Go ランタイム
概要
Cloud Functions は、オペレーティング システムのバージョンに加えて、アドオン パッケージ、言語サポート、お使いの関数をサポートして呼び出す Functions Framework ライブラリで構成される環境で実行されます。この環境は言語バージョンで識別され、ランタイムとして知られています。
ランタイムに関する一般的な情報と、各 Go ランタイムが使用する Ubuntu のバージョンについては、Cloud Functions 実行環境をご覧ください。
ランタイムの選択
Cloud Functions は、ランタイム サポートのページに記載されている複数のバージョンの Go をサポートしています。デプロイ時に、関数に使用する Go ランタイムを選択できます。
gcloud
Google Cloud CLI を使用している場合は、目的の Go ランタイムで --runtime
パラメータを使用してランタイムを指定します。例:
gcloud functions deploy FUNCTION_NAME --runtime go121 FLAGS...
FLAGS...
は関数の最初のデプロイ時に渡される引数です。必須の引数と省略可能な引数の詳細については、Google Cloud CLI を使用してデプロイするをご覧ください。
コンソール
Google Cloud コンソールを使用している場合は、Google Cloud コンソール クイックスタートで詳しい手順をご覧ください。
関数の準備
関数は、Google Cloud コンソールから直接準備することも、ローカルマシンで作成してアップロードすることもできます。Go 開発用にローカルマシンを準備するには、Go 開発環境の設定をご覧ください。
Cloud Functions で Go の使用をすぐに開始するには、クイックスタートをご覧ください。
ソースコードの構造
Cloud Functions が関数の定義を見つけるには、ソースコードが特定の構造に従っている必要があります。詳しくは、Cloud Functions の作成をご覧ください。
依存関係の指定
Go の Cloud Functions では、Go モジュールと go.mod
ファイル、または vendor
ディレクトリのいずれかで、すべての依存関係を指定する必要があります。詳しくは、Go での依存関係の指定をご覧ください。
環境変数
Go ランタイムは、必要に応じて関数で使用する特定の環境変数を自動的に設定します。詳しくは、環境変数の使用をご覧ください。
Context
型
Go の context
パッケージは Context
型を定義します。この型は、API の境界を越えてプロセス間で期限、キャンセル シグナル、その他のリクエスト スコープ値を保持します。
次の第 2 世代コードは、Pub/Sub クライアントによるコンテキスト アクセスの例を示します。