Titanium

Titanium は、Google Cloud のカスタム設計アーキテクチャで、ネットワークとストレージのタスクを専用のハードウェアにオフロードし、CPU 全体をアプリケーション専用に予約することで、より一貫性のある予測可能なパフォーマンスを実現します。

Titanium は、C3、C3D、C4、C4A、C4D、H3、H4D、N4D、N4A（プレビュー版）、X4、Z3 などの Google Cloud の最新の仮想マシンタイプをサポートしています。Hyperdisk ブロックストレージとネットワーキングも利用できます。

システムには次のものが含まれます。

Titan セキュリティマイクロコントローラ: カスタム設計されており、Google Cloud のインフラストラクチャにハードウェアのルートオブトラストを提供します
Titanium アダプタ: 仮想化サービスのハードウェアアクセラレーションを提供する専用のオフロードカード。これにより、ホスト CPU から処理がオフロードされ、リソースが解放されます
Titanium SSD: SSD のセキュリティ、パフォーマンス、管理を強化する、Titanium I/O オフロード処理に基づくカスタム設計のローカル SSD
Titanium オフロードプロセッサ（TOP）: データセンター全体にデプロイされたシリコンデバイスにホスト CPU からネットワークおよび I/O 処理をオフロードする、スケーラブルで柔軟な方法

Titanium は、ホストハードウェアから処理をオフロードすることで、ワークロードにより多くのコンピューティングリソースとメモリリソースを提供します。

Hyperdisk Extreme ブロックストレージを使用する場合は、インスタンスあたり最大 500,000 IOPS。業界をリードするハイパースケーラーの中で最高
最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅
フルラインレートでのネットワーク暗号化により、パフォーマンスを犠牲にすることなくセキュリティを確保
特に機密性の高いワークロードに対するベアメタルと同等のパフォーマンス

Titanium は、ホストハードウェアからセキュリティ処理をオフロードすることで、ワークロードをセキュリティ上の脅威から保護します。

Titanium のモジュール式ソフトウェアとハードウェアは、オフロード機能と組み合わせることで、ワークロードの継続性とセキュリティを維持しながらインフラストラクチャの更新を容易にします。

大部分のワークロードに対するシームレスな更新と、機密性が高いワークロードに対する高度なメンテナンス管理機能
リモートインフラストラクチャの更新をどこからでも開始可能
ネットワーキング機能とストレージ機能はすべて、Titanium アダプタの専用ドメインでホストから実行されるため、各サービスの更新とメンテナンスを、ホスト上のワークロードから分離して個別に実行できます。

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