お客様に適切に課金されるように、ユーザー オペレーションやリソース使用率などの使用状況を Google に報告する際は、次のベスト プラクティスに留意してください。
発生時の使用状況の報告
使用状況レポートの遅延は、お客様のコスト管理エクスペリエンスを低下させるとともに、パートナー レポートに反映されない場合があります。サービス プロバイダは、生成後 1 時間以内に使用状況を報告する必要があります。
使用状況を報告するためにさらに時間が必要な場合は、パートナー エンジニアにお問い合わせください。
エンタイトルメントのキャンセル後の使用状況の報告
エンタイトルメントがキャンセルされた後に使用状況が報告されていない場合でも、使用状況生成の実際の日時を反映したタイムスタンプで報告できます。タイムスタンプは、エンタイトルメントがキャンセルされるよりも前でなければなりません。この使用状況を 1 時間以内に報告します。エンタイトルメントが終了した後は、新しい使用状況として報告しないでください。
月末の使用状況の報告
1 時間のレポート対象期間は、月末の締め切り日に適用されます。今月の請求書で使用量が報告されるようにするには、米国とカナダの太平洋時間(UTC-7 または UTC-8)の翌日の午前 1 時までに使用量を報告します。
たとえば、9 月分の請求書の場合、米国とカナダの太平洋時間(UTC-7 または UTC-8)の 10 月 1 日午前 1 時までに使用状況を報告します。
その日遅くに使用状況が報告された場合は、当月の請求書に含まれない可能性があります。
発生時の使用状況の報告を妨げる顧客アクションの修正
使用状況を報告できない場合や、サービスや課金が長期間無効になっている場合は、お客様にサービスを復元する猶予期間を設けることをおすすめします。
猶予期間は 30 日未満にすることをおすすめします。この猶予期間中に、次のことを検討してください。
- 提供するサービスのグレードを下げます。たとえば、お客様を無料枠に切り替えるか、通話の拒否を開始します。
- サービスが無効になっている間も使用状況ログの収集を続行します。 サービスが有効になってから再生できるように、最大 1 時間の枠で料金の内訳を含めて使用量を収集することをおすすめします。
- サービスを有効にしたら、サービスが無効になっていた間に収集された使用状況を、データの収集時の実際の使用状況としてレポートする必要があります。通常の使用状況レポートも再開する必要があります。
Kubernetes アプリの場合、アプリの起動中に使用状況レポートが失敗した場合は、顧客がフィードバックをすぐに受信して問題を解決できるように、アプリを自動的に停止させることをおすすめします。