Google Agentspace に関するよくある質問

ご利用にあたって

Google Agentspace は、AI エージェントを大規模に構築、管理、導入するための単一の安全なプラットフォームです。

AI エージェントを利用できるようになり、次のことが可能になります。

  • AI エージェントを作成するか、事前構築されたエージェントを使用して、時間のかかるタスクやワークフローを自動化する。
  • PDF、メール、レポートなど、サイロ化された情報から必要な情報を簡単に見つけて、分析情報を引き出す。  
  • 動画、画像、テキスト、コードなどのコンテンツを生成する。
  • 他の場所で構築または購入したエージェントを含め、すべての組織のエージェントを管理および保護する。

コネクタの利用対象やオンボーディングのニーズなど、組織固有の要件についてのご相談は、営業担当者または Google Cloud アカウント チームにお問い合わせいただくことをおすすめします。

Enterprise エディションは、1 ライセンスにつき月額 25 米ドルからご利用いただけます。1 年契約の年単位の料金もご利用いただけます。コネクタの利用対象やオンボーディングのニーズなど、組織固有の要件についてのご相談は、営業担当者または Google Cloud アカウント チームにお問い合わせください。

はい。月単位または年単位のサブスクリプションで、最大 5,000 個のライセンスを購入できます。月単位、年単位のどちらもサブスクリプションの自動更新が設定できます。設定方法の詳細

5,000 個を超えるライセンスが必要な場合は、営業担当者または Google Cloud アカウントチームにお問い合わせください。

NotebookLM Enterprise は、企業データへの安全で拡張されたアクセスを実現します。詳細

  • 音声概要、ノートブック、1 ノートブックあたりのソースの上限数が 5 倍
  • ノートブックのスタイルや長さをカスタマイズ
  • 組織全体で使用するためのエキスパートによるガイドやヘルプセンターを作成
  • 組織で共有するノートブックを作成し、使用状況を分析
  • VPC-SC、IAM コントロールなどの追加のプライバシーとセキュリティの機能を利用

エージェントとコネクタ

Google では、AI エージェントは、AI を使用してユーザーの代わりに目標を追求し、タスクを完了させるソフトウェア システムであると考えています。推論、計画、記憶する能力を持つことが示されており、意思決定、学習、適応するレベルの自律性を備えています。このような機能は、エージェント AI と呼ばれることもあります。

エージェントは、主にマルチモーダル生成 AI と Gemini のような基盤モデルによって実現されています。これにより、テキスト、動画、音声、コードなど、ほぼあらゆる種類の情報を同時に処理できます。より実用的な観点から言えば、AI エージェントはチャットや AI 予測を超えて、人間の介入を最小限に抑え、私たちに代わって作業を実行できます。詳細

Deep Research エージェント(許可リストによる一般提供)は、従業員に代わって複雑なトピックを調査し、社内外の情報源から情報を統合して、包括的で読みやすいレポートを単一のプロンプトで作成します。

Idea Generation エージェント(許可リストによるプレビュー)は、あらゆる分野で新しいアイデアを自律的に生み出し、科学的方法にヒントを得た競争システムで評価して最適なソリューションを見つけることで、従業員のイノベーションを支援します。

NotebookLM Plus(一般提供中)は、従業員が情報を統合し、分析情報を導き出し、データと関わる新しい方法を提供します。これは、何百万人もの NotebookLM ユーザーに愛されているエクスペリエンスと同じであり、業務での使用に必要なセキュリティとプライバシー機能が強化されています。

はい。お客様や会社のデベロッパーが Salesforce Agentforce や Microsoft Copilot などの外部プラットフォームでエージェントを作成した場合、Agentspace エクスペリエンスでそれらのエージェントをアップロード、アクセス、デプロイできます。

Google Agentspace は、組織の既存のデータソースと統合するためのさまざまなコネクタを提供します。

よく使われるコネクタには次のものがあります。

  • Google Workspace: ドライブ、カレンダー、Gmail、グループをリアルタイムで同期
  • Microsoft: OneDrive、Outlook、SharePoint、Entra ID
  • ServiceNow
  • Jira
  • Confluence

利用可能なすべてのコネクタを表示

コンプライアンス

Agentspace は、記録の保持、アクセス、整合性の維持に関する厳格なクラウド コンプライアンス要件を満たしています。その内容を詳しく説明します。

データ所在地: 選択したリージョンにデータが留まることを保証します。

Google Cloud の監査ロギング: 会社の Agentspace アクティビティに関する不変の電子ログを保存し、セキュリティ、監査、コンプライアンス エンティティが Agentspace の脆弱性や外部データの不正使用の可能性をモニタリングできるようにします。

顧客管理の暗号鍵(CMEK) : Cloud Key Management Service を介してお客様が管理する鍵で Agentspace のデータを暗号化し、保護レベル、ロケーション、ローテーション スケジュール、使用とアクセスの権限、暗号境界を組織が制御できるようにします。

VPC セキュリティ管理: 組織のネットワーク外の信頼できない場所からのアクセスをブロックし、データ漏洩のリスクを軽減します。

FedRampHIPAA などの業界標準のコンプライアンス

Agentspace は、さまざまな ID プロバイダをサポートしてユーザーを認証し、接続されたエンタープライズ システムからのデータアクセス制御を適用します。アプリケーションへのユーザー アクセスとコネクタからデータへのアクセスの両方を検証し、Agentspace のコンテンツにアクセスできるのは承認されたユーザーのみであることを保証します。

Agentspace は、さまざまなレベルで ID とアクセスの制御を適用します。

  • Cloud Identity and Access Management を使用して、プロビジョニングされた管理者とユーザーへのアクセスに制限する
  • コネクタからインデックスが付けられたコンテンツを選択し、データのインデックス作成に必要な最小限の権限を使用できる
  • Google とサードパーティの ID システムおよびユーザー グループをサポートし、Agentspace へのユーザー認証を行う
  • 検索、アシスタント、エージェントによる情報漏洩を防ぐためにドキュメント レベルのアクセス制御を適用する

Agentspace は、Google Cloud の安全性を重視して設計されたインフラストラクチャを基盤にして構築されているため、組織全体に AI エージェントを安心してデプロイできます。

  • データを所有するのはお客様であり、Google ではありません
  • プロンプト、出力、トレーニングなどのお客様のデータは、Google のモデルや他のお客様のモデルのトレーニングに使用されることはありません
  • Google が第三者にお客様のデータを販売することはありません
  • Google がお客様のデータを広告に使用することはありません
Google Agentspace
  • Google Cloud プロダクト
  • 100 種類を超えるプロダクトをご用意しています。新規のお客様には、ワークロードの実行、テスト、デプロイができる無料クレジット $300 分を差し上げます。また、すべてのお客様に 25 以上のプロダクトを無料でご利用いただけます(毎月の使用量上限があります)。