ネットワーク エンドポイント グループの概要

ネットワーク エンドポイント グループ(NEG)は、バックエンド エンドポイントまたはサービスのグループを指定する構成オブジェクトです。この構成の一般的なユースケースは、サービスをコンテナにデプロイすることです。バックエンド インスタンスで実行されているアプリケーションにトラフィックをきめ細かく分散することもできます。

NEG は、一部のロードバランサのバックエンドとして使用でき、Traffic Director と組み合わせて使用することもできます。

NEG の種類

次の表を参考にして、デプロイに必要な NEG の種類を判断してください。

ゾーン NEG

特長 詳細
目的 Compute Engine VM インスタンスまたは GKE Pod のいずれかに解決される 1 つ以上の内部 IP アドレス エンドポイント。
NetworkEndpointType API 名
  • GCE_VM_IP
    IP のみ - Compute Engine VM の NIC のプライマリ内部 IP アドレスに解決されます。

    または

  • GCE_VM_IP_PORT
    IP:Port - Google Cloud VM の NIC のプライマリ内部 IP アドレスまたは NIC のエイリアス IP アドレスのいずれかに解決されます。VPC ネイティブ クラスタの Pod IP アドレスなどが該当します。
エンドポイントの数 1 以上
バックエンド サービスに接続されている NEG のヘルスチェック GCE_VM_IP_PORT エンドポイントと GCE_VM_IP エンドポイントを使用した NEG のヘルスチェックを一元管理します。
スコープ ゾーン
ルーティング VPC ネットワーク
この NEG を使用する Google Cloud プロダクト
  • 内部 TCP / UDP ロード バランシング(GCE_VM_IP エンドポイント):
  • 内部 HTTP(S) ロード バランシング(GCE_VM_IP_PORT エンドポイント)
  • 外部 HTTP(S) ロード バランシング(GCE_VM_IP_PORT エンドポイント)
  • TCP プロキシ ロード バランシング(GCE_VM_IP_PORT エンドポイント)
  • SSL プロキシ ロード バランシング(GCE_VM_IP_PORT エンドポイント)
  • Traffic Director(GCE_VM_IP_PORT エンドポイント)

関連ドキュメント

インターネット NEG

特長 詳細
目的 Google Cloud の外部でホストされる単一のインターネット ルーティング エンドポイント。
NetworkEndpointType API 名
  • INTERNET_IP_PORT
    IP:Port。ここで、IP に RFC 1918 アドレスは使用できません。

    または

  • INTERNET_FQDN_PORT
    FQDN:Port
エンドポイントの数 1
バックエンド サービスに接続されている NEG のヘルスチェック 該当なし
スコープ グローバル
ルーティング インターネット
この NEG を使用する Google Cloud プロダクト

サーバーレス NEG

特長 詳細
目的 App Engine、Cloud Functions、Cloud Run のサービスに解決される、Google ネットワーク内の単一のエンドポイント。
NetworkEndpointType API 名 SERVERLESS

App Engine、Cloud Functions、または Cloud Run サービスに属する FQDN。

エンドポイントの数 1
バックエンド サービスに接続されている NEG のヘルスチェック 該当なし
スコープ リージョン
ルーティング Google API とサービスまで
この NEG を使用する Google Cloud プロダクト

ハイブリッド接続 NEG

特長 詳細
目的 オンプレミス サービス、別のクラウドのサーバー アプリケーション、または Google Cloud の外部にあり、インターネット経由で到達可能なサービスに解決される 1 つ以上のエンドポイント。
NetworkEndpointType API 名 NON_GCP_PRIVATE_IP_PORT

IP:Port は、Compute Engine に存在せず、ハイブリッド接続を使用してルーティング可能である必要がある VM に属します。

エンドポイントの数 1 以上
バックエンド サービスに接続されている NEG のヘルスチェック Envoy の分散ヘルスチェック
スコープ ゾーン
ルーティング インターネット
この NEG を使用する Google Cloud プロダクト

Private Service Connect NEG

特長 詳細
目的 Google マネージド サービス エンドポイントに解決される単一のエンドポイント。
NetworkEndpointType API 名 PRIVATE_SERVICE_CONNECT
エンドポイントの数 1
バックエンド サービスに接続されている NEG のヘルスチェック 該当なし
スコープ リージョン
ルーティング Google API とサービスまで
この NEG を使用する Google Cloud プロダクト