Java 互換ライブラリは、App Engine スタンダード環境の Java ランタイムで使用できます。この手順では、Apache Maven を使用してサンプルアプリを構築、実行、デプロイします。Maven のインストールについては、Apache Maven と App Engine プラグインの使用をご覧ください。
依存関係の宣言と管理
Maven を使用して依存関係を管理するには、プロジェクトの pom.xml
ファイル内にある <dependencies>
セクションで依存関係を指定する必要があります。
プロジェクトの Maven 自体への依存関係を管理するには、Maven ラッパーを使用します。Maven ラッパーを使用しない場合、App Engine はデフォルトで gcloud app deploy
の実行時に最新バージョンの Maven を使用します。
Artifact Registry によるプライベート依存関係
Java アプリのプライベート依存関係をホストする必要がある場合は、Artifact Registry Maven リポジトリを使用できます。Artifact Registry でホストされている Maven リポジトリに接続するには、Maven または Gradle 構成用の Artifact Registry Maven Tools プラグインが必要です。
Java サーブレット ライブラリを指定する
Eclipse、Jetty、Tomcat アプリには、Java サーブレット ライブラリが必要です。これは、pom.xml
ファイルの <dependencies>
エントリで指定します。
Cloud クライアント ライブラリを使用する
Google Cloud サービスへの慣用的なアクセスには、Java 用 Cloud クライアント ライブラリを使用します。ライブラリを使用するには、ライブラリを依存関係として宣言します。
通常、アプリに必要な特定のライブラリのみに依存関係を宣言します。たとえば、Cloud Storage ライブラリを使用するには次のようにします。
Java 用 Cloud クライアント ライブラリを構成して、自動で認証を処理できます。