はじめに: 開発環境の設定

アプリケーション開発と Google App Engine スタンダードへのデプロイのためのビルド環境の設定方法について説明します。サポートされている Java 開発環境とビルド環境は、IntelliJ IDEA、Eclipse、Apache Maven、Gradle です。

このガイドでは次の方法について説明します。

  • Google Cloud SDK のコマンドライン ツールをインストールする。
  • Eclipse、IntelliJ、Gradle、Maven 用の App Engine プラグインをインストールして構成する。
  • 新しい App Engine プロジェクトを作成する。

必要な SDK のインストール

  1. Java SE 8 SDK をまだインストールしていない場合は、Java SE 8 Development Kit(JDK)をインストールします。

  2. Google Cloud SDK の最新バージョンをインストールします。

    Google Cloud SDK をインストールする

  3. App Engine Java コンポーネントをインストールします。

    gcloud components install app-engine-java
    
  4. 自分のユーザー アカウントを承認します。

    gcloud auth application-default login
    
  5. (省略可)サービス アカウントを作成するには gcloud auth activate-service-account --key-file=your_key.json を実行します。詳細については、Cloud SDK ツールの承認をご覧ください。

開発環境の構成

Eclipse

始める前に

  1. Eclipse IDE for Java EE Developers バージョン 4.7 以降をインストールします。

    Eclipse のダウンロード

  2. Google Plugin for Eclipse がインストール済みである場合は、GPE からの移行の手順を完了します。

プラグインをインストールします。

  1. 実行中の Eclipse ワークスペース内に次のインストール ボタンをドラッグします。

    実行中の Eclipse ワークスペースにドラッグします。

    または Eclipse 内から、[Help] > [Eclipse Marketplace] を選択し、Google Cloud Tools for Eclipse を検索します。

  2. プロンプトが表示されたら Eclipse を再起動します。

IntelliJ

始める前に

  1. Google アカウントにログインします。

    Google アカウントをまだお持ちでない場合は、新しいアカウントを登録します。

  2. GCP プロジェクトを選択または作成します。

    プロジェクト セレクタのページに移動

  3. Google Cloud Platform プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認します。 詳しくは、課金を有効にする方法をご覧ください。

  4. 次のソフトウェアがローカル システムにインストールされていることを確認します。

プラグインをインストールします。

  1. IDEA 内から、[File] > [Settings] を開きます。Mac OS X の場合は [IntelliJ IDEA] > [Preferences] を開きます。
  2. ナビゲーション パネルから [Plugins] を選択し、Cloud Code を検索します。
  3. [Install] をクリックします。
  4. [Restart] を選択して IDE を再起動します。
  5. プロジェクト JDK を構成します。
    1. [File] > [Project Structure] を開きます。Mac OS X の場合は [IntelliJ IDEA] > [Project Structure] を開きます。
    2. [Project Settings] > [Project] を選択します。
    3. プロジェクト SDK がない場合は [New] をクリックして [JDK] を選択します。

Gradle

  1. Gradle v3.4.1 以降をインストールします。

  2. git をインストールします。

Maven

  1. Maven ウェブサイトから Maven 3.5 をダウンロードします

  2. ローカルマシンに Maven 3.5 をインストールします

新しい App Engine プロジェクトの作成

Eclipse

  1. Google Cloud Platform ツールバー ボタン をクリックします。

  2. [Create New Project] > [Google App Engine Standard Java Project] を選択します。

  3. プロジェクト名を入力し、(オプションで)Java パッケージも入力します。

  4. Maven ベースの App Engine プロジェクトを作成するには、[Create as Maven Project] をオンにし、Maven グループ IDアーティファクト ID を入力します。

  5. プロジェクトで必要なライブラリ(App Engine APIGoogle Cloud EndpointsObjectify)を選択します。

  6. [Finish] をクリックします。

ウィザードによって、ネイティブ Eclipse プロジェクトが簡単なサーブレットで生成されます。これは、IDE から実行し、デプロイすることができます。

IntelliJ

  1. [File] > [New] > [Project] を選択して、[New Project] ダイアログを表示します。

  2. 左側のパネルで [Java] を選択します。

  3. [Additional Libraries and Frameworks] セクションで、ご使用の環境に対応する [Google App Engine] のチェックボックスをオンにします。

  4. アプリケーションのクラスパスに追加するライブラリを選択します。[Servlet API] がデフォルトで選択されています。

  5. [次へ] をクリックします。

  6. プロジェクト名を入力します。

  7. デフォルトを使用しない場合は、プロジェクトのロケーションを入力します。

  8. デフォルトを使用しない場合は、[More Settings] セクションのフィールドを更新します。

  9. [Finish] をクリックします。

Gradle

  1. 新しいディレクトリを作成します。

  2. 作成したディレクトリで、新しいプロジェクトを初期化します。

    gradle init --type java-library;
    mkdir -p src/main/webapp/WEB-INF;
    rm src/main/java/Library.java src/test/java/LibraryTest.java
    

    Gradle は、最後の rm コマンドで削除された 2 つの空のクラスを持つスケルトン ディレクトリ構造を作成します。

  3. 次のコードを build.gradle ファイルに追加します。これにより、App Engine Gradle のタスク、Maven のリポジトリ、App Engine Gradle プラグイン、依存関係、タスク構成が追加されます。

    buildscript {      // Configuration for building
      repositories {
        jcenter()      // Bintray's repository - a fast Maven Central mirror & more
        mavenCentral()
      }
      dependencies {
        classpath 'com.google.cloud.tools:appengine-gradle-plugin:1.+' // Latest 1.x.x release
        classpath 'org.akhikhl.gretty:gretty:+'
      }
    }
    
    repositories {   // repositories for JARs you access in your code
      maven {
        url 'https://maven-central.storage.googleapis.com'             // Google's mirror of Maven Central
      }
    
    //maven {
    //  url 'https://oss.sonatype.org/content/repositories/snapshots' // SNAPSHOT repository if needed
    //}
    
      jcenter()
      mavenCentral()
    }
    
    apply plugin: 'java'
    apply plugin: 'war'
    apply plugin: 'org.akhikhl.gretty'
    apply plugin: 'com.google.cloud.tools.appengine'
    
    dependencies {
      providedCompile 'javax.servlet:javax.servlet-api:3.1.0'
      providedCompile 'com.google.appengine:appengine:+'
    // Add your dependencies here.
    
    }
    
    gretty {
        httpPort = 8080
        contextPath = '/'
        servletContainer = 'jetty9'  // What App Engine Flexible uses
    }
    
    appengine {
    
      deploy {   // deploy configuration
        stopPreviousVersion = true  // default - stop the current version
        promote = true              // default - & make this the current version
      }
    
    }
    
    group = 'com.example.appengine'   // Generated output GroupId
    version = '1.0-SNAPSHOT'          // Version in generated output
    
    sourceCompatibility = 1.8
    targetCompatibility = 1.8

Maven

App Engine アプリを作成するには:

  1. 新しいディレクトリを作成します。

  2. 作成したディレクトリで、新しいプロジェクトを初期化します。

     mvn archetype:generate -Dappengine-version=1.9.59 -Djava8=true -DCloudSDK_Tooling=true -Dapplication-id=your-app-id -Dfilter=com.google.appengine.archetypes:
    
    1. -Dappengine-version を App Engine SDK for Java の最新バージョンに設定し、application-id を GCP プロジェクトの ID に設定します。

    2. Java 8 ランタイムにプロジェクトをデプロイするように -Djava8=true を設定します。

    3. Cloud SDK ツールを使用するように -DCloudSDK_Tooling=true を設定します。

  3. アーキタイプの選択を求められたら、App Engine スケルトン アーキタイプの値 2 を選択します。これにより、必要なディレクトリ構造とファイルが含まれている空のプロジェクトが作成されます。

  4. バージョンの入力を求められたら、Enter キーを押して、デフォルトである最新バージョンを選択します。

  5. Define value for property 'groupId'」と表示されたら、アプリの名前空間(com.mycompany.myapp など)を指定します。

  6. Define value for property 'artifactId'」と表示されたら、プロジェクト名(myapp など)を指定します。

  7. Define value for property 'version'」と表示されたら、デフォルト値を受け入れます。

  8. Define value for property 'package'」と表示されたら、使用するパッケージの名前を指定するか、デフォルト値を受け入れます。生成される Java ファイルには、ここで指定するパッケージ名が付けられます。

  9. 選択した内容を確認するよう促された場合、デフォルト値(Y)を受け入れます。

  10. プロジェクトの生成が完了するまで待ってから、新しいプロジェクト ディレクトリ(myapp/ など)に移動します。

  11. Cloud SDK ベースのプラグインをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加します。

    <build>
        <plugins>
           [...]
              <plugin>
                <groupId>com.google.cloud.tools</groupId>
                <artifactId>appengine-maven-plugin</artifactId>
                <version>1.3.1</version>
                <configuration>
                    <project>your-project-ID-goes-here</project>
                    <version>1</version>
                </configuration>
              </plugin>
           [...]
        </plugins>
    </build>
    
  12. プラグイン構成で、ターゲットの Google Cloud Platform プロジェクトの ID およびサービスとバージョンを指定します。

次のステップ

これで開発環境が整ったので、Java アプリケーションの開発と App Engine へのデプロイを開始できます。

このページは役立ちましたか?評価をお願いいたします。

フィードバックを送信...

Java 8 の App Engine スタンダード環境