Cloud Translation Advanced でテキストを翻訳する
このドキュメントでは、Cloud Translation Advanced を使用してサンプル テキストを翻訳する方法について説明します。
始める前に
Cloud Translation API を使用するには、Cloud Translation API が有効になっているプロジェクトと適切な認証情報が必要です。また、この API の呼び出しを支援する一般的なプログラミング言語のクライアント ライブラリをインストールすることもできます。詳細については、設定ページをご覧ください。
テキストの翻訳例
次の例は、Cloud Translation - Advanced を使用して、テキストを指定の対象言語に翻訳する方法を示しています。
curl
または PowerShell を使用してリクエストを行います。
ソース言語とターゲット言語は、ISO-639 コードを使用して指定します。ソース言語は英語(en)、ターゲット言語はロシア語(ru)です。クエリの形式は、「text」(書式なしテキスト)として表示されます。
リクエストのデータを使用する前に、次のように置き換えます。
- PROJECT_NUMBER_OR_ID: Google Cloud プロジェクトの数字または英数字の ID
HTTP メソッドと URL:
POST https://translation.googleapis.com/v3/projects/PROJECT_NUMBER_OR_ID :translateText
リクエストの本文(JSON):
{ "sourceLanguageCode": "en", "targetLanguageCode": "ru", "contents": ["Dr. Watson, come here!"], "mimeType": "text/plain" }
リクエストを送信するには、次のいずれかのオプションを展開します。
curl(Linux、macOS、Cloud Shell)
リクエスト本文を request.json
という名前のファイルに保存して、次のコマンドを実行します。
curl -X POST \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
-H "x-goog-user-project:PROJECT_NUMBER_OR_ID " \
-H "Content-Type: application/json; charset=utf-8" \
-d @request.json \
"https://translation.googleapis.com/v3/projects/PROJECT_NUMBER_OR_ID :translateText"
PowerShell(Windows)
リクエスト本文を request.json
という名前のファイルに保存して、次のコマンドを実行します。
$cred = gcloud auth print-access-token
$headers = @{ "Authorization" = "Bearer $cred"; "x-goog-user-project" = "PROJECT_NUMBER_OR_ID " }
Invoke-WebRequest `
-Method POST `
-Headers $headers `
-ContentType: "application/json; charset=utf-8" `
-InFile request.json `
-Uri "https://translation.googleapis.com/v3/projects/PROJECT_NUMBER_OR_ID :translateText" | Select-Object -Expand Content
次のような JSON レスポンスが返されます。
{ "translations": [{ "translatedText": "Доктор Ватсон, иди сюда!" }] }
このサンプルを試す前に、Cloud Translation クイックスタート: クライアント ライブラリの使用にある Go の設定手順を完了してください。詳細については、Cloud Translation Go API リファレンス ドキュメントをご覧ください。
Cloud Translation に対する認証を行うには、アプリケーションのデフォルト認証情報を設定します。詳細については、ローカル開発環境の認証を設定するをご覧ください。
このサンプルを試す前に、Cloud Translation クイックスタート: クライアント ライブラリの使用にある Java の設定手順を完了してください。詳細については、Cloud Translation Java API リファレンス ドキュメントをご覧ください。
Cloud Translation に対する認証を行うには、アプリケーションのデフォルト認証情報を設定します。詳細については、ローカル開発環境の認証を設定するをご覧ください。
このサンプルを試す前に、Cloud Translation クイックスタート: クライアント ライブラリの使用にある Node.js の設定手順を完了してください。詳細については、Cloud Translation Node.js API リファレンス ドキュメントをご覧ください。
Cloud Translation に対する認証を行うには、アプリケーションのデフォルト認証情報を設定します。詳細については、ローカル開発環境の認証を設定するをご覧ください。
このサンプルを試す前に、Cloud Translation クイックスタート: クライアント ライブラリの使用にある Python の設定手順を完了してください。詳細については、Cloud Translation Python API リファレンス ドキュメントをご覧ください。
Cloud Translation に対する認証を行うには、アプリケーションのデフォルト認証情報を設定します。詳細については、ローカル開発環境の認証を設定するをご覧ください。
C#: クライアント ライブラリ ページの C# の設定手順を行ってから、.NET 用の Cloud Translation リファレンス ドキュメントをご覧ください。
PHP: クライアント ライブラリ ページの PHP の設定手順を行ってから、PHP 用の Cloud Translation リファレンス ドキュメントをご覧ください。
Ruby: クライアント ライブラリ ページの Ruby の設定手順を行ってから、Ruby 用の Cloud Translation リファレンス ドキュメントをご覧ください。
参考情報
- テキストの翻訳について詳しくは、テキストの翻訳(Advanced)入門ガイドをご覧ください。
- 一般的な問題またはエラーの解決に関するヘルプについては、トラブルシューティングページをご覧ください。
- Cloud Translation に関する一般的な質問については、よくある質問のページをご覧ください。
- Cloud Translation は、2 つのエディションで使用できます。各エディションの詳細については、Basic と Advanced の比較をご覧ください。