Google Cloud コンソールでは、Translation Hub にすべてのポータルにわたるすべての翻訳リクエスト(翻訳ジョブとも呼ばれます)に関する情報が表示されます。Translation Hub は、リクエストのオーナー、翻訳された結果のファイル名、ジョブの作成日時、ジョブが成功したかどうかなど、各ジョブの詳細をキャプチャします。この情報を使用して、たとえば、失敗したすべてのジョブを表示し、複数のポータルに一般的な問題があるかどうかを判断できます。
Translation Hub は、プロジェクトの存続期間中、削除されたジョブを除く翻訳ジョブのデータを保持します。ポータル ユーザーが翻訳を削除した場合、またはポータルを削除した場合、ジョブは削除済みとしてマークされます。削除から 30 日後に、Translation Hub はその翻訳ジョブのレコードを削除します。
翻訳ジョブを表示する
Translation Hub には、削除されたジョブを除く翻訳ジョブのリストがGoogle Cloud コンソールに用意されています。データを CSV ファイルとしてエクスポートすると、すべてのジョブ(過去 30 日間に削除されたジョブを含む)を表示できます。CSV ファイルには、翻訳されたページの数、ソース言語、ターゲット言語、ファイル形式など、各ジョブに関する追加の詳細も含まれています。
翻訳ジョブを表示するには、Google Cloud コンソールの [Translation Hub] セクションで、[翻訳ジョブ] ページに移動します。
Translation Hub には、翻訳ジョブのテーブルが表示されます。各行は固有のジョブであり、各列には次の詳細が含まれています。
- 名前: 変換リクエストの出力ファイルの名前。名前は、ソース ファイル名にターゲット言語が付加されたものになります。
- ポータル: 翻訳ジョブが作成されたポータルの名前。
- リソース: 変換ジョブで使用された変換リソースのリスト。変換モデルや用語集の完全修飾名など。
- オーナーのメールアドレス: ジョブを作成したポータル ユーザーのメールアドレス。
- 状態:
SUCCEEDED
またはFAILED
。ジョブが正常に完了したかどうかを示します。 - 作成日時: ジョブが作成された日時。
- 最終更新: ジョブが最後に変更された日時(ジョブが編集後に送信または返送された日時など)。
集計された翻訳ジョブの統計情報を表示する
Google Cloud コンソールで Translation Hub は、翻訳されたページの合計数やポータル階層ごとの翻訳されたページ数などの集計情報を提供します。
Google Cloud コンソールの [Translation Hub] セクションで、[ポータル] ページに移動します。
ポータルのリストの前に、Translation Hub は集約された翻訳情報を表示します。
CSV ファイルへのデータのエクスポート
翻訳ジョブの詳細を表示するには、データを CSV ファイルとしてエクスポートします。CSV ファイルには、[翻訳ジョブ] ページにはない追加の詳細が含まれています。たとえば、CSV ファイルには、各ジョブの翻訳されたページ数、ソース言語、ターゲット言語、ファイル形式が含まれます。
エクスポートされたファイルには、過去 30 日間に削除されたジョブも含まれます。Translation Hub は、削除されたジョブのレコードを 30 日後に削除します。翻訳の完全な履歴を維持するには、30 日ごとに翻訳ジョブを定期的にエクスポートします。
Google Cloud コンソールの [Translation Hub] セクションで、[ポータル] ページに移動します。
[合計翻訳ページ数] セクションで、[CSV 形式でエクスポート] をクリックします。これにより、CSV ファイルがローカル PC に保存されます。