割り当てと上限

Cloud Tasks には次の割り当てと上限が適用されます。

リソース 説明
キューの最大数:

HTTP ターゲット

1,000 個 1 つのリージョンのプロジェクト内に存在可能なキューの合計数。デフォルト キューが含まれます。

Google Cloud コンソールの [割り当て] ページにある [割り当てを編集] を選択して増やすことができます。

キューの最大数:

App Engine ターゲット

1,000 個 プロジェクト内に存在可能なキューの合計数。App Engine ターゲットのタスクを処理するキューは、App Engine アプリと同じリージョンに存在する必要があります。この割り当てには、デフォルト キューが含まれます。: これは、Cloud Tasks API メソッドを使用して作成されたキューに対する割り当てです。queue.yaml を使用して作成されたキューについては、以前のタスクキュー メソッドに基づくため、最初の割り当ては 100 個になります。

Google Cloud コンソールの [割り当て] ページにある [割り当てを編集] を選択して増やすことができます。

API リクエスト 1 分あたり 600 万回のリクエスト 1 分あたりで作成できる API リクエストの合計数。

Google Cloud コンソールの [割り当て] ページにある [割り当てを編集] を選択して増やすことができます。

キューのディスパッチ レート 1 つのキューで 1 秒あたり 500 回のタスク ディスパッチ キューからタスクをディスパッチできる最大レート。より高いレートでディスパッチするには、複数のキューを使用します。
タスクの最大サイズ 1 MB キューに追加できるタスクの最大サイズ。
タスク強制実行リクエスト 1 分あたり 60 回のリクエスト 1 分あたりのタスクの実行リクエストの合計数。この API は手動デバッグ用であり、通常のタスク実行とは関係ありません。
一覧取得リクエスト 1 分あたり 600 回のリクエスト 1 分あたりのタスクの一覧取得キューの一覧取得ロケーションの一覧取得の各リクエストの合計数。
タスクの重複排除の期間 最長で 1 時間 削除したばかりのタスクと同名のタスクが追加された場合に、サービスがそのタスクを拒否してエラーを返す期間。 これは、タスクの削除後にタスクの重複排除を有効にしておく時間の長さです。
非アクティブ キュー 30 日後に非アクティブ キューが INACTIVE になるのは、この期間に(API から)キューへのメソッド呼び出しが行われず、キューでタスクのディスパッチが発生しなかった場合です。
最大タスク保持 31 日 タスクがキューに追加されてから、自動的に削除されるまでの時間。
タスクの最大実行予定時間 現在の日時から 30 日 タスクを将来のどの時点までスケジュールできるかの最大値。
キューの再作成 7 日 キューを削除してから同名のキューを再度作成できるようになるまでの待機時間。

割り当ての増加

Google Cloud コンソールページの [割り当て] ページで [割り当てを編集] を選択し、割り当てを編集して最大値まで引き上げることができます。割り当ての上限引き上げをリクエストするには、割り当てを編集して必要な上限とその理由を設定し、更新内容を送信します。リクエストが受信されると、通知が届きます。リクエストの詳細について確認をさせていただく場合もあります。リクエストの審査が完了すると、承認または却下の結果が通知されます。