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このページでは、Cloud Composer 1 での環境スケーリングの仕組みについて説明します。
環境のスケーリングの詳細については、環境をスケーリングするをご覧ください。
サイズ変更可能な環境
Cloud Composer 1 には、一定数のワーカーを実行する環境があります。
環境を作成するときに、ノードの数を指定します。この数は、環境内のワーカーの数に対応します。Cloud Composer は、環境内のすべてのワーカー間で負荷を分散します。環境ノードは、Airflow ワーカーの実行に加えて、スケジューラやその他の環境コンポーネントも実行します。
環境内のノードの数を変更することで、環境をスケーリングできます。
スケールとパフォーマンスのパラメータ
環境の Airflow データベース コンポーネントとウェブサーバー コンポーネントで使用されるマシンタイプを調整することで、環境のスケーリング パラメータとパフォーマンス パラメータを制御できます。そうすることで、ノード数の設定で提供される水平スケーリングに加え、環境を垂直方向にスケーリングできます。Airflow データベースとウェブサーバーのマシンタイプはいつでも調整できます。
環境ノードのマシンタイプは、環境を作成するときに設定します。このパラメータを後で変更することはできません。つまり、Cloud Composer 1 で Airflow ワーカーを垂直方向にスケーリングすることはできません。
複数のスケジューラ
Airflow 2 では、複数の Airflow スケジューラを同時に使用できます。この Airflow 機能は、HA スケジューラとも呼ばれます。Cloud Composer 1 では、環境のスケジューラの数の設定や調整がいつでもできます。Cloud Composer では、環境内のスケジューラの数は自動スケーリングされません。
環境のスケジューラ数の構成に関する詳細については、環境をスケーリングするをご覧ください。
データベースのディスク容量
Airflow データベースのディスク容量は、需要に応じて自動的に増加します。