リモート サーバーに syslog のメッセージを転送する
Google Cloud VMware Engine には、リモート syslog サーバーに syslog メッセージを送信するオプションが用意されています。この構成により、リモート ロギングとモニタリング システムを使用して syslog メッセージの照合と処理を行えます。
始める前に
このドキュメントでは、次の作業が完了していることを前提としています。
- オンプレミス ネットワークへのプライベート サービス アクセスを syslog メッセージの転送元になるプライベート クラウドに設定する。
リモートの syslog ホストを名前で参照する場合は、プライベート クラウドに DNS プロファイルを適用して、DNS 転送を行う必要もあります。
syslog ホストの構成
syslog ホストを構成して、メッセージを vCenter または NSX-T から転送するようにできます。
vCenter syslog メッセージを転送する
リモートの syslog サーバーにログを転送するように VMware Engine プライベート クラウドで vCenter を構成するには、次の手順に沿って操作します。
- Google Cloud VMware Engine ポータルにアクセスします。
- [Resources] に移動し、syslog メッセージの転送元としてプライベート クラウドを選択します。
- [Advanced vCenter settings] タブを選択します。
- [ Add remote syslog host] をクリックします。
- [Server] フィールドに、リモート syslog ホストの名前または IP アドレスを入力します。
- 通信プロトコルを選択します。
- [Port] フィールドに、リモート syslog サーバーがリッスンするポート番号を入力します。
- [Submit] をクリックします。
リモート サーバー構成を送信すると、syslog サービスが再起動し、リモート サーバーに入る syslog メッセージを表示できます。
NSX-T syslog メッセージを転送する
VMware Engine プライベート クラウドで NSX-T を構成して、リモートの syslog サーバーにログを転送するようにするには、次の手順に沿って操作します。
- プライベート クラウドで NSX-T アプライアンスにログインします。
- [System] > [Fabric] > [Profiles] > [Node Profiles] の順に移動します。
- すべての NSX ノードからログを転送するには、[All NSX Nodes] を選択します。それ以外の場合は、ログの送信元となるノードのみを選択します。
- [Syslog Server] セクションで、[Add] をクリックします。
- [FQDN or IP Address] フィールドに、リモート syslog ホストの IP アドレスを入力します。
- [Port] フィールドに、リモート syslog サーバーがリッスンするポート番号を入力します。
- [Protocol] フィールドで、通信プロトコルを選択します。
- [Log Level] フィールドで、転送するログのレベルを選択します。
- [Add] をクリックします。