リリース チャネル

リリース バージョン

Container-Optimized OS のバージョンは、10895.52.0 のように整数の 3 タプルとして表されます。新しい Container-Optimized OS のバージョン名は、辞書順に新しくなります。たとえば、バージョン 10895.10.010895.9.0 より新しいバージョンです。このバージョン番号には、どのイメージが他のイメージより新しいかを示す以上の意味はありません。

リリース バージョンは、Container-Optimized OS イメージ名の接尾辞として表示されます。たとえば、イメージ cos-beta-69-10895-52-0 のバージョンは 10895.52.0 です。

リリース マイルストーン

Container-Optimized OS イメージは、リリース マイルストーンでリリースされます。リリース マイルストーンの例には、606162 などがあります。マイルストーンとは、開発サイクルのステージを通過する一連のイメージのことです。開発サイクルの詳細については、リリース チャネルをご覧ください。リリース マイルストーンは、メジャー ソフトウェア バージョンに似ています。

イメージのマイルストーンは、通常、Container-Optimized OS イメージ名に表示されます。たとえば、イメージ cos-beta-69-10895-52-0 はマイルストーン 69 の一部です。

リリース チャネル

Container-Optimized OS リリース チャネルとは、各マイルストーンが開発の過程を辿るときの安定度のステージのことです。各マイルストーンは次の 3 つのリリース チャネルを通過します。

dev チャネル

dev チャネルのマイルストーンは、アクティブな機能の開発段階にあります。イメージは dev マイルストーンで定期的にリリースされます。dev マイルストーンでの新しいリリースには、Container-Optimized OS チームからの最新の機能が含まれています。通常、dev チャネルには一度に 1 つのマイルストーンしか存在しません。dev チャネルのマイルストーンは、約 6 週間後に beta チャネルに昇格されます。

beta チャネル

beta チャネルのマイルストーンは機能の完成です。beta マイルストーンでの新しいリリースには、通常、バグ修正のみが含まれています。多くの場合、beta チャネルには一度に 1 つのマイルストーンしか存在しません。beta チャネルのマイルストーンは、約 6 週間後に stable チャネルに昇格されます。

stable チャネル

stable チャネルのマイルストーンは、十分にテストされ、高品質であることが期待されます。stable マイルストーンでの新しいリリースはほとんどなく、重大なバグ修正やセキュリティ更新が含まれています。多くの場合、stable チャネルには一度に複数のマイルストーンが存在します。stable チャネルのマイルストーンは最終的に廃止され、それ以降、そのマイルストーンで新しいリリースが行われることはありません。各マイルストーンのサポート期間の詳細については、サポート ポリシーをご覧ください。

Container-Optimized OS ユーザーは、任意のリリース チャネルのイメージを使用できます。リリース チャネルを選ぶ原則は次のとおりです。

  • テストやプロトタイプでは、dev または beta チャネルから最新イメージを選択します。
  • 本番環境のデプロイでは、stable チャネルからイメージを選択します。

リリース チャネルを利用する方法

リリース チャネルにより、Container-Optimized OS ユーザーは、Container-Optimized OS マイルストーンの開発状況を確認できます。複数のリリース チャネルを利用するためには、本番環境に加えて段階的なテストをセットアップすることを強くおすすめします。たとえば、負荷の軽い「夜間」テスト環境では、dev チャネルの最新リリースを選ぶことで、新機能をテストすると同時に、できるだけ早く潜在的な問題を検出できます。また、本番環境に合わせて用意した複雑な「ステージング」テスト環境あるいは「カナリア」テスト環境では、beta チャネルの最新リリースを選ぶことができます。このようなセットアップによって、本番環境を stable チャネルより新しいマイルストーンに切り替える際の、予期しない問題の発生を最小限に抑えることができます。

自動更新

Container-Optimized OS では、アクティブ - パッシブ ルート パーティション スキームが使用されます。従来の Linux ディストリビューションでのパッケージごとの更新とは異なり、この OS イメージはカーネルを含めて全体が更新されます。イメージは、自動更新機能が有効な状態で出荷されます。つまり、デフォルトの Container-Optimized OS インスタンスは、常に、リリース直後に、同じチャネル上により新しい OS バージョンをダウンロードし、パッシブ パーティションにインストールします。インスタンスが再起動されないと更新が有効にならないので注意してください。自動更新機能では、更新がインストールされても再起動は強制的に行われません。更新バージョンがインストールされた後で、さらに新しいバージョンに更新できるようにするには、インスタンスを再起動する必要があります。

実行中のインスタンスで次のコマンドを使用すると、自動更新のステータスを確認できます。

sudo update_engine_client --status

実行中のインスタンスで次のコマンドを使用すると、自動更新を行うことができます。

sudo update_engine_client --update

新しいインスタンスを作成するときに cos-update-strategy メタデータを設定すると、自動更新を無効にすることができます。

gcloud compute instances create ... --metadata cos-update-strategy=update_disabled

または、既存のインスタンスに対しては add-metadata を使用します。

gcloud compute instances add-metadata ... --metadata cos-update-strategy=update_disabled
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