カスタムクエリを実行する

このページでは、カスタム SQL クエリを実行する方法について説明します。カスタムクエリを実行するには、次のコンセプトについて理解している必要があります。

[カスタムクエリを実行する] は、コネクタタスクのアクションとして公開されます。アクションは、コネクタ インターフェースを介して統合で使用できる最初のクラス関数です。アクションは、それを使用することで 1 つまたは複数のエンティティに対して変更を加えることができ、またコネクタごとに異なるものです。ただし、コネクタがどのアクションもサポートしていない可能性があります。その場合は、Actions リストが空になります。

カスタムクエリをサポートするコネクタは次のとおりです。

カスタムクエリを作成する

カスタムクエリを作成する手順は次のとおりです。

  1. 詳細な手順に沿って、コネクタタスクを追加します。
  2. コネクタタスクを構成するときに、実行するアクションの種類で [Actions] を選択します。
  3. [Actions] リストで [Execute custom query] を選択し、[Done] をクリックします。

    execute-custom-query-action を示す画像 execute-custom-query-action を示す画像

  4. [Task input] セクションを開き、次の操作を行います。
    1. [タイムアウト後] フィールドに、クエリが実行されるまで待機する秒数を入力します。

      デフォルト値: 180

    2. [最大行数]フィールドに、データベースから返される最大行数を入力します。

      デフォルト値: 25

    3. カスタムクエリを更新するには、[Edit Custom Script] をクリックします。[Script editor] ダイアログが開きます。

      custom-sql-query を示す画像 custom-sql-query を示す画像

    4. [Script editor] ダイアログで、SQL クエリを入力して [Save] をクリックします。

      SQL ステートメントで疑問符(?)を使用して、クエリ パラメータ リストで指定する必要がある 1 つのパラメータを表すことができます。たとえば、次の SQL クエリは、LastName 列に指定された値と一致する Employees テーブルからすべての行を選択します。

      SELECT * FROM Employees where LastName=?

    5. SQL クエリで疑問符を使用した場合は、各疑問符の [+ パラメータ名を追加] をクリックして、パラメータを追加する必要があります。統合の実行中に、これらのパラメータにより SQL クエリ内の疑問符(?)が順番に置き換わります。たとえば、3 つの疑問符(?)を追加した場合、3 つのパラメータを順番に追加する必要があります。

      add-query-param を示す画像 add-query-param を示す画像

      クエリ パラメータを追加する手順は次のとおりです。

      1. [Type] リストから、パラメータのデータ型を選択します。
      2. [] フィールドに、パラメータの値を入力します。
      3. 複数のパラメータを追加するには、[+ クエリ パラメータを追加] をクリックします。