標準 SQL の文字列関数

このページで説明している文字列関数は、2 種類のデータ型 STRINGBYTES の値を処理できます。STRING 値は、正しい形式の UTF-8 でなければなりません。

STRPOS などの位置値を返す関数は、INT64 でそれらの位置をエンコードします。value 1 は 1 番目の文字(またはバイト)を表し、2 は 2 番目を表します(以下同様)。value 0 は、無効なインデックスであることを示します。STRING 型を扱っている場合、返される位置は文字の位置です。

すべての文字列比較は、Unicode の標準的な同値に関係なく、バイト単位で行われます。

BYTE_LENGTH

BYTE_LENGTH(value)

説明

値の型が STRING または BYTES のどちらであるかにかかわらず、BYTESSTRING 値または BYTES 値の長さを返します。

戻り値の型

INT64

WITH example AS
  (SELECT "абвгд" AS characters, b"абвгд" AS bytes)

SELECT
  characters,
  BYTE_LENGTH(characters) AS string_example,
  bytes,
  BYTE_LENGTH(bytes) AS bytes_example
FROM example;

+------------+----------------+-------+---------------+
| characters | string_example | bytes | bytes_example |
+------------+----------------+-------+---------------+
| абвгд      | 10             | абвгд | 10            |
+------------+----------------+-------+---------------+

CHAR_LENGTH

CHAR_LENGTH(value)

説明

STRING の長さを文字で返します。

戻り値の型

INT64

WITH example AS
  (SELECT "абвгд" AS characters)

SELECT
  characters,
  CHAR_LENGTH(characters) AS char_length_example
FROM example;

+------------+---------------------+
| characters | char_length_example |
+------------+---------------------+
| абвгд      |                   5 |
+------------+---------------------+

CHARACTER_LENGTH

CHARACTER_LENGTH(value)

説明

CHAR_LENGTH の類義語です。

戻り値の型

INT64

WITH example AS
  (SELECT "абвгд" AS characters)

SELECT
  characters,
  CHARACTER_LENGTH(characters) AS char_length_example
FROM example;

+------------+---------------------+
| characters | char_length_example |
+------------+---------------------+
| абвгд      |                   5 |
+------------+---------------------+

CODE_POINTS_TO_BYTES

CODE_POINTS_TO_BYTES(ascii_values)

説明

拡張 ASCII コードポイントの配列(INT64ARRAY)を取り、BYTES を返します。

BYTES からコードポイントの配列への変換については、TO_CODE_POINTS をご覧ください。

戻り値の型

BYTES

以下は、CODE_POINTS_TO_BYTES の基本的な使用方法の一例です。

SELECT CODE_POINTS_TO_BYTES([65, 98, 67, 100]) AS bytes;

+-------+
| bytes |
+-------+
| AbCd  |
+-------+

次の例では、ROT13 アルゴリズム(アルファベットの文字列をすべて 13 ずつずれた別の文字に変換する手法)を使用して文字列をエンコードします。

SELECT CODE_POINTS_TO_BYTES(ARRAY_AGG(
  (SELECT
      CASE
        WHEN chr BETWEEN b'a' and b'z'
          THEN TO_CODE_POINTS(b'a')[offset(0)] +
            MOD(code+13-TO_CODE_POINTS(b'a')[offset(0)],26)
        WHEN chr BETWEEN b'A' and b'Z'
          THEN TO_CODE_POINTS(b'A')[offset(0)] +
            MOD(code+13-TO_CODE_POINTS(b'A')[offset(0)],26)
        ELSE code
      END
   FROM
     (SELECT code, CODE_POINTS_TO_BYTES([code]) chr)
  ) ORDER BY OFFSET)) AS encoded_string
FROM UNNEST(TO_CODE_POINTS(b'Test String!')) code WITH OFFSET;

+----------------+
| encoded_string |
+----------------+
| Grfg Fgevat!   |
+----------------+

CODE_POINTS_TO_STRING

CODE_POINTS_TO_STRING(value)

説明

Unicode コードポイントの配列(INT64ARRAY)を取り、STRING を返します。

文字列からコードポイントの配列への変換については、TO_CODE_POINTS をご覧ください。

戻り値の型

STRING

以下は、CODE_POINTS_TO_STRING の基本的な使用方法の一例です。

SELECT CODE_POINTS_TO_STRING([65, 255, 513, 1024]) AS string;

+--------+
| string |
+--------+
| AÿȁЀ   |
+--------+

以下の例は、一連の単語の中に出現する文字の頻度を計算します。

WITH Words AS (
  SELECT word
  FROM UNNEST(['foo', 'bar', 'baz', 'giraffe', 'llama']) AS word
)
SELECT
  CODE_POINTS_TO_STRING([code_point]) AS letter,
  COUNT(*) AS letter_count
FROM Words,
  UNNEST(TO_CODE_POINTS(word)) AS code_point
GROUP BY 1
ORDER BY 2 DESC;

+--------+--------------+
| letter | letter_count |
+--------+--------------+
| a      | 5            |
| f      | 3            |
| r      | 2            |
| b      | 2            |
| l      | 2            |
| o      | 2            |
| g      | 1            |
| z      | 1            |
| e      | 1            |
| m      | 1            |
| i      | 1            |
+--------+--------------+

CONCAT

CONCAT(value1[, ...])

説明

1 つ以上の値を 1 つに連結します。すべての値が BYTES か、STRING にキャスト可能なデータ型である必要があります。

入力引数が NULL の場合、この関数は NULL を返します。

戻り値の型

STRING または BYTES

SELECT CONCAT("T.P.", " ", "Bar") as author;

+---------------------+
| author              |
+---------------------+
| T.P. Bar            |
+---------------------+
SELECT CONCAT("Summer", " ", 1923) as release_date;

+---------------------+
| release_date        |
+---------------------+
| Summer 1923         |
+---------------------+

With Employees AS
  (SELECT
    "John" AS first_name,
    "Doe" AS last_name
  UNION ALL
  SELECT
    "Jane" AS first_name,
    "Smith" AS last_name
  UNION ALL
  SELECT
    "Joe" AS first_name,
    "Jackson" AS last_name)

SELECT
  CONCAT(first_name, " ", last_name)
  AS full_name
FROM Employees;

+---------------------+
| full_name           |
+---------------------+
| John Doe            |
| Jane Smith          |
| Joe Jackson         |
+---------------------+

ENDS_WITH

ENDS_WITH(value1, value2)

説明

2 つの STRING 値または BYTES 値を取ります。2 番目の値が 1 番目の値の接尾辞である場合、TRUE を返します。

戻り値の型

BOOL

WITH items AS
  (SELECT "apple" as item
  UNION ALL
  SELECT "banana" as item
  UNION ALL
  SELECT "orange" as item)

SELECT
  ENDS_WITH(item, "e") as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
|    True |
|   False |
|    True |
+---------+

FORMAT

BigQuery では、文字列の形式設定として FORMAT() 関数がサポートされます。この関数は C の printf 関数と類似しています。これは、ゼロ個以上の形式指定子を含む形式設定文字列から STRING を生成し、さらに、その形式指定子と一致する追加引数の可変長リストを生成します。次に例を示します。

説明 ステートメント 結果
単純な整数 format("%d", 10) 10
左がブランクでパディングされた整数 format("|%10d|", 11) |           11|
左がゼロでパディングされた整数 format("+%010d+", 12) +0000000012+
カンマで区切られた整数 format("%'d", 123456789) 123,456,789
STRING format("-%s-", 'abcd efg') -abcd efg-
FLOAT64 format("%f %E", 1.1, 2.2) 1.100000 2.200000E+00
DATE format("%t", date "2015-09-01") 2015-09-01
TIMESTAMP format("%t", timestamp "2015-09-01 12:34:56 America/Los_Angeles") 2015‑09‑01 19:34:56+00

FORMAT() 関数では、すべての型と値に対して完全にカスタマイズ可能な形式設定や、ロケールの影響を受ける形式設定は行えません。

特定の型に対してカスタム形式設定を行う必要がある場合、まず、FORMAT_DATE()FORMAT_TIMESTAMP() などの型固有の形式設定関数を使用して形式設定する必要があります。例:

SELECT FORMAT("date: %s!", FORMAT_DATE("%B %d, %Y", date '2015-01-02'));

戻り値

date: January 02, 2015!

構文

FORMAT() 構文は、形式設定文字列と引数の可変長リストを取得し、STRING の結果を生成します。

FORMAT(format_string, ...)

format_string 表現には、0 個以上の形式指定子を含めることができます。各形式指定子は % 記号で始まり、1 つ以上の他の引数にマップする必要があります。ほとんどの場合、これは 1 対 1 のマッピングになりますが、* 指定子がある場合は除きます。たとえば、%.*i は length 引数と符号付き整数引数の 2 つの引数にマッピングされます。形式指定子に関連する引数の数が、これらの引数の数と異なる場合、エラーが発生します。

サポートされる形式指定子

FORMAT() 関数の形式指定子は、次のプロトタイプに従います。

%[flags][width][.precision]specifier

次の表にサポートされる形式指定子が示されています。printf()との差は斜体で示されています。

指定子 説明
d または i 10 進の整数 392 INT64
o 8 進数 610
INT64*
x 16 進の整数 7fa
INT64*
X 16 進の整数(大文字) 7FA
INT64*
f 有限値の場合は [-](整数部).(小数部)の 10 進表記、非有限値の場合は小文字 392.650000
inf
nan
NUMERIC
FLOAT64
F 有限値の場合は [-](整数部).(小数部)の 10 進表記、非有限値の場合は大文字 392.650000
INF
NAN
NUMERIC
FLOAT64
e 科学的記数法(仮数 / 指数)(小文字) 3.926500e+02
inf
nan
NUMERIC
FLOAT64
E 科学的記数法(仮数 / 指数)(大文字) 3.926500E+02
INF
NAN
NUMERIC
FLOAT64
g 入力値の指数と指定された精度に応じて、10 進表記または科学表記のいずれか。小文字で表記します。詳細については、%g と %G の動作をご覧ください。 392.65
3.9265e+07
inf
nan

FLOAT64
G 入力値の指数と指定された精度に応じて、10 進表記または科学表記のいずれか。大文字で表記します。詳細については、%g と %G の動作をご覧ください。 392.65
3.9265E+07
INF
NAN

FLOAT64
s 文字列 sample STRING
t 値を表す出力可能な文字列を返します。多くの場合、STRING への引数のキャストと類似しています。%t と %T の動作をご覧ください。 sample
2014‑01‑01
<任意>
T 値の型と類似した型(幅が広い、または文字列であるなど)の有効な BigQuery 定数である文字列を生成します。%t と %T の動作をご覧ください。 'sample'
b'bytes sample'
1234
2.3
date '2014‑01‑01'
<任意>
% 「%%」は単一の「%」を生成します。 % なし

* 負の値が使用されている場合、指定子 %o%x%X を指定するとエラーが発生します。

オプションで、形式指定子には指定子プロトタイプの上記のサブ指定子を含めることもできます。

これらのサブ指定子は、次の仕様に従う必要があります。

フラグ
フラグ 説明
- 所定のフィールド幅内で左側に寄せます。右寄せがデフォルトです(幅のサブ指定子を参照)。
+ 正の数値であっても、結果の前にプラス記号またはマイナス記号(+ または -)を強制的に設定します。デフォルトでは、負の数にのみ - 記号が前に付けられます。
<space> 記号が書き込まれない場合、値の前に空白のスペースが挿入されます。
#
  • `%o`、`%x`、`%X` の場合、このフラグは、値がゼロ以外の場合にそれぞれ値の前に 0、0x、0X を付けることを意味します。
  • `%f`、`%F`、`%e`、`%E` の場合、このフラグは、値が非有限でない限り、小数部がない場合でも小数点を追加することを意味します。
  • `%g` と `%G` の場合、このフラグは、値が非有限でない限り、小数部がない場合でも小数点を追加し、小数点の後のゼロを削除しないことを意味します。
0 パディングが指定されている場合、スペースではなく、ゼロ(0)で数字の左側にパディングされます(幅サブ指定子を参照)。
'

適切なグルーピング文字を使用して整数を形式設定します。例:

  • FORMAT("%'d", 12345678)12,345,678 を返します。
  • FORMAT("%'x", 12345678)bc:614e を返します。
  • FORMAT("%'o", 55555)15,4403 を返します。
  • このフラグは、10 進数、16 進数、および 8 進数の値のみを対象とします。

フラグは任意の順序で指定できます。フラグを重複して使用しても、エラーになりません。いずれかの要素タイプにフラグが該当しない場合、それらは無視されます。

説明
<number> 印刷される最小文字数です。印刷される値がこの数値よりも短い場合、結果は空白スペースを使用してパディングされます。結果のほうが大きい場合でも、値は切り詰められません。
* 幅は形式設定文字列には指定されませんが、形式設定される必要のある引数の前に追加される整数値引数として指定されます。
精度
精度 説明
.<number>
  • 整数指定子 `%d`、`%i`、`%o`、`%u`、`%x`、`%X` の場合: 精度は、書き込まれる最小の桁数を指定します。書き込まれる値がこの数値よりも短い場合、結果の値の末尾にゼロがパディングされます。結果のほうが長い場合でも、値は切り詰められません。精度を 0 にすると、値 0 に対して文字は書き込まれません。
  • 指定子 `%a`、`%A`、`%e`、`%E`、`%f`、`%F` の場合: 小数点の後に出力される桁数です。デフォルト値は 6 です。
  • 指定子 `%g` と `%G` の場合: 小数点の後の後続ゼロを削除する前の、出力される有効桁数です。デフォルト値は 6 です。
.* 精度は、形式設定文字列では指定されませんが、形式設定される必要のある引数の前に追加される整数値引数として指定されます。

%g と %G の動作

%g%G の形式指定子は、入力値の指数と指定された精度に応じて、10 進表記(%f%F 指定子など)または科学表記(%e%E 指定子など)を選択します。

p は指定された精度を表します(デフォルトは 6、指定された精度が 1 未満の場合は 1)。入力値は、最初に精度 = (p - 1) の科学的記数法に変換されます。結果の指数部 x が -4 未満または p 以上の場合、精度 = (p - 1) の科学的記数法が使用されます。それ以外の場合は、精度= (p - 1 - x) の小数表記が使用されます。

# フラグが存在しない場合は、小数点以下の後続ゼロが削除され、小数点の後に数字がない場合は小数点も削除されます。

%t と %T の動作

%t および %T 形式指定子は、すべての型に関して定義されます。精度フラグは、%s の場合と同じように機能します。は最小値であり、STRING はそのサイズにパディングされます。精度は、表示するコンテンツの最大幅です。STRING は指定されたサイズまで切り詰められてから、幅までパディングされます。

%t 指定子は、常に読み取り可能な形式の値になるように想定されています。

%T 指定子は、常に類似する型の有効な SQL リテラルになります(より広い数値型など)。非定形の浮動小数点値の特殊なケースを除き、リテラルには CAST や型名が含まれません。

STRING は次のように形式設定されます。

%t %T
任意の型の NULL NULL NULL
INT64
123 123
NUMERIC 123.0(常に .0 が付く) NUMERIC "123.0"
FLOAT64 123.0(常に .0 が付く)
123e+10
inf
-inf
NaN
123.0(常に .0 が付く)
123e+10
CAST("inf" AS <type>)
CAST("-inf" AS <type>)
CAST("nan" AS <type>)
STRING 引用符で囲まれていない文字列値 引用符で囲まれた文字列リテラル
BYTES 引用符で囲まれないエスケープ バイト
例: abc\x01\x02
引用符付きバイトリテラル
例: b"abc\x01\x02"
DATE 2011-02-03 DATE "2011-02-03"
TIMESTAMP 2011-02-03 04:05:06+00 TIMESTAMP "2011-02-03 04:05:06+00"
ARRAY [value, value, ...]
ここで、値は %t で形式設定される
[value, value, ...]
ここで、値は %T で形式設定される
STRUCT (value, value, ...)
ここで、フィールドは %t で形式設定される
(value, value, ...)
ここで、フィールドは %T で形式設定される

特別なケース:
ゼロ個のフィールド: STRUCT()
1 つのフィールド: STRUCT(value)

エラー条件

形式指定子が無効な場合や該当する引数型と互換性がない場合、あるいは間違った数や引数が指定されている場合、エラーが生成されます。たとえば、次の <format_string> 式は無効です。

FORMAT('%s', 1)
FORMAT('%')

NULL 引数の処理

NULL 形式文字列は、NULL の出力 STRING になります。この場合、その他の引数はすべて無視されます。

NULL 引数がある場合、通常、関数によって NULL 値が生成されます。 たとえば、FORMAT('%i', NULL_expression) は出力として NULL STRING を生成します。

ただし、形式設定子が %t または %T である場合(これらはどちらも実際上 CAST とリテラル値セマンティックと一致する STRING を生成する)、NULL 値によって結果の STRING 内に 'NULL'(引用符なし)が生成されます。たとえば、次の関数の場合、

FORMAT('00-%t-00', NULL_expression);

戻り値

00-NULL-00

その他のセマンティック ルール

FLOAT64 の値は、+/-inf または NaN です。引数にこれらのいずれかの値が含まれている場合、形式指定子 %f%F%e%E%g%G%t の結果は、状況に応じて inf-inf または nan(または同じ文字の大文字)になります。これは、BigQuery がこれらの値を STRING にキャストする方法と一致します。%T の場合、BigQuery は文字列リテラル表現なしの FLOAT64 値に対して、引用符付きの文字列を返します。

FROM_BASE32

FROM_BASE32(string_expr)

説明

base32 でエンコードされた入力 string_exprBYTES 形式に変換します。BYTES を base32 でエンコードされた STRING に変換するには、TO_BASE32 を使用します。

戻り値の型

BYTES

SELECT FROM_BASE32('MFRGGZDF74======') AS byte_data;

-- Note that the result of FROM_BASE32 is of type BYTES, displayed as a base64-encoded string.
+-----------+
| byte_data |
+-----------+
| YWJjZGX/  |
+-----------+

FROM_BASE64

FROM_BASE64(string_expr)

説明

base64 でエンコードされた入力 string_exprBYTES 形式に変換します。BYTES を base64 でエンコードされた STRING に変換するには、TO_BASE64 を使用します。

戻り値の型

BYTES

SELECT FROM_BASE64('3q2+7w==') AS byte_data;

-- Note that the result of FROM_BASE64 is of type BYTES, displayed as a base64-encoded string.
+-----------+
| byte_data |
+-----------+
| 3q2+7w==  |
+-----------+

FROM_HEX

FROM_HEX(string)

説明

16 進数でエンコードされた STRINGBYTES 形式に変換します。入力 STRING(0..9, A..F, a..f) の範囲外の文字が含まれている場合はエラーを返します。文字の大文字と小文字は区別されません。入力 STRING の文字数が奇数の場合、入力の先頭に 0 が追加されているものとして処理されます。BYTES を 16 進数でエンコードされた STRING に変換するには、TO_HEX を使用します。

戻り値の型

BYTES

WITH Input AS (
  SELECT '00010203aaeeefff' AS hex_str UNION ALL
  SELECT '0AF' UNION ALL
  SELECT '666f6f626172'
)
SELECT hex_str, FROM_HEX(hex_str) AS bytes_str
FROM Input;

-- Note that the result of FROM_HEX is of type BYTES, displayed as a base64-encoded string.
+------------------+--------------+
| hex_str          | bytes_str    |
+------------------+--------------+
| 0AF              | AAECA6ru7/8= |
| 00010203aaeeefff | AK8=         |
| 666f6f626172     | Zm9vYmFy     |
+------------------+--------------+

LENGTH

LENGTH(value)

説明

STRING 値または BYTES 値の長さを返します。戻り値は STRING 引数の場合は文字数、BYTES 引数の場合はバイト数で示されます。

戻り値の型

INT64


WITH example AS
  (SELECT "абвгд" AS characters)

SELECT
  characters,
  LENGTH(characters) AS string_example,
  LENGTH(CAST(characters AS BYTES)) AS bytes_example
FROM example;

+------------+----------------+---------------+
| characters | string_example | bytes_example |
+------------+----------------+---------------+
| абвгд      |              5 |            10 |
+------------+----------------+---------------+

LPAD

LPAD(original_value, return_length[, pattern])

説明

先頭に pattern が追加された original_value で構成される STRING 値または BYTES 値を返します。return_length は、戻り値の長さを指定する INT64 です。original_valueBYTES 型の場合、return_length はバイト数です。original_valueSTRING 型の場合、return_length は文字数です。

pattern のデフォルト値はスペースです。

original_valuepattern は同じデータ型にする必要があります。

return_lengthoriginal_value 以下である場合、この関数は original_value の値を return_length の値まで切り詰めて返します。たとえば、LPAD("hello world", 7);"hello w" を返します。

original_valuereturn_length、または patternNULL の場合、この関数は NULL を返します。

次の場合、この関数はエラーを返します。

  • return_length が負の値である
  • pattern が空白である

戻り値の型

STRING または BYTES

SELECT t, len, FORMAT("%T", LPAD(t, len)) AS LPAD FROM UNNEST([
  STRUCT('abc' AS t, 5 AS len),
  ('abc', 2),
  ('例子', 4)
]);

+------+-----+----------+
| t    | len | LPAD     |
|------|-----|----------|
| abc  | 5   | "  abc"  |
| abc  | 2   | "ab"     |
| 例子  | 4   | "  例子" |
+------+-----+----------+
SELECT t, len, pattern, FORMAT("%T", LPAD(t, len, pattern)) AS LPAD FROM UNNEST([
  STRUCT('abc' AS t, 8 AS len, 'def' AS pattern),
  ('abc', 5, '-'),
  ('例子', 5, '中文')
]);

+------+-----+---------+--------------+
| t    | len | pattern | LPAD         |
|------|-----|---------|--------------|
| abc  | 8   | def     | "defdeabc"   |
| abc  | 5   | -       | "--abc"      |
| 例子  | 5   | 中文    | "中文中例子"   |
+------+-----+---------+--------------+
SELECT FORMAT("%T", t) AS t, len, FORMAT("%T", LPAD(t, len)) AS LPAD FROM UNNEST([
  STRUCT(b'abc' AS t, 5 AS len),
  (b'abc', 2),
  (b'\xab\xcd\xef', 4)
]);

+-----------------+-----+------------------+
| t               | len | LPAD             |
|-----------------|-----|------------------|
| b"abc"          | 5   | b"  abc"         |
| b"abc"          | 2   | b"ab"            |
| b"\xab\xcd\xef" | 4   | b" \xab\xcd\xef" |
+-----------------+-----+------------------+
SELECT
  FORMAT("%T", t) AS t,
  len,
  FORMAT("%T", pattern) AS pattern,
  FORMAT("%T", LPAD(t, len, pattern)) AS LPAD
FROM UNNEST([
  STRUCT(b'abc' AS t, 8 AS len, b'def' AS pattern),
  (b'abc', 5, b'-'),
  (b'\xab\xcd\xef', 5, b'\x00')
]);

+-----------------+-----+---------+-------------------------+
| t               | len | pattern | LPAD                    |
|-----------------|-----|---------|-------------------------|
| b"abc"          | 8   | b"def"  | b"defdeabc"             |
| b"abc"          | 5   | b"-"    | b"--abc"                |
| b"\xab\xcd\xef" | 5   | b"\x00" | b"\x00\x00\xab\xcd\xef" |
+-----------------+-----+---------+-------------------------+

LOWER

LOWER(value)

説明

STRING 引数の場合、元の文字列をすべて小文字の英字で返します。小文字と大文字の間のマッピングは、言語固有のマッピングを考慮せずに、Unicode 文字データベースに従って行われます。

BYTES 引数の場合、引数は ASCII テキストとして処理され、127 を超えるすべてのバイトはそのまま残ります。

戻り値の型

STRING または BYTES


WITH items AS
  (SELECT
    "FOO" as item
  UNION ALL
  SELECT
    "BAR" as item
  UNION ALL
  SELECT
    "BAZ" as item)

SELECT
  LOWER(item) AS example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| foo     |
| bar     |
| baz     |
+---------+

LTRIM

LTRIM(value1[, value2])

説明

TRIM と同じですが、先頭からのみ文字を削除します。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH items AS
  (SELECT "   apple   " as item
  UNION ALL
  SELECT "   banana   " as item
  UNION ALL
  SELECT "   orange   " as item)

SELECT
  CONCAT("#", LTRIM(item), "#") as example
FROM items;

+-------------+
| example     |
+-------------+
| #apple   #  |
| #banana   # |
| #orange   # |
+-------------+
WITH items AS
  (SELECT "***apple***" as item
  UNION ALL
  SELECT "***banana***" as item
  UNION ALL
  SELECT "***orange***" as item)

SELECT
  LTRIM(item, "*") as example
FROM items;

+-----------+
| example   |
+-----------+
| apple***  |
| banana*** |
| orange*** |
+-----------+
WITH items AS
  (SELECT "xxxapplexxx" as item
  UNION ALL
  SELECT "yyybananayyy" as item
  UNION ALL
  SELECT "zzzorangezzz" as item
  UNION ALL
  SELECT "xyzpearxyz" as item)
SELECT
  LTRIM(item, "xyz") as example
FROM items;

+-----------+
| example   |
+-----------+
| applexxx  |
| bananayyy |
| orangezzz |
| pearxyz   |
+-----------+

NORMALIZE

NORMALIZE(value[, normalization_mode])

説明

文字列値を取り、正規化された文字列として返します。

正規化は、2 つの文字列を同等にするために使用されます。画面上で同じように表示される 2 つの文字列が、実際には異なる Unicode コードポイントを持つような状況で、正規化がよく使用されます。

NORMALIZE は、4 つのオプション正規化モードをサポートしています。

名前 説明
NFC 正規化形式 C 標準的な同値によって文字を分解し、再構成する。
NFKC 正規化形式 KC 互換性によって文字を分解し、標準的な同値によって再構成する。
NFD 正規化形式 D 標準的な同値によって文字を分解し、複数の結合文字を特定の順序で並べる。
NFKD 正規化形式 KD 互換性によって文字を分解し、複数の結合文字を特定の順序で並べる。

デフォルトの正規化モードは NFC です。

戻り値の型

STRING

SELECT a, b, a = b as normalized
FROM (SELECT NORMALIZE('\u00ea') as a, NORMALIZE('\u0065\u0302') as b)
AS normalize_example;

+---+---+------------+
| a | b | normalized |
+---+---+------------+
| ê | ê | true       |
+---+---+------------+

次の例では、複数のスペース文字を正規化しています。

WITH EquivalentNames AS (
  SELECT name
  FROM UNNEST([
      'Jane\u2004Doe',
      'John\u2004Smith',
      'Jane\u2005Doe',
      'Jane\u2006Doe',
      'John Smith']) AS name
)
SELECT
  NORMALIZE(name, NFKC) AS normalized_name,
  COUNT(*) AS name_count
FROM EquivalentNames
GROUP BY 1;

+-----------------+------------+
| normalized_name | name_count |
+-----------------+------------+
| John Smith      | 2          |
| Jane Doe        | 3          |
+-----------------+------------+

NORMALIZE_AND_CASEFOLD

NORMALIZE_AND_CASEFOLD(value[, normalization_mode])

説明

STRING value を取り、NORMALIZE と同じ処理を行います。さらに、大文字と小文字を区別しないオペレーション向けにケースフォールディングを行います。

NORMALIZE_AND_CASEFOLD は、4 つのオプション正規化モードをサポートしています。

名前 説明
NFC 正規化形式 C 標準的な同値によって文字を分解し、再構成する。
NFKC 正規化形式 KC 互換性によって文字を分解し、標準的な同値によって再構成する。
NFD 正規化形式 D 標準的な同値によって文字を分解し、複数の結合文字を特定の順序で並べる。
NFKD 正規化形式 KD 互換性によって文字を分解し、複数の結合文字を特定の順序で並べる。

デフォルトの正規化モードは NFC です。

戻り値の型

STRING

WITH Strings AS (
  SELECT '\u2168' AS a, 'IX' AS b UNION ALL
  SELECT '\u0041\u030A', '\u00C5'
)
SELECT a, b,
  NORMALIZE_AND_CASEFOLD(a, NFD)=NORMALIZE_AND_CASEFOLD(b, NFD) AS nfd,
  NORMALIZE_AND_CASEFOLD(a, NFC)=NORMALIZE_AND_CASEFOLD(b, NFC) AS nfc,
  NORMALIZE_AND_CASEFOLD(a, NFKD)=NORMALIZE_AND_CASEFOLD(b, NFKD) AS nkfd,
  NORMALIZE_AND_CASEFOLD(a, NFKC)=NORMALIZE_AND_CASEFOLD(b, NFKC) AS nkfc
FROM Strings;

+---+----+-------+-------+------+------+
| a | b  | nfd   | nfc   | nkfd | nkfc |
+---+----+-------+-------+------+------+
| Ⅸ | IX | false | false | true | true |
| Å | Å  | true  | true  | true | true |
+---+----+-------+-------+------+------+

REGEXP_CONTAINS

REGEXP_CONTAINS(value, regexp)

説明

value が正規表現 regexp に対して部分一致である場合、TRUE を返します。

regexp の引数が無効な場合は、関数はエラーを返します。

完全一致を検索するには、^(テキストの先頭)と $(テキストの末尾)を使用します。正規表現演算子が優先されるため、^$ 間のすべてのものを括弧で囲むことをおすすめします。

戻り値の型

BOOL

SELECT
  email,
  REGEXP_CONTAINS(email, r"@[a-zA-Z0-9-]+\.[a-zA-Z0-9-.]+") AS is_valid
FROM
  (SELECT
    ["foo@example.com", "bar@example.org", "www.example.net"]
    AS addresses),
  UNNEST(addresses) AS email;

+-----------------+----------+
| email           | is_valid |
+-----------------+----------+
| foo@example.com | true     |
| bar@example.org | true     |
| www.example.net | false    |
+-----------------+----------+

# Performs a full match, using ^ and $. Due to regular expression operator
# precedence, it is good practice to use parentheses around everything between ^
# and $.
SELECT
  email,
  REGEXP_CONTAINS(email, r"^([\w.+-]+@foo\.com|[\w.+-]+@bar\.org)$")
    AS valid_email_address,
  REGEXP_CONTAINS(email, r"^[\w.+-]+@foo\.com|[\w.+-]+@bar\.org$")
    AS without_parentheses
FROM
  (SELECT
    ["a@foo.com", "a@foo.computer", "b@bar.org", "!b@bar.org", "c@buz.net"]
    AS addresses),
  UNNEST(addresses) AS email;

+----------------+---------------------+---------------------+
| email          | valid_email_address | without_parentheses |
+----------------+---------------------+---------------------+
| a@foo.com      | true                | true                |
| a@foo.computer | false               | true                |
| b@bar.org      | true                | true                |
| !b@bar.org     | false               | true                |
| c@buz.net      | false               | false               |
+----------------+---------------------+---------------------+

REGEXP_EXTRACT

REGEXP_EXTRACT(value, regexp)

説明

正規表現 regexp と一致する value 内の最初の部分文字列を返します。一致がない場合、NULL を返します。

正規表現がキャプチャ グループを含む場合、この関数はそのキャプチャ グループによって照合された部分文字列を返します。式にキャプチャ グループが含まれていない場合、この関数によって一致しているすべての部分文字列が返されます。

次の場合にエラーを返します。

  • 正規表現が無効の場合。
  • 正規表現に複数のキャプチャ グループがある場合。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH email_addresses AS
  (SELECT "foo@example.com" as email
  UNION ALL
  SELECT "bar@example.org" as email
  UNION ALL
  SELECT "baz@example.net" as email)

SELECT
  REGEXP_EXTRACT(email, r"^[a-zA-Z0-9_.+-]+")
  AS user_name
FROM email_addresses;

+-----------+
| user_name |
+-----------+
| foo       |
| bar       |
| baz       |
+-----------+
WITH email_addresses AS
  (SELECT "foo@example.com" as email
  UNION ALL
  SELECT "bar@example.org" as email
  UNION ALL
  SELECT "baz@example.net" as email)

SELECT
  REGEXP_EXTRACT(email, r"^[a-zA-Z0-9_.+-]+@[a-zA-Z0-9-]+\.([a-zA-Z0-9-.]+$)")
  AS top_level_domain
FROM email_addresses;

+------------------+
| top_level_domain |
+------------------+
| com              |
| org              |
| net              |
+------------------+

REGEXP_EXTRACT_ALL

REGEXP_EXTRACT_ALL(value, regexp)

説明

正規表現 regexp と一致する value のすべての部分文字列の配列を返します。

REGEXP_EXTRACT_ALL 関数は、重複しない一致のみを返します。たとえば、この関数を使用して banana から ana を抽出した場合、返される部分文字列は 2 つではなく、1 つのみです。

戻り値の型

STRING または BYTESARRAY

WITH code_markdown AS
  (SELECT "Try `function(x)` or `function(y)`" as code)

SELECT
  REGEXP_EXTRACT_ALL(code, "`(.+?)`") AS example
FROM code_markdown;

+----------------------------+
| example                    |
+----------------------------+
| [function(x), function(y)] |
+----------------------------+

REGEXP_REPLACE

REGEXP_REPLACE(value, regexp, replacement)

説明

正規表現 regexp と一致する value のすべての部分文字列を replacement で置き換えた STRING を返します。

replacement 引数内でバックスラッシュでエスケープされた数字(\1~\9)を使用して、対応する括弧で囲まれたグループと一致するテキストを regexp パターン内に挿入できます。一致するテキスト全体を参照するには、\0 を使用します。

REGEXP_REPLACE 関数は、重複しない一致のみを置き換えます。たとえば、banana に含まれる ana を置き換える場合、置き換えられるのは 2 つではなく、1 つのみです。

regexp の引数が有効な正規表現でない場合、この関数はエラーを返します。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH markdown AS
  (SELECT "# Heading" as heading
  UNION ALL
  SELECT "# Another heading" as heading)

SELECT
  REGEXP_REPLACE(heading, r"^# ([a-zA-Z0-9\s]+$)", "<h1>\\1</h1>")
  AS html
FROM markdown;

+--------------------------+
| html                     |
+--------------------------+
| <h1>Heading</h1>         |
| <h1>Another heading</h1> |
+--------------------------+

REPLACE

REPLACE(original_value, from_value, to_value)

説明

original_value 内に出現するすべての from_valueto_value に置き換えますfrom_value が空の場合、置き換えは行われません。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH desserts AS
  (SELECT "apple pie" as dessert
  UNION ALL
  SELECT "blackberry pie" as dessert
  UNION ALL
  SELECT "cherry pie" as dessert)

SELECT
  REPLACE (dessert, "pie", "cobbler") as example
FROM desserts;

+--------------------+
| example            |
+--------------------+
| apple cobbler      |
| blackberry cobbler |
| cherry cobbler     |
+--------------------+

REPEAT

REPEAT(original_value, repetitions)

説明

original_value の繰り返しで構成される STRING 値または BYTES 値を返します。repetitions パラメータで、original_value の繰り返しの数を指定します。original_value または repetitions のいずれかが NULL の場合、NULL を返します。

repetitions の値が負の数の場合、この関数はエラーを返します。

戻り値の型

STRING または BYTES

SELECT t, n, REPEAT(t, n) AS REPEAT FROM UNNEST([
  STRUCT('abc' AS t, 3 AS n),
  ('例子', 2),
  ('abc', null),
  (null, 3)
]);

+------+------+-----------+
| t    | n    | REPEAT    |
|------|------|-----------|
| abc  | 3    | abcabcabc |
| 例子 | 2    | 例子例子  |
| abc  | NULL | NULL      |
| NULL | 3    | NULL      |
+------+------+-----------+

REVERSE

REVERSE(value)

説明

入力の STRING または BYTES を逆順で返します。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH example AS (
  SELECT "foo" AS sample_string, b"bar" AS sample_bytes UNION ALL
  SELECT "абвгд" AS sample_string, b"123" AS sample_bytes
)
SELECT
  sample_string,
  REVERSE(sample_string) AS reverse_string,
  sample_bytes,
  REVERSE(sample_bytes) AS reverse_bytes
FROM example;

+---------------+----------------+--------------+---------------+
| sample_string | reverse_string | sample_bytes | reverse_bytes |
+---------------+----------------+--------------+---------------+
| foo           | oof            | bar          | rab           |
| абвгд         | дгвба          | 123          | 321           |
+---------------+----------------+--------------+---------------+

RPAD

RPAD(original_value, return_length[, pattern])

説明

pattern が追加された original_value で構成される STRING 値または BYTES 値を返します。return_length パラメータは、戻り値の長さを指定する INT64 です。original_valueBYTES の場合、return_length はバイト数です。original_valueSTRING の場合、return_length は文字数です。

pattern のデフォルト値はスペースです。

original_valuepattern は同じデータ型にする必要があります。

return_lengthoriginal_value 以下である場合、この関数は original_value の値を return_length の値まで切り詰めて返します。たとえば、RPAD("hello world", 7);"hello w" を返します。

original_valuereturn_length、または patternNULL の場合、この関数は NULL を返します。

次の場合、この関数はエラーを返します。

  • return_length が負の値である
  • pattern が空白である

戻り値の型

STRING または BYTES

SELECT t, len, FORMAT("%T", RPAD(t, len)) AS RPAD FROM UNNEST([
  STRUCT('abc' AS t, 5 AS len),
  ('abc', 2),
  ('例子', 4)
]);

+------+-----+----------+
| t    | len | RPAD     |
|------|-----|----------|
| abc  | 5   | "abc  "  |
| abc  | 2   | "ab"     |
| 例子  | 4   | "例子  " |
+------+-----+----------+
SELECT t, len, pattern, FORMAT("%T", RPAD(t, len, pattern)) AS RPAD FROM UNNEST([
  STRUCT('abc' AS t, 8 AS len, 'def' AS pattern),
  ('abc', 5, '-'),
  ('例子', 5, '中文')
]);

+------+-----+---------+--------------+
| t    | len | pattern | RPAD         |
|------|-----|---------|--------------|
| abc  | 8   | def     | "abcdefde"   |
| abc  | 5   | -       | "abc--"      |
| 例子  | 5   | 中文     | "例子中文中"  |
+------+-----+---------+--------------+
SELECT FORMAT("%T", t) AS t, len, FORMAT("%T", RPAD(t, len)) AS RPAD FROM UNNEST([
  STRUCT(b'abc' AS t, 5 AS len),
  (b'abc', 2),
  (b'\xab\xcd\xef', 4)
]);

+-----------------+-----+------------------+
| t               | len | RPAD             |
|-----------------|-----|------------------|
| b"abc"          | 5   | b"abc  "         |
| b"abc"          | 2   | b"ab"            |
| b"\xab\xcd\xef" | 4   | b"\xab\xcd\xef " |
+-----------------+-----+------------------+
SELECT
  FORMAT("%T", t) AS t,
  len,
  FORMAT("%T", pattern) AS pattern,
  FORMAT("%T", RPAD(t, len, pattern)) AS RPAD
FROM UNNEST([
  STRUCT(b'abc' AS t, 8 AS len, b'def' AS pattern),
  (b'abc', 5, b'-'),
  (b'\xab\xcd\xef', 5, b'\x00')
]);

+-----------------+-----+---------+-------------------------+
| t               | len | pattern | RPAD                    |
|-----------------|-----|---------|-------------------------|
| b"abc"          | 8   | b"def"  | b"abcdefde"             |
| b"abc"          | 5   | b"-"    | b"abc--"                |
| b"\xab\xcd\xef" | 5   | b"\x00" | b"\xab\xcd\xef\x00\x00" |
+-----------------+-----+---------+-------------------------+

RTRIM

RTRIM(value1[, value2])

説明

TRIM と同一ですが、文字を末尾からのみ削除します。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH items AS
  (SELECT "***apple***" as item
  UNION ALL
  SELECT "***banana***" as item
  UNION ALL
  SELECT "***orange***" as item)

SELECT
  RTRIM(item, "*") as example
FROM items;

+-----------+
| example   |
+-----------+
| ***apple  |
| ***banana |
| ***orange |
+-----------+
WITH items AS
  (SELECT "applexxx" as item
  UNION ALL
  SELECT "bananayyy" as item
  UNION ALL
  SELECT "orangezzz" as item
  UNION ALL
  SELECT "pearxyz" as item)

SELECT
  RTRIM(item, "xyz") as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| apple   |
| banana  |
| orange  |
| pear    |
+---------+

SAFE_CONVERT_BYTES_TO_STRING

SAFE_CONVERT_BYTES_TO_STRING(value)

説明

BYTES のシーケンスを STRING に変換します。無効な UTF-8 文字列は Unicode 置換文字 U+FFFD に置き換えられます。

戻り値の型

STRING

次のステートメントは、Unicode 置換文字 � を返します。

SELECT SAFE_CONVERT_BYTES_TO_STRING(b'\xc2') as safe_convert;

SPLIT

SPLIT(value[, delimiter])

説明

delimiter 引数を使用して value を分割します。

STRING の場合、デフォルトの区切り文字はカンマ(,)です。

BYTES の場合、区切り文字を指定する必要があります。

空の区切り文字で分割すると、STRING 値の場合は UTF-8 文字セットの配列が生成され、BYTES 値の場合は BYTES の配列が生成されます。

空の STRING を分割すると、1 つの空の STRING を持つ ARRAY が返されます。

戻り値の型

STRING 型の ARRAY、または BYTES 型の ARRAY

WITH letters AS
  (SELECT "" as letter_group
  UNION ALL
  SELECT "a" as letter_group
  UNION ALL
  SELECT "b c d" as letter_group)

SELECT SPLIT(letter_group, " ") as example
FROM letters;

+----------------------+
| example              |
+----------------------+
| []                   |
| [a]                  |
| [b, c, d]            |
+----------------------+

STARTS_WITH

STARTS_WITH(value1, value2)

説明

2 つの STRING 値または BYTES 値を取ります。2 番目の値が 1 番目の値の接頭辞である場合、TRUE を返します。

戻り値の型

BOOL

WITH items AS
  (SELECT "foo" as item
  UNION ALL
  SELECT "bar" as item
  UNION ALL
  SELECT "baz" as item)

SELECT
  STARTS_WITH(item, "b") as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
|   False |
|    True |
|    True |
+---------+

STRPOS

STRPOS(string, substring)

説明

string 内で最初に substring が出現する位置のインデックス(開始値 1)を返します。substring が見つからない場合は 0 を返します。

戻り値の型

INT64

WITH email_addresses AS
  (SELECT
    "foo@example.com" AS email_address
  UNION ALL
  SELECT
    "foobar@example.com" AS email_address
  UNION ALL
  SELECT
    "foobarbaz@example.com" AS email_address
  UNION ALL
  SELECT
    "quxexample.com" AS email_address)

SELECT
  STRPOS(email_address, "@") AS example
FROM email_addresses;

+---------+
| example |
+---------+
|       4 |
|       7 |
|      10 |
|       0 |
+---------+

SUBSTR

SUBSTR(value, position[, length])

説明

指定された STRING 値または BYTES 値の部分文字列を返します。position 引数は、部分文字列の開始位置を指定する整数であり、position = 1 は最初の文字またはバイトを指します。length 引数は、STRING 引数の場合は最大文字数、BYTES 引数の場合は最大バイト数です。

position が負の値である場合、value の最後からカウントします(-1 は最後の文字を示す)。

positionSTRING の左端の外の位置にある場合(position = 0 または position < -LENGTH(value))、position = 1 から開始します。lengthvalue の長さを超える場合、この関数は length 文字より少ない値を返します。

length が 0 より小さい場合、関数はエラーを返します。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH items AS
  (SELECT "apple" as item
  UNION ALL
  SELECT "banana" as item
  UNION ALL
  SELECT "orange" as item)

SELECT
  SUBSTR(item, 2) as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| pple    |
| anana   |
| range   |
+---------+
WITH items AS
  (SELECT "apple" as item
  UNION ALL
  SELECT "banana" as item
  UNION ALL
  SELECT "orange" as item)

SELECT
  SUBSTR(item, 2, 2) as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| pp      |
| an      |
| ra      |
+---------+
WITH items AS
  (SELECT "apple" as item
  UNION ALL
  SELECT "banana" as item
  UNION ALL
  SELECT "orange" as item)

SELECT
  SUBSTR(item, -2) as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| le      |
| na      |
| ge      |
+---------+

TO_BASE32

TO_BASE32(bytes_expr)

説明

BYTES のシーケンスを base32 でエンコードされた STRING に変換します。base32 でエンコードされた STRINGBYTES に変換するには、FROM_BASE32 を使用します。

戻り値の型

STRING

SELECT TO_BASE32(b'abcde\xFF') AS base32_string;

+------------------+
| base32_string    |
+------------------+
| MFRGGZDF74====== |
+------------------+

TO_BASE64

TO_BASE64(bytes_expr)

説明

BYTES のシーケンスを base64 でエンコードされた STRING に変換します。base64 でエンコードされた STRINGBYTES に変換するには、FROM_BASE64 を使用します。

戻り値の型

STRING

SELECT TO_BASE64(b'\xde\xad\xbe\xef') AS base64_string;

+---------------+
| base64_string |
+---------------+
| 3q2+7w==      |
+---------------+

TO_CODE_POINTS

TO_CODE_POINTS(value)

説明

value を取り、INT64 の配列を返します。

  • valueSTRING の場合、返される配列内の各要素はコードポイントを表します。各コードポイントは、[0, 0xD7FF] から [0xE000, 0x10FFFF] の範囲になります。
  • valueBYTES の場合、配列内の各要素は拡張 ASCII 文字の値で、範囲は [0, 255] になります。

コードポイントの配列を STRING または BYTES に変換する方法については、CODE_POINTS_TO_STRING または CODE_POINTS_TO_BYTES をご覧ください。

戻り値の型

ARRAY/INT64

次の例では、文字配列内の各要素についてコードポイントを取得します。

SELECT word, TO_CODE_POINTS(word) AS code_points
FROM UNNEST(['foo', 'bar', 'baz', 'giraffe', 'llama']) AS word;

+---------+------------------------------------+
| word    | code_points                        |
+---------+------------------------------------+
| foo     | [102, 111, 111]                    |
| bar     | [98, 97, 114]                      |
| baz     | [98, 97, 122]                      |
| giraffe | [103, 105, 114, 97, 102, 102, 101] |
| llama   | [108, 108, 97, 109, 97]            |
+---------+------------------------------------+

次の例では、BYTES の整数表現を対応する ASCII 文字値に変換しています。

SELECT word, TO_CODE_POINTS(word) AS bytes_value_as_integer
FROM UNNEST([b'\x00\x01\x10\xff', b'\x66\x6f\x6f']) AS word;

+------------------+------------------------+
| word             | bytes_value_as_integer |
+------------------+------------------------+
| \x00\x01\x10\xff | [0, 1, 16, 255]        |
| foo              | [102, 111, 111]        |
+------------------+------------------------+

次の例では、BYTES の結果と STRING の結果の違いを示しています。

SELECT TO_CODE_POINTS(b'Ā') AS b_result, TO_CODE_POINTS('Ā') AS s_result;

+------------+----------+
| b_result   | s_result |
+------------+----------+
| [196, 128] | [256]    |
+------------+----------+

文字 Ā が 2 バイトの Unicode シーケンスで表されることにご注意ください。その結果、BYTES バージョンの TO_CODE_POINTS は 2 つの要素からなる配列を返し、STRING バージョンは 1 つの要素からなる配列を返します。

TO_HEX

TO_HEX(bytes)

説明

BYTES のシーケンスを 16 進数の STRING に変換します。STRING 内の各バイトを範囲 (0..9, a..f) 内の 2 つの 16 進数文字に変換します。16 進数でエンコードされた STRINGBYTES に変換するには、FROM_HEX を使用します。

戻り値の型

STRING

WITH Input AS (
  SELECT b'\x00\x01\x02\x03\xAA\xEE\xEF\xFF' AS byte_str UNION ALL
  SELECT b'foobar'
)
SELECT byte_str, TO_HEX(byte_str) AS hex_str
FROM Input;

+----------------------------------+------------------+
| byte_string                      | hex_string       |
+----------------------------------+------------------+
| \x00\x01\x02\x03\xaa\xee\xef\xff | 00010203aaeeefff |
| foobar                           | 666f6f626172     |
+----------------------------------+------------------+

TRIM

TRIM(value1[, value2])

説明

value2 に一致するすべての先頭と末尾の文字を削除します。value2 が指定されていない場合は、すべての先頭と末尾の(Unicode 標準で定義されている)空白文字が削除されます。最初の引数が BYTES 型の場合、2 番目の引数は必須です。

value2 が複数の文字またはバイトを含む場合、この関数は value2 に含まれている文字が先頭または末尾の文字またはバイトに存在した場合にこれらをすべて削除します。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH items AS
  (SELECT "   apple   " as item
  UNION ALL
  SELECT "   banana   " as item
  UNION ALL
  SELECT "   orange   " as item)

SELECT
  CONCAT("#", TRIM(item), "#") as example
FROM items;

+----------+
| example  |
+----------+
| #apple#  |
| #banana# |
| #orange# |
+----------+
WITH items AS
  (SELECT "***apple***" as item
  UNION ALL
  SELECT "***banana***" as item
  UNION ALL
  SELECT "***orange***" as item)

SELECT
  TRIM(item, "*") as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| apple   |
| banana  |
| orange  |
+---------+
WITH items AS
  (SELECT "xxxapplexxx" as item
  UNION ALL
  SELECT "yyybananayyy" as item
  UNION ALL
  SELECT "zzzorangezzz" as item
  UNION ALL
  SELECT "xyzpearxyz" as item)

SELECT
  TRIM(item, "xyz") as example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| apple   |
| banana  |
| orange  |
| pear    |
+---------+

UPPER

UPPER(value)

説明

STRING 引数の場合、元の文字列をすべて大文字の英字で返します。大文字と小文字の間のマッピングは、言語固有のマッピングを考慮せずに Unicode 文字データベースに従って行われます。

BYTES 引数の場合、引数は ASCII テキストとして処理され、127 を超えるすべてのバイトはそのまま残ります。

戻り値の型

STRING または BYTES

WITH items AS
  (SELECT
    "foo" as item
  UNION ALL
  SELECT
    "bar" as item
  UNION ALL
  SELECT
    "baz" as item)

SELECT
  UPPER(item) AS example
FROM items;

+---------+
| example |
+---------+
| FOO     |
| BAR     |
| BAZ     |
+---------+