このページでは、バックアップ プランで制約なしモードを有効にする方法について説明します。
バックアップの実行中に、復元が失敗する可能性のある条件が Backup for GKE によって検出されると、バックアップ自体が失敗します。失敗の理由は、バックアップの state_reason フィールドに示されます。Google Cloud コンソールでは、このフィールドは「ステータスの理由」と表示されます。
制約なしモードを有効にすると、[ステータスの理由] フィールドに問題の説明が表示されますが、バックアップは失敗しません。この設定は、問題を認識しており、復元時に回避策を採用する準備ができている場合に有効にしてください。
次の例は、バックアップの [ステータスの理由] フィールドに表示され、制約なしモードの有効化を推奨するエラー メッセージの例です。
If you cannot implement the recommended fix, you may create a new backup with Permissive Mode enabled.
gcloud
制約なしモードを有効にします。
gcloud beta container backup-restore backup-plans update BACKUP_PLAN \
--project=PROJECT_ID \
--location=LOCATION
--permissive-mode
次のように置き換えます。
BACKUP_PLAN
: 更新するバックアップ プランの名前。PROJECT_ID
: Google Cloud プロジェクトの ID。LOCATION
: リソースのコンピューティング リージョン(us-central1
など)。リソースのロケーションについてをご覧ください。オプションの完全なリストについては、gcloud beta container backup-restore backup-plans update のドキュメントをご覧ください。
コンソール
Google Cloud コンソールで制約なしモードを有効にするには、次の操作を行います。
Google Cloud コンソールで、Google Kubernetes Engine のページに移動します。
ナビゲーション メニューで [Backup for GKE] をクリックします。
[バックアップ プラン] タブをクリックします。
クラスタを開き、プラン名をクリックします。
[詳細] タブをクリックして、プランの詳細を編集します。
[編集] をクリックして、[バックアップ モード] のセクションを編集します。
[制約なしモード] チェックボックスをオンにして、[変更を保存] をクリックします。