概要
Workload Manager は、インフラストラクチャ、OS、アプリケーションの構成レベルで構成チェックを提供します。
Workload Manager の料金の仕組み
Workload Manager では、実行されたルール評価ごとに $0.01 が課金されます。実行されたルール評価は、評価の選択したスコープ内のリソース構成に対して Workload Manager ルールが評価されたときに行われます。
例 - 1 日に Workload Manager を実行する 100 台の VM
100 個の VM を含むワークロードがあり、評価するルールを 25 個選択しているとします。ルール評価あたりの料金は、評価されるリソースごとに 1 ルールあたり $0.01 です。つまり、1 回限りの料金は $0.01 × 25 ルール × 100 VM、つまり実行された評価に対して$25 になります。
評価スコープ内のルール数やリソース数を変更せずに評価を毎日実行する場合、1 日あたりのスキャンごとに同じ $25 が請求されます。
1 か月が 30 日間の場合、100 台の VM のワークロード全体の月額費用は 25 × 30 = 月額 750 ドルです。
料金に関するその他の考慮事項
Workload Manager では、正常に実行された評価に対してのみ料金が発生します。ルール評価が完了しなかった場合やエラーが発生した場合、失敗したルール評価に対して料金は発生しません。
さらに、Workload Manager は各ルールのスコープ内にあるリソースを検出し、該当しないリソースに対するルール評価は実行せず、料金も請求しません。たとえば、SAP HANA のルールは SAP NetWeaver VM に対して実行されないため、選択したスコープ内のリソースにルールが適用された場合にのみ課金されます。