コンテナ イメージを Cloud Code for VS Code に保存する

リモートの Kubernetes クラスタでアプリケーションを実行またはデバッグするには、プロジェクトのコンテナ イメージ リポジトリを定義する必要があります。Artifact Registry や Container Registry などの任意のイメージ リポジトリ プロバイダを使用できます。

コンテナ イメージの保存場所を指定する

IDE で Google Cloud にログインし、デフォルト プロジェクトが定義されている場合、Cloud Code はデフォルトのコンテナ イメージ リポジトリ(gcr.io/PROJECT_ID)を自動的に使用します。ここで、PROJECT_ID はデフォルト プロジェクトを参照します。

プロジェクト イメージが push されるイメージ リポジトリを更新する場合は、次の手順に沿って操作します。

  1. コマンド パレットを開き(Ctrl/Cmd + Shift + P を押してください)、Cloud Code: Run on Kubernetes コマンドを実行します。
  2. 現在の Kubernetes コンテキストを使用してアプリを実行する(または目的のアプリに切り替える)かどうかを確認します。
  3. イメージ レジストリを選択するように求められます。
  4. イメージを保存するイメージ リポジトリを入力します。Container Registry を使用している場合は、既存のレジストリを参照するか、作成するレジストリ名を指定できます。

    プロジェクトで Artifact Registry API が有効になっていて、少なくとも 1 つの Artifact Registry リポジトリがある場合、既存の Artifact Registry リポジトリを参照して選択できます。

一般的なレジストリのコンテナ イメージの保存場所を指定する方法の例については、一般的なイメージ リポジトリの形式のセクションをご覧ください。

イメージ名の作成

Cloud Code により、このイメージ レジストリと Kubernetes マニフェストで指定されたイメージ名が連結され、最終的なイメージ リポジトリ名が生成されます。

詳細については、イメージ レジストリ取り扱いガイドをご覧ください。

この選択は cloudcode.kubernetes 起動構成(.vscode/launch.json 内)に保存されます。

Cloud Code はコンテナをビルドして、レジストリに push し、Kubernetes 構成をクラスタに適用して、ロールアウトを待ちます。

一般的なイメージ リポジトリの形式

次に示すのは、一般的なレジストリの場合にコンテナ イメージの保存場所を指定する方法の例です。

Docker Hub docker.io/ACCOUNT
Container Registry gcr.io/PROJECT_ID
Artifact Registry REGION-docker.pkg.dev/PROJECT_ID/REPO_PATH
AWS Elastic Container Registry(ECR) AWS_ACCOUNT_ID.dkr.ecr.REGION.amazonaws.com/MY_APP
Azure Container Registry(ACR) MY_ACR_NAME.azurecr.io/MY_APP

次のステップ

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