「Route」リソースを一覧表示する
このドキュメントは、サービス ルーティング API を使用してサービス メッシュを構成するメッシュ管理者を対象としています。
サービス ルーティング API モデルでは、Route
リソースは Mesh
リソースまたは Gateway
リソースに接続されます。その構成で、Mesh
リソースまたは Gateway
リソースは 1 つ以上の Route
リソースを参照します。
Mesh
リソースまたは Gateway
リソースのオーナーの場合は、Mesh
または Gateway
に接続されている Route
リソースを一覧表示できます。
各 Mesh
または Gateway
リソースには、RouteView
リソースの合成子コレクションがあります。各 RouteView
は 1 つの Route
に対応します。RouteView
オブジェクトは Route
オブジェクトとともに作成されます。
次の図では、Gateway
A の RouteView
は、プロジェクト A の TCPRoute
リソースで構成されています。Gateway
B の RouteView
は、プロジェクト B の HTTPRoute
リソースとプロジェクト C の GRPCRoute
リソースで構成されます。
この機能のスコープは Mesh
レベルまたは Gateway
レベルです。Gateway
または Mesh
の RouteView
は、その Gateway
または Mesh
に接続されているルートの一覧を表示します。関連付けられたスコープに接続されているすべてのルートは表示されません。
RouteView
リソースを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。
gcloud alpha network-services routeViews list --location=global --[mesh | gateway]=[ MESH_NAME | GATEWAY_NAME ]
RouteView
リソースを作成、更新、削除することはできません。対応する Route
リソースが作成、更新、削除されると、それらのリソースも作成、更新、削除されます。
次のステップ
- サービス ルーティングの仕組みについては、サービス ルーティングの概要をご覧ください。
- サービス ルーティング API については、ネットワーク サービス API のドキュメントをご覧ください。