注: 今後数か月にわたり、App Engine ドキュメント サイトの再編成を行い、コンテンツを見つけやすくして、他の Google Cloud プロダクトとより適切に連携できるようにします。同じコンテンツを使用できますが、ナビゲーションは残りの Cloud プロダクトと同じになります。

Go 1.16 が一般提供になりました。

Go 1.12 以降のランタイム環境

Go 1.12 以降のランタイムは、ウェブサービスのコードとその依存関係をインストールしてサービスを実行する役割を果たすソフトウェア スタックです。

スタンダード環境の App Engine 用 Go 1.12 以降のランタイムは、app.yaml ファイルで宣言されています。

Go 1.16

runtime: go116

Go 1.15

runtime: go115

Go 1.14

runtime: go114

Go 1.13

runtime: go113

Go 1.12

runtime: go112

Go のバージョン

Go 1.12 以降のランタイムは、Go 1.12、Go 1.13、Go 1.14、Go 1.15、Go 1.16 の主要バージョンをサポートしています。アプリは、app.yaml ファイルで指定されているバージョンの最新の安定版を使用します。App Engine では、パッチ バージョンは新しいものに自動で更新されますが、メジャー バージョンの更新は自動的には行われません。

たとえば、アプリケーションをマイナー バージョン Go 1.13.1 にデプロイすると、次のデプロイでバージョン 1.13.2 に自動的に更新されますが、メジャー バージョンの Go 1.14 に自動的に更新されることはありません。

依存関係

依存関係の宣言と管理については、依存関係の指定をご覧ください。

環境変数

ランタイムは以下の環境変数を設定します。

環境変数 説明
GAE_APPLICATION App Engine アプリケーションの ID。この ID の先頭には「region code~」が付きます。たとえば、ヨーロッパでデプロイされたアプリケーションの場合は「e~」となります。
GAE_DEPLOYMENT_ID 現在のデプロイの ID。
GAE_ENV App Engine の環境。standard に設定します。
GAE_INSTANCE 現在サービスが実行されているインスタンスの ID。
GAE_MEMORY_MB アプリケーション プロセスで使用可能なメモリ量(MB)。
GAE_RUNTIME app.yaml ファイル内で指定したランタイム。
GAE_SERVICE app.yaml ファイル内で指定したサービス名。サービス名が指定されていない場合は、default に設定されます。
GAE_VERSION サービスの現在のバージョン ラベル。
GOOGLE_CLOUD_PROJECT アプリケーションに関連付けられた Cloud プロジェクト ID。
PORT HTTP リクエストを受信するポート。

app.yaml ファイル内で追加の環境変数を定義できますが、上記の値をオーバーライドすることはできません。

HTTPS プロキシと転送プロキシ

App Engine は、ロードバランサにおいて HTTPS 接続を終了し、リクエストをアプリケーションに転送します。アプリケーションによっては、元のリクエストの IP とプロトコルが何か確認する必要があります。ユーザーの IP アドレスは、標準の X-Forwarded-For ヘッダーで確認できます。この情報が必要なアプリケーションでは、プロキシを信頼するようにウェブ フレームワークを構成してください。

ファイルシステム

ランタイムは書き込み可能な /tmp ディレクトリを持ち、それ以外のディレクトリはすべて読み取り専用です。/tmp に書き込むとシステムメモリが消費されます。詳細については、TempDirTempFile のドキュメントをご覧ください。

メタデータ サーバー

アプリケーションの各インスタンスは、App Engine メタデータ サーバーを使用してインスタンスとプロジェクトに関する情報を照会できます。

次のエンドポイントを介してメタデータ サーバーにアクセスできます。

  • http://metadata
  • http://metadata.google.internal

メタデータ サーバーに送信されるリクエストには、リクエスト ヘッダー Metadata-Flavor: Google を挿入する必要があります。このヘッダーは、メタデータ値を取得する目的でリクエストが送信されたことを示します。

次の表に、特定のメタデータを取得するための HTTP リクエストの各エンドポイントを示します。

メタデータ エンドポイント 説明
/computeMetadata/v1/project/numeric-project-id プロジェクトに割り当てられているプロジェクト番号。
/computeMetadata/v1/project/project-id プロジェクトに割り当てられているプロジェクト ID。
/computeMetadata/v1/instance/zone インスタンスが実行されているゾーン。
/computeMetadata/v1/instance/service-accounts/default/aliases
/computeMetadata/v1/instance/service-accounts/default/email プロジェクトに割り当てられているデフォルトのサービス アカウントのメール。
/computeMetadata/v1/instance/service-accounts/default/ プロジェクトのすべてのデフォルトのサービス アカウントを一覧表示します。
/computeMetadata/v1/instance/service-accounts/default/scopes デフォルトのサービス アカウントでサポートされているすべてのスコープを一覧表示します。
/computeMetadata/v1/instance/service-accounts/default/token アプリケーションを他の Google Cloud APIs に認証させるための認証トークンを返します。

たとえば、プロジェクト ID を取得するには、リクエストを http://metadata.google.internal/computeMetadata/v1/project/project-id に送信します。