このチュートリアルでは、gcloud
コマンドライン ツールで Deployment Manager を使用します。Deployment Manager を使用するためのローカル環境を準備するには、セットアップ手順に従ってください。
プロジェクトを作成する
Deployment Manager には Google Cloud プロジェクトが必要です。すでにプロジェクトが存在する場合は、既存のプロジェクトを使用できます。
Google Cloud を初めてご利用の場合は、新しいプロジェクトを作成して Google Cloud の無料トライアル パッケージを利用できます。このパッケージでは、すべての Google Cloud プロダクトを対象として 90 日間に $300 分を使用できます。無料トライアルに登録するには:
- Google Cloud コンソールを開きます。
- 手順に沿って無料トライアルに登録します。
- プロジェクトの作成を促すメッセージが表示されたら、プロジェクトを識別するための名前とプロジェクト ID を入力するか、またはデフォルトの名前と ID で [作成] をクリックします。
管理する Google Cloud リソースの API を有効にする
Deployment Manager は、他の Google Cloud サービスの API を使用してリソースを作成および管理します。これらのリソースを作成するには、まず、プロジェクトでサービスの API を有効にする必要があります。
このチュートリアルでは、Compute Engine リソースをデプロイするため、Compute Engine API を有効にする必要があります。
次に、Deployment Manager を有効にします。
Google Cloud CLI をインストールする
Google Cloud CLI には、Deployment Manager との操作を簡素化するコマンドライン ツール(gcloud
)があります。
gcloud CLI をインストールするには:
-
あるいは、Cloud Shell を実行します。この環境には
gcloud
がすでにインストールされています。 プロジェクト ID を設定します。
すべてのコマンドでプロジェクト ID が必要になります。毎回指定する必要がないように、デフォルトのプロジェクト ID を設定します。
myproject
は、使用するプロジェクト ID に置き換えます。gcloud config set project myproject
デフォルトのゾーンとリージョンを設定します。Google Cloud のリソースにはゾーンまたは、リージョンを必要とするものがありますが、デフォルトのプロジェクトと同様にデフォルトのゾーンまたは、リージョンを設定できます。デフォルトのゾーンまたはリージョンを設定するには、
gcloud config set
を使用します。この場合、リージョンとしてus-central1
を使用し、ゾーンとしてus-central1-f
を使用します。gcloud config set compute/region us-central1 gcloud config set compute/zone us-central1-f
Deployment Manager GitHub リポジトリのクローンを作成する
Deployment Manager GitHub リポジトリには、Google や Deployment Manager コミュニティで作成されたサンプルと、このチュートリアルで使用したサンプルがあります。
git clone https://github.com/GoogleCloudPlatform/deploymentmanager-samples
# open the samples folder
cd deploymentmanager-samples/examples/v2/step_by_step_guide
環境を設定したら、デプロイの作成を開始できます。