このドキュメントでは、VM Manager の料金の詳細について説明します。Google Cloud 料金計算ツールを使用して、VM Manager の使用コストを見積もることもできます。
料金
アクティブな OS Config エージェントを実行する VM ごとに、VM Manager スイート全体が定額料金で課金されます。
有効な OS Config エージェントが存在する VM の数に基づいて、次のように課金されます。
注: VM Manager の制限付きの機能モードでは、一部の機能を無料で VM(台数無制限)においてご利用いただけます。たとえば、プロジェクト内の VM の OS ポリシー割り当てを表示できますが、独自の OS ポリシー割り当ての作成や、VM Manager を使用したパッチジョブの作成はできません。詳細については、Ops エージェントをインストールして、制限付きの機能モードで VM Manager を有効にするワークフローをご覧ください。制限を解除するには、Google Cloud コンソールを使用して VM Manager のすべての機能を有効 にします。
次の表は、合計請求金額の算出に使用できる単位と計算式をまとめたものです。
項目 | 費用/単価(米ドル) |
---|---|
時間単位の費用(アクティブなエージェントを実行する VM あたり) | $0.003 / 1 count, per 1 month / account |
継続利用割引(Cloud 請求先アカウントあたり) | 無料枠の VM 数 = 100 毎月の使用量の計算式 =(その月の時間数 × 無料 VM の数) たとえば 1 か月が 31 日の場合、アクティブ エージェント時間は 744 × 100 = 74,400 になります。 |
計算の例
次の例では米ドルで計算しています。
例 1
アクティブな OS Config エージェントを使用する 10 台の VM を 31 日間(1 か月、744 時間)実行した場合、上の表に従って次のように計算します。
無料枠 = 74,400 エージェント時間
1 か月の使用量 = 744 * 10= 7,440 エージェント時間
1 か月の使用量が無料枠よりも少ないため、調整後の月の使用量は 0 エージェント時間になり、合計金額は $0 になります。
例 2
アクティブな OS Config エージェントを使用する 100 台の VM を 31 日間(1 か月、744 時間)実行した場合、上の表に従って次のように計算します。
無料枠 = 74,400 エージェント時間
1 か月の使用量 = 744 × 100 = 74,400 エージェント時間
1 か月の使用量は無料枠と等しくなるため、調整後の月の使用量は 0 エージェント時間になり、合計金額は $0 になります。
例 3
アクティブな OS Config エージェントを使用する 700 台の VM を 31 日(1 か月、744 時間)間実行した場合、上の表に沿って次のように計算します。
無料枠 = 74,400 エージェント時間
1 か月の使用量 = 744 × 700 = 520,800 エージェント時間
1 か月の使用量は無料枠を超えているため、調整後の月の使用量は (520,800 - 74,400) = 446,400 エージェント時間になります。1 か月の費用は次のように計算されます。
月額料金 = $0.003 * 無料枠を超えたエージェント時間数
= $0.003 × 446,400 = $1,339.20