DNS プロファイルの作成と適用
プライベート クラウドの DNS プロファイルにより、Google Cloud VMware Engine が管理アプライアンスからオンプレミス サービスの DNS サーバーに DNS リクエストを転送する方法が決まります。VMware Engine で、オンプレミスのドメインと DNS サーバー用の DNS プロファイルを定義します。
DNS プロファイルには、複数のドメインとそのドメインに関連付けられた DNS サーバーを含めることができます。各プライベート クラウドには 1 つの適用された DNS プロファイルしか存在できませんが、同じ DNS プロファイルを複数のプライベート クラウドに適用できます。
DNS プロファイルを必要とするプロセスには、次のようなものがあります。
- プライベート クラウド vCenter からの syslog メッセージをサーバー名で syslog コレクション サーバーに転送する。
- プライベート クラウド用のオンプレミスの Active Directory デプロイを ID ソースとして使用する。
- 障害復旧用に VMware Site Recovery Manager (SRM)を使用する。
- 障害復旧用に Zerto Virtual Replication を使用する。
始める前に
このドキュメントでは、次の作業が完了していることを前提としています。
DNS プロファイルの作成
プロジェクトで新しい DNS プロファイルを作成する手順は次のとおりです。
- VMware Engine ポータルにアクセスします
- [Network] > [DNS configuration] に移動します。
- [New DNS profile] をクリックします。
- DNS プロファイルの表示名を入力します。
- ドメイン名と、対応する DNS サーバーの IP アドレスを 2 つ以上入力します。
- [Add Domain] をクリックして、プロファイルにドメインを追加します。
- プロファイルに追加するドメインごとに、前の手順を繰り返します。
- [Submit] をクリックして、DNS プロファイルを保存します。
プライベート クラウドに DNS プロファイルを適用する
プライベート クラウドで、適用するプロファイルを選択します。
- VMware Engine ポータルにアクセスします
- [Resources] に移動し、DNS プロファイルを設定するプライベート クラウドを選択します。
- [DNS configuration] タブを選択します。
- プライベート クラウドに適用する DNS プロファイルを選択し、ドメインと DNS サーバーの IP アドレスを確認します。
- [Submit] をクリックして、プライベート クラウドに DNS プロファイルを適用します。