ML.FEATURE_CROSS 関数
このドキュメントでは、入力特徴の特徴クロスを作成できる ML.FEATURE_CROSS
関数について説明します。
構文
ML.FEATURE_CROSS(struct_categorical_features [, degree])
引数
ML.FEATURE_CROSS
は次の引数を取ります。
struct_categorical_features
: 交差させるカテゴリ特徴を指定するSTRUCT<STRING>
値。入力特徴の最大数は 10 です。struct_numerical_features
で無名の特徴や重複する特徴を指定しないでください。degree
:[2, 4]
の範囲で特徴のすべての組み合わせの最高次数を指定するINT64
値。デフォルト値は2
です。
出力
ML.FEATURE_CROSS
は、1 次数のアイテム(元の特徴)と自己交差するアイテムを除く、degree
値以下の次数を持つ交差カテゴリ特徴のすべての組み合わせを識別する STRUCT<STRING>
値を返します。出力 STRUCT のフィールド名は、元の特徴名を連結したものです。
例
次の例では、3 つの特徴を交差させます。
SELECT ML.FEATURE_CROSS(STRUCT('a' AS f1, 'b' AS f2, 'c' AS f3)) AS output;
出力は次のようになります。
+---------------------------------------------+ | output | +---------------------------------------------+ | {"f1_f2":"a_b","f1_f3":"a_c","f2_f3":"b_c"} | +---------------------------------------------+
次のステップ
- 特徴の前処理の詳細については、特徴前処理の概要をご覧ください。
- 各モデルタイプでサポートされている SQL ステートメントと関数については、各モデルのエンドツーエンドのユーザー ジャーニーをご覧ください。