Cloud SQL Auth Proxy を使用して Cloud SQL for SQL Server に接続する

このページでは、Cloud SQL Auth Proxy を使用して、ローカルテスト環境から Cloud SQL に接続する方法を示します。Cloud SQL Auth Proxy を使用すると、承認済みネットワークや SSL の構成を必要とせずに、安全に Cloud SQL インスタンスへアクセスできます。Cloud SQL Auth Proxy を使用すると、Cloud SQL インスタンスに安全に接続できます。

このページの手順はテスト環境専用です。本番環境では使用しないでください。本番環境に必要な構成の詳細については、本番環境で Cloud SQL Auth Proxy を使用するおよび Cloud SQL Auth Proxy を使用して接続するをご覧ください。

始める前に

  1. Google Cloud アカウントにログインします。Google Cloud を初めて使用する場合は、アカウントを作成して、実際のシナリオでの Google プロダクトのパフォーマンスを評価してください。新規のお客様には、ワークロードの実行、テスト、デプロイができる無料クレジット $300 分を差し上げます。
  2. Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

    プロジェクト セレクタに移動

  3. Google Cloud プロジェクトで課金が有効になっていることを確認します

  4. Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

    プロジェクト セレクタに移動

  5. Google Cloud プロジェクトで課金が有効になっていることを確認します

  6. 必要な Google Cloud APIs を有効にします。

    Console

    Google Cloud Console の [API] ページに移動します。

    [API] に移動

    Cloud SQL Admin API を有効にします。

    gcloud

    次のボタンをクリックして Cloud Shell を開きます。これにより、ブラウザから Google Cloud リソースにコマンドラインで直接アクセスできます。Cloud Shell を使用して、このクイックスタートで紹介する gcloud コマンドを実行できます。

    Cloud Shell を開く

    Cloud Shell を使用して、次のように gcloud services enable コマンドを実行し、このクイックスタートに必要な API を有効にします。

    gcloud services enable sqladmin.googleapis.com

    このコマンドにより、次の API が有効になります。

    • Cloud SQL Admin API

Cloud SQL インスタンスを作成する

このクイックスタートでは、Google Cloud コンソールを使用します。gcloud CLI、cURL、PowerShell を使用するには、インスタンスの作成をご覧ください。

  1. Google Cloud コンソールで Cloud SQL の [インスタンス] ページに移動します。

    Cloud SQL の [インスタンス] に移動

  2. [インスタンスを作成] をクリックします。
  3. [SQL Server を選択] をクリックします。
  4. [インスタンス ID] に「myinstance」と入力します。
  5. sqlserver ユーザーのパスワードを入力します。
  6. [作成] をクリックします。

    インスタンスのリストに戻ります。新しいインスタンスをすぐにクリックして詳細を表示できますが、初期化と起動が完了するまで他のオペレーションには使用できません。

Debian、Ubuntu

Debian / Ubuntu については、こちらの手順を使用して、該当する SQL Server コマンドライン ツールをインストールします。

CentOS / RHEL

CentOS / RHEL については、こちらの手順を使用して、該当する SQL Server コマンドライン ツールをインストールします。

openSUSE

openSUSE については、こちらの手順を使用して、該当する SQL Server コマンドライン ツールをインストールします。

他のプラットフォーム

SQL サーバーをインストールするためのランディング ページと、SQL Server のダウンロード ページをご覧ください。

Cloud SQL Auth Proxy クライアントをインストールする

インストールについては、Cloud SQL Auth Proxy のインストールをご覧ください。

インスタンス接続名を取得する

  1. Google Cloud コンソールで Cloud SQL の [インスタンス] ページに移動します。

    Cloud SQL の [インスタンス] に移動

  2. インスタンス名をクリックして [概要] ページを開きます。
  3. [このインスタンスと接続] セクションで接続名をコピーします。接続名の形式は projectID:region:instanceID です。

Cloud SQL Auth Proxy を起動する

専用のターミナルで Cloud SQL Auth Proxy を起動して、その出力をモニタリングできるようにします。INSTANCE_CONNECTION_NAME を、前のステップでコピーしたインスタンス接続名に置き換えます。

Linux 環境の場合は、次のコマンドを使用して Cloud SQL Auth Proxy を起動します。

./cloud-sql-proxy INSTANCE_CONNECTION_NAME

Windows の PowerShell では、次のコマンドを使用して Cloud SQL Auth Proxy を起動します。

.\cloud-sql-proxy.exe INSTANCE_CONNECTION_NAME

次のようなメッセージが表示されます。

Listening on 127.0.0.1:1433 for INSTANCE_CONNECTION_NAME
Ready for new connections

次のコマンドを実行します。USER_NAME は SQL Server のユーザー名に置き換えます。

sqlcmd -S 127.0.0.1 -U USER_NAME

Cloud SQL Auth Proxy を起動したターミナル ウィンドウに戻ります。次のようなメッセージが表示されます。

New connection for myInstance

クリーンアップ

このページで使用したリソースについて、Google Cloud アカウントに課金されないようにするには、次の操作を行います。

  1. Google Cloud コンソールで Cloud SQL の [インスタンス] ページに移動します。

    Cloud SQL の [インスタンス] に移動

  2. myinstance インスタンスを選択して [インスタンスの詳細] ページを開きます。
  3. ページ上部にあるアイコンバーで、[削除] をクリックします。
  4. インスタンスの削除ウィンドウでインスタンスの名前を入力し、[削除] をクリックします。

省略可能なクリーンアップ手順

このクイックスタートで有効にした API を使用しない場合は、無効にすることができます。

  • このクイックスタートで有効にした API:
    • Cloud SQL Admin API
  1. Google Cloud Console の [API] ページに移動します。

    [API] に移動

  2. Cloud SQL Admin API を選択し、[API を無効にする] ボタンをクリックします。

次のステップ