Cloud SQL Proxy Operator を使用して接続する

このページでは、Cloud SQL Proxy Operator を使用して Cloud SQL インスタンスに接続する方法について説明します。Cloud SQL Proxy Operator の詳細については、Cloud SQL Proxy Operator についてをご覧ください。

概要

Cloud SQL Proxy Operator は、Cloud SQL Auth Proxy を使用して Cloud SQL データベース インスタンスに接続するよう、Google Kubernetes Engine(GKE)にデプロイされたアプリケーションを構成します。Cloud SQL インスタンスに接続する場合は、Cloud SQL Auth Proxy を使用することをおすすめします。Cloud SQL Auth Proxy の詳細については、Cloud SQL Auth Proxy についてをご覧ください。

GKE で動作中のアプリケーションは、Cloud SQL Auth Proxy を使用して接続できます。

始める前に

Cloud SQL インスタンスに接続するには、次の作業が必要です。

  1. ユーザーまたはサービス アカウントについて、そのアカウントに Cloud SQL クライアントのロールがあることを確認します。このロールには、プリンシパルがプロジェクト内のすべての Cloud SQL インスタンスに接続することを承認する cloudsql.instances.connect 権限が含まれています。

    IAM ページに移動

    必要に応じて、1 つの特定の Cloud SQL インスタンスにのみ接続する権限をアカウントに付与する IAM 条件を IAM ポリシー バインディングに含めることができます。

  2. Enable the Cloud SQL Admin API.

    Enable the API

  3. gcloud CLI をインストールして初期化します。

Cloud SQL Proxy Operator をインストールする

次の手順に沿って、Cloud SQL Proxy Operator をインストールします。

  1. kubectl が GKE クラスタに接続できることを確認します。
    kubectl cluster-info
    Google Kubernetes Engine を Cloud SQL に接続することの詳細については、Google Kubernetes Engine から接続するをご覧ください。
  2. helm を使用して cert-manager をインストールします。GKE クラスタで cert-manager を使用するには、ここで指定したバージョンと CLI 引数を使用する必要があります。
          helm repo add jetstack https://charts.jetstack.io
          helm repo update
          helm install \
            cert-manager jetstack/cert-manager \
            --namespace cert-manager \
            --version "v1.9.1" \
            --create-namespace \
            --set global.leaderElection.namespace=cert-manager \
            --set installCRDs=true
        
  3. Kubernetes クラスタに Cloud SQL Proxy Operator をインストールします。
    kubectl apply -f https://storage.googleapis.com/cloud-sql-connectors/cloud-sql-proxy-operator/v1.4.5/cloud-sql-proxy-operator.yaml
        
  4. Cloud SQL Proxy Operator の起動を待ちます。
    kubectl rollout status deployment -n cloud-sql-proxy-operator-system cloud-sql-proxy-operator-controller-manager --timeout=90s
        
  5. Cloud SQL Proxy Operator がインストールされ、動作していることを確認します。
    kubectl get pods -n cloud-sql-proxy-operator-system
      

次のステップ