分析レポート

Stackdriver Trace の分析レポートでは、お使いのアプリケーションに対するリクエストのレイテンシを全体的にまたは部分的に確認できます。

毎日のレポート

Trace では、前日のパフォーマンスをその前の週の同じ曜日のパフォーマンスと比較した日次レポートが自動的に作成されます。このレポートは [トレース] > [分析レポート] で確認できます。

Stackdriver Trace 分析レポート

分析レポートのグラフには、レポート内のリクエストの分布が平均レイテンシ時間の対数軸に沿って表示されます。グラフビューの下にある [レイテンシ] パネルには、パーセンテージごとの平均レイテンシ時間が、代表的なサンプル リクエストのトレースへのリンクと一緒に表示されます。

この分析レポートは、Trace で作成できる完全な分析レポートを簡略化して表示しています。

カスタム分析レポートを作成する

単一のパラメータ セットを使用してカスタム分析レポートを作成することも、2 つのパラメータ セットに関するレポートを生成することもできます。後者の場合、異なる 2 つのレイテンシ データセットを比較してトレースに関する追加情報を確認できます。カスタム レポートには次の情報が含まれます。

  • レイテンシ データの密度分布と累積分布。
  • ボトルネック(検出された場合)。レイテンシの主な原因である RPC 呼び出しを識別します。

カスタム分析レポートを作成するには、次の操作を実行します。

新規の分析レポートの作成

新しい分析レポートを作成するには:

  1. [Stackdriver] > [トレース] の順に移動します。

    [トレース] に移動

  2. [分析レポート] タブで [新しいレポート] をクリックします。

    表示されたフォームで以下のプロパティを入力または選択します。

    プロパティ 説明
    リクエスト フィルタ 完全な URI、URI の接頭辞、またはトレース フィルタ キーワード

    たとえば、プロジェクトのルートスパンが Recv の場合、すべてのリクエストを含めるには、ルートスパン名、Recv、またはルートスパン名の接頭辞を入力します。URI の接頭辞が Recv/cart のトレースのみにレポートを制限するには、その接頭辞をフィルタに入力します。

    スパン属性でトレースをフィルタすることもできます。たとえば、/http/status_code:5 を追加すると、属性キー /http/status_code の属性値の先頭が 5 のスパンを持つトレースのみがレポートに含まれます。
    HTTP メソッド リクエストの HTTP メソッド。デフォルトは [すべて] です。
    HTTP ステータス リクエストによって返された HTTP ステータス。デフォルトは [すべて] です。
    レポート名 人が読める形式のレポート名。このオプション フィールドに名前を指定しなかった場合、指定されたリクエスト フィルタとレポートの作成時刻に基づいて名前が作成されます。
    モジュール リクエストを処理した App Engine モジュール(JavaPythonGoPHP)。デフォルトは [すべて] です。
    バージョン リクエストを処理した App Engine アプリケーションのバージョン。デフォルトは [すべて] です。
    期間 リクエストが発生した期間。[過去 1 時間]、[過去 24 時間]、[過去 1 週間]、[期間を指定] を選択できます。[カスタム] を選択した場合は、期間の開始時間と終了時間を指定する必要があります。デフォルトは [カスタム] です。
  3. 2 つのデータセットを比較するレポートを作成する場合は、[比較の作成] を選択し、2 番目のデータセットのモジュール、アプリケーション バージョン、期間を指定します。

  4. [送信] をクリックします。

類似(複製)レポートの作成

Stackdriver Trace には、類似のレポートを作成するオプションも用意されています。このオプションを使用すると、選択したレポートが複製され、パラメータを編集できます。この方法でレポートを作成する手順は次のとおりです。

  1. 既存の分析レポートを表示します

  2. [類似のレポートを作成] をクリックします。

  3. [新しいレポートのリクエスト] ウィンドウで、1 つ以上のレポート パラメータを編集して [送信] をクリックします。

分析レポートの表示

分析レポートを表示するには:

  1. [Stackdriver] > [トレース] の順に移動します。

    [トレース] に移動

  2. [分析レポート] タブをクリックします。

    分析レポートリストが表示され、システムによって生成された日次レポートとユーザーが作成したカスタム レポートが表示されます。

  3. レポートの名前をクリックします。

    分析レポートが表示されます。

全体的なリクエスト レイテンシの表示

レポート内のリクエストの分布を平均レイテンシ時間の対数軸に沿ってグラフィカルに表示するには、分析レポートの [密度分布] ボタンをクリックします。

Stackdriver Trace の全体的な密度分布

比較レポートを作成した場合は、2 つのデータセットのデータが重ねて表示されるので、それらを比較し、変化を解析できます。

Stackdriver Trace の全体的な比較密度

グラフビューの下にある [レイテンシ] パネルには、パーセンテージごとの平均レイテンシ時間が、代表的なサンプル リクエストのトレースへのリンクと一緒に表示されます。トレース番号をクリックすると、詳細情報がトレース詳細ビューに表示されます。

Stackdriver Trace の全体的なリクエスト レイテンシ

パフォーマンスのボトルネックが特定されると、ビュー内の [ボトルネック] パネルにレポートされます。このパネルでは、リクエストのレイテンシの主要な原因である RPC 呼び出しが明らかにされ、それらがパーセンタイルごとに代表的なサンプル リクエストと一緒に表示されます。トレース番号をクリックすると、詳細が表示されます。

2 つのレイテンシ データセットを比較するレポートでは、2 つのセットの間でレイテンシ分布が変化した原因である RPC 呼び出しがボトルネックによって明らかになります。

Stackdriver Trace リクエストのボトルネック

累積リクエスト レイテンシの表示

完了したリクエストのパーセンテージを平均レイテンシ時間の対数軸に沿って表示するには、[累積分布] ボタンをクリックします。

Stackdriver Trace の累積レイテンシ

比較レポートを作成した場合は、2 つのデータセットのデータが重ねて表示されるので、それらを比較し、変化を解析できます。

Stackdriver Trace の累積レイテンシの比較

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