このページでは、AlloyDB クラスタを削除する方法について説明します。
始める前に
- 使用している Google Cloud プロジェクトで AlloyDB へのアクセスが有効になっている必要があります。
- 使用している Google Cloud プロジェクトに、次のいずれかの IAM ロールが必要です。
roles/alloydb.admin
(AlloyDB 管理者の IAM 事前定義ロール)roles/owner
(オーナーの IAM 基本ロール)roles/editor
(編集者の IAM 基本ロール)
これらのロールが付与されていない場合は、アクセス権を付与するよう組織管理者に依頼してください。
手順
コンソール
- Google Cloud コンソールで、[クラスタ] ページに移動します。
- [リソース名] 列でクラスタをクリックします。
- クラスタの [概要] ページで、[クラスタを削除] をクリックします。
- 表示された [クラスタを削除] ダイアログで、クラスタ ID を入力します。
- [削除] をクリックします。
インスタンスを含む AlloyDB クラスタは、 Google Cloud コンソールで削除できません。このデフォルトの動作をオーバーライドするには、gcloud CLI を使用して clusters delete
コマンドの --force
オプションを指定します。
gcloud
gcloud CLI を使用するには、Google Cloud CLI をインストールして初期化するか、Cloud Shell を使用します。
clusters delete
コマンドを使用してクラスタを削除します。
gcloud alloydb clusters delete CLUSTER_ID \ --region=REGION_ID \ --project=PROJECT_ID
- CLUSTER_ID: クラスタの ID。
- REGION_ID: クラスタが配置されているリージョン。
- PROJECT_ID: クラスタが配置されるプロジェクトの ID。
インスタンスを含むクラスタの削除
インスタンスを含む AlloyDB クラスタを削除しようとすると、失敗します。この動作をオーバーライドするには、clusters delete
コマンドで --force
オプションを指定して、クラスタ内のすべてのインスタンスを削除してからクラスタ自体を削除するように AlloyDB に指示します。次に例を示します。
gcloud alloydb clusters delete CLUSTER_ID \ --force \ --region=REGION_ID \ --project=PROJECT_ID