Cloud Service Mesh のオフライン インストールを準備する

このページでは、Google Cloud 上の GKE 以外のサポートされているプラットフォームで Cloud Service Mesh のオフライン インストールを準備する方法について説明します。

asmcli ツールを使用して Cloud Service Mesh をインストールする場合、構成とアーティファクトの保存にはローカル ディレクトリが使用されます。デフォルトでは、ツールの実行時に一時ディレクトリが作成されます。コマンドラインで --output_dir オプションを使用して、ディレクトリを指定することもできます。必要な構成とアーティファクトを含むディレクトリがすでに存在している場合は、それらを再利用できるため再ダウンロードは不要です。

Cloud Service Mesh のオフライン インストールを実行するには、インターネットにアクセスできるマシンで構成パッケージを生成してから、インターネットにアクセスできないマシンにパッケージを配布します。次に、サブコマンド asmcli build-offline-package を使用して構成パッケージを生成します。

始める前に

始める前に、次のことを行ってください。

Cloud Service Mesh のオフライン インストール

Cloud Service Mesh のオフライン インストールを準備する方法の概要は次のとおりです。

  1. インターネットにアクセスでき、Cloud Service Mesh がインストールされているマシンでパッケージを作成します。作成したパッケージをフォルダ OFFLINE_PKG_DIR_PATH に保存します。

    ./asmcli build-offline-package \
    --output_dir OFFLINE_PKG_DIR_PATH
    
  2. 構成ディレクトリと asmcli ツールをオフラインのパソコンにコピーします。

  3. Cloud Service Mesh のインストールの通常の手順に沿って操作します。手順の中で asmcli install を実行する場合は、必ず --offline フラグも渡し、前の手順で作成した構成ディレクトリを指定してください。

      ./asmcli install \
      --output_dir OFFLINE_PKG_DIR_PATH \
      --project_id PROJECT_ID \
      --cluster_location CLUSTER_LOCATION \
      --cluster_name CLUSTER_NAME \
      --offline
    

次のステップ