ストレージの概要

Google Distributed Cloud(GDC)エアギャップ アプライアンス ストレージは、NetApp ONTAP Select(OTS)によって管理されるソフトウェア ベースのハイパーコンバージド ストレージ システムです。OTS は、ブロック ストレージとオブジェクト ストレージの提供を担当します。ブロック ストレージとオブジェクト ストレージは、同じ基盤となるストレージ プールと容量を共有します。

ブロック ストレージ

GDC は、安全性、信頼性、耐久性に優れた低レイテンシのネットワーク ベースのブロック ストレージを提供します。このストレージには、仮想マシン(VM)やコンテナが物理ディスクのようにアクセスできます。ブロック ストレージのパフォーマンスはサイズに合わせて自動的にスケーリングされ、ワークロードのパフォーマンスと容量の要件を満たすようにサイズを変更できます。

オブジェクト ストレージ

オブジェクト ストレージ(オブジェクト ベース ストレージとも呼ばれます)は、大量の非構造化データを処理するように設計されたコンピュータ データ ストレージ アーキテクチャです。他のアーキテクチャとは異なり、データを個別の単位として指定し、各データ単位の検索とアクセスに使用できるメタデータと固有識別子をバンドルします。GDC オブジェクト ストレージは、ウェブサイト、ストリーミング動画、モバイルアプリなどのユースケースに適しています。