構成はデプロイの構造を定義します。デプロイを作成するには、構成を指定する必要があります。
このステップでは、2 つの Compute Engine 仮想マシン(VM)インスタンスを含むデプロイを作成する構成について説明します。VM インスタンスは Deployment Manager でデプロイできるリソースの 1 つです。
ここでは、2 つの VM インスタンスを含むデプロイの構成を確認します。
YAML 構成ファイルを開く
インストールとセットアップで作成したディレクトリに移動します。
cd deploymentmanager-samples/examples/v2/step_by_step_guide/step2_create_a_configuration
次に、two-vms.yaml
を開きます。
nano two-vms.yaml # use your preferred text editor
resources
セクションに、the-first-vm
と the-second-vm
という 2 つのリソースが記述されています。各リソースには、name
、type
、properties
フィールドがあります。
name
: リソースに定義する名前。type
: 作成するリソースのタイプを指定します。たとえば、VM はcompute.v1.instance
です。
また、Cloud SQL インスタンスの場合はsql.v1beta4.instance
です。properties
: リソースのプロパティを指定します。リソースの作成に必要なプロパティは、リソースの API で必要とされるプロパティと同じです。たとえば、Compute Engine VM インスタンスを作成する場合は、マシンタイプ、イメージ、ネットワーク インターフェース、ブートディスクの仕様を指定する必要があります。
構成ファイルを設定する
two-vms.yaml
で、MY_PROJECT を実際のプロジェクト ID に置き換えます。
変更を保存します。
この基本構成ファイルは、最初のデプロイを作成するときに必要になります。作成するリソース(この場合はマシンタイプが異なる 2 つの VM インスタンス)を宣言すると、Deployment Manager によってリソースの作成が処理されます。
次に、この構成を使用して新しいリソースをデプロイします。