Google Cloud コンソールを使用して Cloud Run 関数を作成する
Cloud Run 関数は、クラウド サービスの構築と接続に使用できるサーバーレスの実行環境で、クラウドのインフラストラクチャやサービスで生じたイベントに関連付けられた、単一目的のシンプルな関数を作成することができます。監視対象のイベントが発生したとき、または HTTP リクエストが行われたときに、関数がトリガーされます。
このページでは、Google Cloud コンソールを使用して HTTP 関数を作成し、デプロイする方法について説明します。ここでは Node.js を使用していますが、プロセスはすべてのランタイムでほぼ同じです。
このクイックスタートの例では、次の Node.js 関数を使用します。この関数は、HTTP リクエストによってトリガーされると、メッセージを返します。
const functions = require('@google-cloud/functions-framework'); functions.http('helloHttp', (req, res) => { res.send(`Hello ${req.query.name || req.body.name || 'World'}!`); });
始める前に
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In the Google Cloud console, on the project selector page, select or create a Google Cloud project.
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Make sure that billing is enabled for your Google Cloud project.
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Enable the Cloud Functions, Cloud Build, Artifact Registry, Cloud Run, Logging, and Pub/Sub APIs.
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関数を作成する
Google Cloud コンソールで Functions の概要ページを開きます。
Cloud Run 関数を有効にしたプロジェクトが選択されていることを確認します。
[関数を作成] をクリックします。
関数に名前を付けます(例:
function-1
)。関数をデプロイするリージョンを選択します。
[トリガー] の [HTTPS] フィールドで、[認証が必要] を選択したままにします。これはデフォルトの設定です。
もう 1 つのオプションである [未認証の呼び出しを許可する] を使用すると、認証なしで関数にアクセスできます。これはテストに便利ですが、公開 API やウェブサイトを作成する場合を除き、本番環境でこの設定を使用することはおすすめしません。また、会社のポリシーの設定によっては、これは機能しない可能性があります。認証が必要な関数を呼び出す方法については、呼び出しの認証をご覧ください。
[次へ] をクリックします。
[ソースコード] フィールドで [インライン エディタ] を選択します。この演習では、エディタで提供されているデフォルト関数を使用します。
[ランタイム] プルダウンで目的のランタイムを選択します。この例では
nodejs20
を使用しています。
関数をデプロイする
ページの下部にある [デプロイ] をクリックします。
[デプロイ] をクリックすると、Google Cloud コンソールに [関数の詳細] ページが表示されます。
関数のデプロイ中は、関数の横に小さいスピナーのアイコンが表示されます。関数のデプロイが完了すると、スピナーが緑色のチェックマークに変わります。
関数をテストする
デプロイの完了後に関数をテストするには:
[テスト] タブを開きます。
[CLI テストコマンド] フィールドまで下にスクロールします。
[CLOUD SHELL で実行] をクリックします。
画面の下部に Cloud Shell ウィンドウが開き、[テスト] タブに
curl
コマンドが表示されます。Cloud Shell の承認を求められる場合があります。Cloud Shell ウィンドウに表示される
curl
コマンドを実行するには、Return キーを押します。「Hello World」というメッセージが表示されます。