Kubernetes クラスタの概要

GKE on GDC を活用して、Google Distributed Cloud(GDC)エアギャップ アプライアンスでコンテナ ワークロードを実行します。GDC で Kubernetes クラスタを作成してコンテナ ワークロードを実行し、コンピューティング要件の進化に合わせてクラスタのプロビジョニング後でもスケーリングできます。GDC で最大 2 つのユーザー クラスタをプロビジョニングして、コンピューティング要件をサポートできます。

Kubernetes クラスタは論理的に分離され、異なる障害ドメインと分離保証が提供されます。場合によっては、物理的に分離されることもあります。GDC の組織には、専用のクラスタセットがあります。組織では、次のクラスタタイプを使用できます。

  • 管理クラスタ: このクラスタは、組織のマネージド サービスのコントロール プレーン コンポーネントを実行します。また、一部のコア インフラストラクチャ サービスもホストします。管理クラスタは、システムのブートストラップ時に作成されます。
  • システム クラスタ: このクラスタは、組織の仮想マシン(VM)ワークロードと一部のマネージド サービス データプレーン ワークロードを実行します。システム クラスタは、システムのブートストラップ時に作成されます。
  • ユーザー クラスタ: 必要に応じて、組織のコンテナベースのワークロードを実行するユーザー クラスタを作成できます。ワーカーノードの数は、クラスタの使用率によって異なります。ニーズの変化に合わせてスケーリングできます。

ユーザー クラスタの作成と管理は、GDC コンソールを使用して行います。このトピックのセクションでは、ユーザー クラスタの管理について説明します。ユーザー クラスタでのコンテナの作成と管理の詳細については、コンテナ ワークロードをデプロイするをご覧ください。