ソース SQL Server データベースを構成する

Datastream は、次のタイプの SQL Server データベースに対応しています。

データ ストリーミング用に移行元 SQL Server データベースを設定するには、変更データ キャプチャ(CDC)を有効にして、権限とロギングを設定し、保持ポリシーを定義する必要があります。各種類の SQL Server データベースの構成方法については、以降のセクションをご覧ください。

構成の概要

SQL Server ソースからデータをレプリケートすると、Datastream でトランザクション ログを使用してデータ操作言語(DML)の変更が追跡されます。このアプローチでは、高速のデータ取得を維持しながらデータベースの負荷を軽減します。

データが失われないよう、Datastream での読み取り前にログが切り捨てられないことが重要です。一方で、ログファイルをあまりにも長期間保持すると、必要とする保存容量が増え、結果的にデータベース インスタンスが読み取り専用モードになってしまう可能性があります。

CDC リーダーがログを読み取るのに十分な時間を確保しながら、ログの切り捨てによって保存容量を節約するには、ポーリング間隔の変更や切り捨て防止対策の設定など、追加の構成手順を適用する必要があります。 これらの手順により、Datastream 側でダウンタイムが発生した場合や、ソース データベースと Datastream の間で接続の問題が発生した場合でも Datastream がデータを読み取れるよう、保護を強化できます。