負荷分散のリソースの割り当てと上限

ここでは、ロードバランサの割り当てと上限について説明します。割り当てを変更するには、GCP Console を使用して追加の割り当てをリクエストします。通常、上限は特に明記しない限り増やすことはできません。

転送ルール

項目 割り当てと上限
Google Cloud プロジェクトごとの転送ルール数 割り当て 割り当ては、すべての負荷分散スキーム(INTERNAL、INTERNAL_MANAGED、INTERNAL_SELF_MANAGED、EXTERNAL)を含めて、プロジェクトの転送ルールの最大数を表します。これには、プロトコル転送と Classic VPN の VPN ゲートウェイの転送ルールも含まれます。
1 ネットワークあたりの内部転送ルール数 VPC ネットワークの割り当てを確認するを参照 この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
内部 TCP / UDP ロードバランサの場合の、ネットワークあたりのグローバル アクセス可能な内部転送ルール数(ベータ版) 100 グローバルにアクセス可能な転送ルールの合計数。
この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
ピアグループあたりの内部転送ルール数 VPC ピアリング割り当てVPC ピアリングの例を参照 この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
ネットワークあたりの内部マネージド転送ルール数 VPC ネットワークの割り当てを確認するを参照 この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
ピアグループあたりの内部マネージド転送ルール数 VPC ピアリング割り当てVPC ピアリングの例を参照 この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
内部転送ルールあたりのポート数 5(リストまたは範囲として)
ALL のポート オプションで無制限
この上限を増やすことはできません。
内部バックエンド サービスあたりの内部転送ルール数 個別の制限なし 他の項目の割り当てや上限に応じて、複数の内部転送ルールから同じ内部バックエンド サービスを参照できます。

ターゲット プロキシ

項目 割り当てと上限
ターゲット HTTP プロキシ 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。
ターゲット HTTPS プロキシ 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。
ターゲット SSL プロキシ 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。
ターゲット TCP プロキシ 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。
ターゲット HTTPS またはターゲット SSL プロキシあたりの SSL ポリシー数 1 この上限を増やすことはできません。
ターゲット HTTPS または SSL プロキシあたりの SSL 証明書数 15 この上限を増やすことはできません。

SSL 証明書

項目 割り当てと上限
SSL 証明書 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。
Google マネージド SSL 証明書あたりの複数ドメイン(ベータ版) 100 この上限を増やすことはできません。

URL マップ

項目 割り当てと上限
URL マップ 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。
URL マップごとのホストルール数 50 この上限を増やすことはできません。
URL マップごとのパスマッチャー数 50 この上限を増やすことはできません。
パスマッチャーごとのパスルール数 50 この上限を増やすことはできません。
パスマッチャーごとのルートルール数 50 この上限を増やすことはできません。
ルートルールごとのマッチング ルール数 50 この上限を増やすことはできません。
マッチング ルールごとのヘッダー一致数 50 この上限を増やすことはできません。
マッチング ルールごとのクエリ パラメータの一致数 50 この上限を増やすことはできません。
パスマッチャーごとのヘッダー アクション数 50 この上限を増やすことはできません。
パスルールごとのバックエンド サービス数またはバックエンド バケット数 1 バックエンド サービスまたは 1 バックエンド バケット(いずれか、両方ではない) この上限を増やすことはできません。

バックエンド バケット

項目 割り当てと上限
バックエンド バケット 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。

バックエンド サービス

項目 割り当てと上限
バックエンド サービス 割り当て この割り当てには、プロジェクト内のすべてのバックエンド サービス(NTERNAL、INTERNAL_MANAGED、INTERNAL_SELF_MANAGED、EXTERNAL)が含まれます。
TCP プロキシ、SSL プロキシ、または内部 TCP / UDP ロードバランサあたりのバックエンド サービス数 1 この上限を増やすことはできません。
内部バックエンド サービスあたりの VM インスタンスの最大数
内部バックエンド サービスのフェイルオーバーを構成した場合のアクティブ プール内の VM インスタンスの最大数
250(インスタンス グループ間で VM がどのように割り当てられるかに関係なく) この上限を増やすことはできません。
内部転送ルールごとの内部バックエンド サービス数 1 この上限を増やすことはできません。
外部バックエンド サービスあたりの名前付きポート数 1この上限を増やすことはできません。
内部バックエンド サービスあたりの名前付きポート数 0この上限を増やすことはできません。

バックエンド

項目 割り当てと上限
インスタンス グループ 割り当て この割り当てはプロジェクトごとの値です。
内部バックエンド サービスあたりのインスタンス グループ バックエンド数 50 この上限を増やすことはできません。
内部 TCP / UDP ロードバランサのバックエンド VM は、バックエンド VM の総数が 250 以下の場合、最大 50 個のインスタンス グループに分散できます。
外部バックエンド サービスあたりのインスタンス グループ バックエンド数 50 この上限を増やすことはできません。
プロジェクトごとの NEG 100 この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
外部バックエンド サービスごとの NEG バックエンド数 50 この上限を増やすことはできません。

NEG あたりのエンドポイント数

項目 割り当てと上限
NEG あたりのエンドポイント数 10,000 この上限を増やすことはできません。

インスタンス グループあたりの VM の数

項目 割り当てと上限
外部バックエンド サービスのリージョンのインスタンス グループ バックエンドあたりの VM の数 インスタンス グループの名前付きポートで指定されたポートの数によって異なる。次の 2 つのうち小さい方です:
A: 2,000
B: VMs *(最大ポート番号を含む名前付きポートのポート数)<= 10,000
この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
外部バックエンド サービス用のゾーン インスタンス グループ バックエンドあたりの VM の数 インスタンス グループの名前付きポートで指定されたポートの数によって異なる。次の 2 つのうち小さい方です:
A: 1,000
B: VMs *(最大ポート番号を含む名前付きポートのポート数)<= 10,000
この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。
インスタンス グループが内部バックエンド サービスのバックエンドである場合のインスタンス グループあたりの VM の数 個別の上限なし 内部 TCP / UDP ロードバランサのバックエンド VM は、バックエンド VM の総数が 250 以下の場合、最大 50 個のインスタンス グループに分散できます。

HTTP(S) 負荷分散の秒間クエリ数

項目 割り当てと上限
外部 HTTP(S) 負荷分散の、バックエンド インスタンス グループまたは NEG ごとの秒間クエリ数(QPS) 分散モードに RATE を使用する場合に構成可能。 バックエンドによって制限されます。
内部 HTTP(S) 負荷分散(ベータ版)の、ネットワークあたりにおけるリージョンごとの秒間クエリ数(QPS) 内部 HTTP(S) 負荷分散の場合、最大 QPS 負荷は、リクエストのサイズと構成の複雑さによって異なります。負荷が容量を超えると、レイテンシが増加しリクエストが破棄される可能性があります。 この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。

HTTP(S) 負荷分散のヘッダーサイズ

項目 割り当てと上限
外部 HTTP(S) 負荷分散の最大リクエスト ヘッダーサイズ 約 15 KB(キロバイト) この上限を増やすことはできません。
リクエスト URL とリクエスト ヘッダーの合計サイズは 16 KB に制限されています。
外部 HTTP(S) 負荷分散のレスポンス ヘッダーサイズ 約 128 KB(キロバイト) この上限を増やすことはできません。
内部 HTTP(S) 負荷分散の最大リクエスト ヘッダーサイズ 60 KB(キロバイト) この上限を増やすことはできません。
ヘッダーの小文字変換 常に、内部 HTTP(S) 負荷分散用 内部 HTTP(S) 負荷分散は、リクエスト ヘッダーとレスポンス ヘッダーの大文字と小文字について、HTTP/2 の規則に従います。使用されるプロトコルに関係なく、すべてのヘッダーは小文字に変換されます。たとえば、Hosthost に、Keep-ALIVEkeep-alive になります。外部 HTTP(S) 負荷分散は、リクエスト ヘッダーとレスポンス ヘッダーの大文字と小文字を変更しません。

内部 HTTP(S) 負荷分散のプロキシ インスタンス数

項目 割り当てと上限
ネットワークあたりのプロキシ インスタンス数 30 この割り当ては、ネットワークに自動的に割り当てられる Envoy プロキシ インスタンスの最大数を表します。
この上限を増やす必要がある場合は、GCP セールスチームにお問い合わせください。

概要

Cloud Load Balancingでは、さまざまな理由から、使用できるリソースの割り当て量を制限しています。たとえば、割り当て量を制限し、予期しない使用量の急増を防ぐことで、Google Cloud ユーザーのコミュニティが保護されています。また、割り当て量は、無料枠でGoogle Cloudを試しているユーザーをトライアルに留めておくのにも役立ちます。

すべてのプロジェクトは同じ割り当て量で開始しますが、追加の割り当て量をリクエストすることで変更できます。一部の割り当て量は、プロダクトの使用状況に応じて自動的に増える場合があります。

権限

割り当て量の表示や、割り当て量の増加のリクエストを行うには、IAM メンバーは以下のいずれかの役割を持つ必要があります。

タスク 必要な役割
プロジェクトの割り当て量をチェックする プロジェクトのオーナーまたは編集者、または割り当て閲覧者
割り当て量の変更、割り当て量の追加のリクエストを行う プロジェクトのオーナーまたは編集者割り当て管理者serviceusage.quotas.update 権限を持つカスタム役割

割り当て量を確認する

Cloud Console で、[割り当て] ページに移動します。

gcloud コマンドライン ツールを使用して以下のコマンドを実行し、割り当て量を確認します。[PROJECT_ID] は、実際のプロジェクト ID に置き換えます。

    gcloud compute project-info describe --project [PROJECT_ID]

リージョンの使用済み割り当て量を確認するには、次のコマンドを実行します。

    gcloud compute regions describe example-region

割り当てを超えたときのエラー

gcloud コマンドで割り当てを超えた場合、gcloudquota exceeded エラーメッセージを出力し、終了コード 1 を返します。

API リクエストで割り当てを超えた場合、GCP は次の HTTP ステータス コードを返します。HTTP 413 Request Entity Too Large

追加の割り当てをリクエストする

Cloud Console の [割り当て] ページから、割り当て量の追加をリクエストします。割り当てのリクエストが処理されるまで、24~48 時間かかります。

  1. [割り当て] ページに移動します。

    [割り当て] ページに移動

  2. [割り当て] ページで、変更する割り当てを選択します。
  3. ページ上部にある [割り当てを編集] ボタンをクリックします。
  4. 名前、メールアドレス、電話番号を入力して、[次へ] をクリックします。
  5. 割り当てリクエストを入力して、[次へ] をクリックします。
  6. リクエストを送信します。

リソースの可用性

各割り当て量は、リソースを使用できるという前提で、作成可能な特定のリソースタイプの最大数を表します。割り当て量によって、リソースの可用性が保証されるわけではない点に注意することが重要です。割り当て量が使用可能でも、新しいリソースを使用できなければ、そのリソースを作成することはできません。たとえば、us-central1 リージョンで新しいリージョンの外部 IP アドレスを作成するための割り当て量が十分にあっても、そのリージョンに使用可能な外部 IP アドレスがない場合、外部 IP アドレスの作成はできません。ゾーンリソースの可用性は、新しいリソースを作成できるかにも影響を及ぼす可能性があります。

リージョン全体でリソースを使用できない状況はまれですが、ゾーン内のリソースが使い果たされることはあります。通常、そのリソースタイプの SLA に影響はありません。詳細については、リソースの関連するサービスレベル契約(SLA)を確認してください。

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