、アプリケーション サーバー、関数を呼び出すライブラリが含まれます。
PHP ランタイムは、nginx
と PHP-FPM
を使用する Ubuntu 18.04 ベースの実行環境を使用します。詳しくは、Cloud Functions の実行環境をご覧ください。
関数を呼び出すライブラリは、PHP Functions Framework です。
PHP の構成
PHP 関数は、関数のルート ディレクトリに php.ini
ファイルを配置することで構成できます。
PHP の構成を包括的に確認するには、phpinfo()
を実行する関数をデプロイします。次に例を示します。
PHP 7 ランタイムの利用可能な拡張機能とデフォルトの php.ini
ディレクティブの情報をご覧ください。
ランタイムの選択
関数の PHP ランタイムは、デプロイ時に選択できます。
gcloud
Google Cloud CLI を使用している場合は、--runtime
パラメータを使用してランタイムを指定できます。NAME には、関数名を指定します。例:
gcloud functions deploy NAME --runtime php81 --trigger-http
デプロイ時に指定できるその他の引数については、gcloud ツールを使用したデプロイをご覧ください。
コンソール
Google Cloud コンソールを使用している場合は、関数を作成してデプロイするときにランタイムを選択できます。詳しい手順については、Google Cloud コンソール クイックスタートをご覧ください。
ソースコードの構造
Cloud Functions で関数の定義を見つけられるよう、ランタイムごとに、ソースコードの構造に対する特定の要件があります。詳しくは、Cloud Functions の作成をご覧ください。
依存関係の指定
関数の依存関係は、composer.json
というプロジェクト ファイルに追加することで指定できます。詳細については、PHP での依存関係の指定をご覧ください。