デプロイメントを削除すると、そのデプロイメントに含まれるすべてのリソースも削除されます。
デプロイメントから特定のリソースを削除し、残りを保持する場合は、不要なリソースを構成ファイルから削除して、デプロイメントを更新します。
始める前に
- このガイドのコマンドラインの例を使用する場合、gcloud コマンドライン ツールをインストールします。
- このガイドの API の例を使用する場合は、API アクセスを設定します。
デプロイの削除
デプロイメントを削除し、基盤のリソースをすべて保持する場合は、Google Cloud CLI または API を使用する必要があります。
コンソール
- Google Cloud コンソールで、[デプロイ] ページを開きます。
[デプロイ] ページに移動 - デプロイメントのリストで、削除するデプロイメントのチェックボックスをオンにします。
- ページの上部にある [削除] をクリックします。
gcloud
gcloud
では、deployments delete
コマンドを使用します。
gcloud deployment-manager deployments delete example-deployment --delete-policy=POLICY
POLICY は削除ポリシーです。
gcloud
によって次のようなレスポンスが返されます。
Waiting for delete operation operation-1415233139561-2d5dd654-f438-4d15-87e3-4b5b8ca68c5d to complete...done. Delete operation operation-1415233139561-2d5dd654-f438-4d15-87e3-4b5b8ca68c5d completed successfully. endTime: '2014-11-05T16:19:03.253-08:00' id: '5642095755656583573' name: operation-1415233139561-2d5dd654-f438-4d15-87e3-4b5b8ca68c5d operationType: delete startTime: '2014-11-05T16:19:02.669-08:00' status: DONE targetLink: https://www.googleapis.com/deploymentmanager/v2beta1/projects/myproject/global/deployments/example-deployment
API
API で、次の URL に空の DELETE
リクエストを送ります。
DELETE https://www.googleapis.com/deploymentmanager/v2beta1/projects/myproject/global/deployments/example-deployment?deletePolicy=policy
以下で説明するように、myproject
をプロジェクトの名前に、example-deployment
をデプロイメントの名前に、policy
を削除ポリシーに置き換えます。
削除ポリシーの選択
使用する削除ポリシーによって、デプロイメント内のリソースの処理方法が異なります。次のいずれかのポリシーを使用できます。
DELETE
[デフォルト]: 基盤となるリソースを削除します。この操作は元に戻せません。ABANDON
: デプロイメントは削除しますが、基盤となるリソースは削除しません。たとえば、デプロイメント内に VM インスタンスがある場合、このインスタンスはデプロイメントの削除後も使用できます。
削除したデプロイメントを再作成する必要がある場合は、元の構成ファイルを使用できます。ただし、デプロイは新しいデプロイとみなされ、新しいリソースが使用されます。