Datastream を使用する場合の一般的なベスト プラクティス

このページでは、Datastream の使用に関するベスト プラクティスについて説明します。ここには、Datastream を使用する場合の一般的なベスト プラクティスが含まれています。

ストリームのソース データベースを変更する

ストリームのソース データベースの変更が必要になる場合があります。たとえば、プライマリ データベース インスタンスからではなくレプリカから複製するようにストリームを変更する必要がある場合などです。

  1. レプリカ インスタンスの接続プロファイルを作成します
  2. 作成したレプリカの接続プロファイルと宛先の既存の接続プロファイルを使用して、ストリームを作成します。
  3. 過去のバックフィルを無効にしてストリームを開始します。ストリームが開始されると、バイナリログのデータのみが取得されます。
  4. 省略できます。ストリームが実行されたら、変更して自動バックフィルを有効にします。
  5. プライマリ インスタンスから読み取りているストリームを一時停止します。

  6. 省略できます。プライマリ インスタンスからデータをストリーミングしていたストリームを削除します。

  7. 省略できます。プライマリ インスタンスの接続プロファイルを削除します。

Datastream でアラートとモニタリングを行う

Datastream ダッシュボードには多くの情報が表示されます。この情報はデバッグに役立ちます。ログには、Cloud Logging で利用可能な追加情報が表示されます。

Datastream のアラート

Datastream にはデフォルトのアラートが設定されていませんが、Datastream UI で各指標の「アラート ポリシーを作成」リンクをクリックするとアラートを簡単に作成できます。次の Datastream の指標にアラートを作成することをおすすめします。

  • データの鮮度
  • サポートされていないイベント
  • 合計レイテンシ

これらの指標のいずれかのアラートが、ストリームまたはソース データベースに問題があることを示している可能性があります。

1 つのストリームで処理できるテーブルの数はどのくらいですか。

1 つのストリームで処理できるテーブルの数は最大 10,000 で、テーブルのサイズに制限はありません。ただし、ソース データベースに複数のストリームを使用する必要があるビジネス ロジック上の考慮事項が他にある場合もあります。 ​考慮事項の例には、データへのユーザー アクセスをより適切に制御する、複数のストリームを使用してさまざまなビジネスフローでメンテナンスが容易になるなどがあります。