このページでは、Cloud SQL for SQL Server インデックス アドバイザーについて説明します。
Cloud SQL for SQL Server には、データベースで定期的に処理されるクエリを追跡するフルマネージド インデックス アドバイザーが用意されています。インデックス アドバイザーは、これらのクエリを定期的に分析して、クエリのパフォーマンスを改善できる新しいインデックスを推奨します。インデックス アドバイザーを有効にすると、システムとクエリのパフォーマンスの問題を検出し、修正できます。
インデックス アドバイザーの仕組み
インデックス アドバイザーは、次の処理を行うことでクエリ処理を改善します。
- インデックスを作成する SQL コマンドを使用して、インデックスのセットを推奨します。
- 推奨インデックスの評価に役立つデータ(推定ストレージ サイズ、インデックスがクエリに与える影響など)を提供します。
CREATE INDEX
コマンドを保存、表示します。追跡されるクエリはすべて正規化されたクエリであり、リテラルはすべて削除されます。
インデックスに関する推奨事項は、保存時に暗号化されます。インデックス アドバイザーの使用方法について詳しくは、インデックス アドバイザーを使用するをご覧ください。Cloud SQL Enterprise Plus エディションの Query Insights でインデックス アドバイザーを使用する方法について詳しくは、Query Insights でインデックス アドバイザーを使用するをご覧ください。
制限事項
Cloud SQL for SQL Server インデックス アドバイザーには、次の制限事項があります。
- インデックス アドバイザーは
CREATE INDEX
の推奨事項のみを提供します。
Cloud SQL Enterprise Plus エディションのクエリ分析情報を有効にする必要があります。これは、Cloud SQL Enterprise Plus エディションのインスタンスで使用できます。
Cloud SQL for SQL Server 2019 以降が必要です。