このページでは、Cloud Data Fusion のアップグレードに関する問題を解決する方法について説明します。
6.1 からのアップグレード後に Dataproc クラスタがプロビジョニングの状態で停止する
バージョン 6.1 からバージョン 6.2.0 以降にアップグレードすると、次の問題が発生します。
アップグレード時にネットワーク タグが保持されないため、Dataproc クラスタがプロビジョニングの状態で停止します。このエラーは、環境に制限付きのネットワーク ポリシーやセキュリティ ポリシーがある場合に特に発生することがあります。
代わりに、更新された各インスタンスで、使用される各コンピューティング プロファイルにネットワーク タグを手動で追加してください。
次の手順でネットワーク タグをコンピューティング プロファイルに追加します。
Google Cloud コンソールで、Cloud Data Fusion の [インスタンス] ページに移動します。
[インスタンスの表示] をクリックします。
[System Admin] をクリックします。
[構成] タブをクリックします。
[System Compute Profiles] フィールドを展開します。
[Create New Profile] をクリックします。プロビジョナーのページが開きます。
[Dataproc] をクリックします。
ネットワーク タグなどのプロファイル情報を入力します。
[作成] をクリックします。
タグを追加したら、パイプラインで更新後のプロファイルを使用します。この新しいタグは、今後のリリースでは保存されます。
次のステップ
- Cloud Data Fusion インスタンスのパッチ リビジョンを管理する。
- パイプラインとインスタンスのバージョン アップグレードを管理する。
- Cloud Data Fusion でのバージョニングについて学習する。
- 利用可能なバージョンとパッチ リビジョンのアップグレードを確認する。