カスタムクエリを実行する
このページでは、カスタム SQL クエリを実行する方法について説明します。カスタムクエリを実行するには、次のコンセプトについて理解している必要があります。
[カスタムクエリを実行する] は、コネクタタスクのアクションとして公開されます。アクションは、コネクタ インターフェースを介して統合で使用できる最初のクラス関数です。アクションは、それを使用することで 1 つまたは複数のエンティティに対して変更を加えることができ、またコネクタごとに異なるものです。ただし、コネクタがどのアクションもサポートしていない可能性があります。その場合は、Actions
リストが空になります。
カスタムクエリをサポートするコネクタは次のとおりです。
- BigQuery
- Cloud SQL - MySQL
- Cloud SQL - PostgreSQL
- Cloud SQL - SQL Server
- Couchbase
- Elasticsearch
- MySQL
- Oracle DB
- PostgreSQL
- Salesforce
- SQL Server
- Snowflake
- Spanner
- Terdata
カスタムクエリを作成する
カスタムクエリを作成する手順は次のとおりです。
- 詳細な手順に沿って、コネクタタスクを追加します。
- コネクタタスクを構成するときに、実行するアクションの種類で [Actions] を選択します。
- [Actions] リストで [Execute custom query] を選択し、[Done] をクリックします。
- [Task input] セクションを開き、次の操作を行います。
- [タイムアウト後] フィールドに、クエリが実行されるまで待機する秒数を入力します。
デフォルト値:
180
秒 - [最大行数]フィールドに、データベースから返される最大行数を入力します。
デフォルト値:
25
。 - カスタムクエリを更新するには、[Edit Custom Script] をクリックします。[Script editor] ダイアログが開きます。
- [Script editor] ダイアログで、SQL クエリを入力して [Save] をクリックします。
SQL ステートメントで疑問符(?)を使用して、クエリ パラメータ リストで指定する必要がある 1 つのパラメータを表すことができます。たとえば、次の SQL クエリは、
LastName
列に指定された値と一致するEmployees
テーブルからすべての行を選択します。SELECT * FROM Employees where LastName=?
- SQL クエリで疑問符を使用した場合は、各疑問符の [+ パラメータ名を追加] をクリックして、パラメータを追加する必要があります。統合の実行中に、これらのパラメータにより SQL クエリ内の疑問符(?)が順番に置き換わります。たとえば、3 つの疑問符(?)を追加した場合、3 つのパラメータを順番に追加する必要があります。
クエリ パラメータを追加する手順は次のとおりです。
- [Type] リストから、パラメータのデータ型を選択します。
- [値] フィールドに、パラメータの値を入力します。
- 複数のパラメータを追加するには、[+ クエリ パラメータを追加] をクリックします。
- [タイムアウト後] フィールドに、クエリが実行されるまで待機する秒数を入力します。