失敗したバックアップのアラートを設定する


このページでは、Backup for GKE のバックアップが失敗したときにアラートを受け取るようにシステムを構成する方法について説明します。

バックアップを作成するには、次の 2 つの方法があります。

ベスト プラクティスとして、自動スケジューリングを使用してバックアップを作成します。ただし、自動作成されたこれらのバックアップのステータスを追跡するのが困難な場合があります。これには次の 2 つの選択肢があります。

  • Backup リソースのリストを定期的に表示し、新たに失敗したバックアップを探します。
  • バックアップの実行が失敗したときに通知するアラートを設定します。

このページでは、Backup for GKE が出力するログイベントに基づいてアラート ポリシーを構成し、ログ エクスプローラで表示する方法について説明します。

始める前に

アラート ポリシーを設定する前に、適切な通知チャンネルがあることを確認してください。

アラートの作成

一般的なログベースのアラート ポリシーを作成するには、ログベースのアラートを構成するをご覧ください。Backup for GKE の失敗したバックアップ専用のアラート ポリシーを作成するには、次のようにします。

  1. [ログ エクスプローラ] ページに移動します。

    [ログ エクスプローラ] に移動

  2. [クエリ] ペインに次のフィルタ条件を入力します。

    logName="projects/PROJECT_ID/logs/gkebackup.googleapis.com%2Fbackup_change"
    resource.type="gkebackup.googleapis.com/BackupPlan"
    resource.labels.backup_plan_id="BACKUP_PLAN"
    resource.labels.location="LOCATION"
    jsonPayload.changeType="UPDATE"
    jsonPayload.inputBackup.state="FAILED"
    

    次のように置き換えます。

    • PROJECT_ID: Google Cloud プロジェクトの ID。
    • LOCATION: アラートを生成するバックアップ プランのコンピューティング リージョン
    • BACKUP_PLAN: アラートを生成するバックアップ プランの名前。
  3. [クエリ] ペインの下にある [アラートを作成] ラベルをクリックします。

  4. アラート ポリシーの名前と、アラートの受信者に提供するドキュメントの名前を入力します。

  5. [次へ] を 2 回クリックします。

  6. 適切な通知頻度と自動クローズ期間を設定します。5 min7 days をおすすめします。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. 適切な通知チャンネルを選択し、アラート ポリシーを保存します。

ポリシーを保存すると、フィルタに一致するバックアップが失敗した場合、通知チャンネルにアラートが届きます。