ラベルの使用

このページでは、ラベルの簡単な概要を提供し、Google Cloud Resource Manager API と Google Cloud Platform Console を使用してラベルを作成および管理する方法について説明します。

ラベルとは

ラベルは、Google Cloud Platform のリソースを整理するのに役立つツールです。たとえば、環境(test または prod)と所有者(alice または bob)というラベルをリソースに付け、用途や所有者に基づいてリソースをフィルタリングできます。ラベルを使用してリソースをフィルタリングすることで、探しているリソースを簡単に検索できます。

ラベル エンティティは、キー:値のペアで、プロジェクトまたは仮想マシン(VM)に添付できます。過去に定義された VM タグも、値なしのラベルとして表示されます。

ラベルの一般的な用途

ここでは、ラベルを使用するためのいくつかの一般的な用途について説明します。

  • チームやコストセンターに基づくラベル。異なるチームが所有するプロジェクトを区別するために、チームやコストセンターに基づいてラベルを追加します。これは、原価計算または予算編成に使用できます。例: team:marketingteam:research

  • コンポーネントに基づくラベル。例: component:rediscomponent:frontend

  • 環境やステージに基づくラベル。例: environment:prodenvironment:test

  • 所有者や連絡先に基づくラベル。リソースの責任や、そのリソースのメインの連絡先である個人がいる場合は、所有者またはメインの連絡先に基づいてラベルを追加します。

  • 状態に基づくラベル。例: state:inusestate:readyfordeletion

使用状況の指標を生成するリソースにラベルを適用すると、そのラベルが課金システムに転送されるため、ラベルを基準に請求料金を分析できるようになります。システムにはいくつかの制限があり、その制限に達すると、ラベルのデータが破棄されます。具体的には、所定の報告を行うサービスやプロジェクトで 1 時間の時間枠で維持されるラベルマップの数は 1,000 個に制限されています。たとえば、Compute Engine サービスは VM インスタンスに関する指標を報告します。それぞれにラベルを適用した 2,000 の VM を使用してプロジェクトをデプロイすると、1 時間の時間枠で確認された最初の 1,000 個のラベルマップだけが維持されます。

Resource Manager API を使用してラベルを作成、管理する

ラベルを持つ新しいプロジェクトを作成するには、プロジェクトを作成する際に label フィールドを設定します。

REST

リクエスト:
POST https://cloudresourcemanager.googleapis.com/v1beta1/projects

{
 "labels": {
  "color": "red"
 },
 "name": "myproject",
 "projectId": "our-project-123"
}
レスポンス:

{
 "projectNumber": "333197460082",
 "projectId": "our-project-123",
 "lifecycleState": "ACTIVE",
 "name": "myproject",
 "labels": {
  "color": "red"
 },
 "createTime": "2016-01-12T22:18:28.633Z",
}

Python クライアント ライブラリ

...

  project = crm.projects().create(
    body={
        'project_id': flags.projectId,
        'name': 'myproject',
        labels.color: "red"
}).execute()

...


既存のプロジェクトにラベルを追加するには:

  • get() メソッドを使用してプロジェクトを取得します。
  • label フィールドを変更します。
  • update() メソッドを使用してプロジェクトを更新します。

プロジェクトの更新に関する情報やコード スニペットについて詳しくは、プロジェクトの更新をご覧ください。

ラベルの主な利点の 1 つは、プロジェクトをフィルタリングできるようにすることです。ラベルを使用したプロジェクトのフィルタリングに関する情報やコード スニペットについて詳しくは、プロジェクトのリスト表示をご覧ください。

GCP Console を使用してラベルを作成および管理する

単一のプロジェクトにラベルを追加するには:

  1. GCP Console で [IAM と管理] ページを開きます。

    [IAM] ページを開く

  2. [プロジェクトを選択] プルダウン ボックスからプロジェクトを選択し、[続行] をクリックします。
  3. 左側のナビゲーション メニューで [ラベル] をクリックします。
  4. [+ 項目を追加] をクリックします。
  5. ラベルキーと値を追加し、[保存] をクリックします。[+ 項目を追加] をクリックすることで、ラベルの値を追加できます。

同時に複数のプロジェクトにラベルを追加するには:

  1. GCP Console で [IAM と管理] ページを開きます。

    [IAM と管理] ページを開く

  2. 中央ペインで、ラベルを追加するプロジェクトを選択します。
  3. 右ペインで、[ラベル] タブをクリックします。
  4. [+ 項目を追加] をクリックします。
  5. ラベルキーと値を入力し、[保存] をクリックします。

ラベルを追加したら、それらのラベルを使用してプロジェクトをフィルタリングできます。プロジェクト リストの上にある検索ボックスにキーまたは値を入力します。検索ボックスには、正しいクエリが自動提案され、結果をプレビューできます。

現在ラベルをサポートしているサービス

現在、次の GCP サービスでラベルがサポートされています。

  • Cloud Functions
  • Networking
  • Cloud SQL
  • Compute Engine
  • Kubernetes Engine
  • Cloud Storage
  • Cloud Dataproc
  • Cloud Spanner
  • Cloud Dataflow
  • BigQuery
  • Resource Manager
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