Google Cloud Next ’20: OnAir 全セッション公開 各週で発表された内容のまとめ(前編:第 1 週 ~ 第 5 週)
Google Cloud Japan Team
Google Cloud Next ’20: OnAir 、9 月 9 日 をもって、全てのセッションが公開されました。9 週にわたって、毎週異なるトピックの最新情報をお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?改めて、ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
以下に、各週ごと(第 1 週 ~ 第 5 週)の発表内容をまとめました。まだ観られていないという方、以下のまとめを読んで、より詳細を知りたいという方は、こちらからオンデマンド配信でチェックしてみてください。
第 1 週 :業界のインサイト *セッションはこちら
Anthos を使用した、柔軟性の高いマルチクラウド分析ソリューション、BigQuery Omni の限定公開アルファ版を発表しました。このソリューションでは、使い慣れた BigQuery ユーザー インターフェースから Google Cloud、AWS、Azure(まもなく対応予定)に保存されたデータに費用対効果の高い方法でアクセスし、そのデータを安全に分析できます。
初となる Confidential Computing プロダクト、Confidential VMs(ベータ版)を発表しました。これは、使用中のデータを処理中に暗号化する画期的なテクノロジーです。
Assured Workloads for Government(限定公開ベータ版)を発表しました。これは、米国の政府機関や、それらの政府機関と取引がある企業が、従来の「政府のクラウド」を侵害することなく、政府関連の作業に対応できるようサポートするプロダクトです。
ビデオ、チャット、メール、ファイル、タスクなどのコアツールを統合したG Suiteのより良い UI をご紹介しました。これらのツールは単にまとまっているだけでなく、統合されることでより良い環境を提供できるため、どこにいても物事を把握しておくことができます。詳細については、G Suite のブログ記事をご覧ください。
Google は、お客様が学習し、つながり、知識を共有できる、新しい独立コミュニティ、C2C を立ち上げます。
Google Cloud ISV / SaaS センター オブ エクセレンス(CoE)を発表しました。これは、独立系ソフトウェア ベンダー(ISV)が、クラウドに依存しないオープンなアーキテクチャで自社のアプリケーションを変革したり、AI / ML や音声機能でユーザー エクスペリエンスを改善したり、ビジネス ユーザーへの豊富な分析機能の提供により自社のアプリケーションからインテリジェントな分析情報を提供したりするうえで役立つ新しいリソースです。
パートナー・アドバンテージ・プログラムの最新情報を共有しました。認定、カスタマーストーリー、専門知識、専門性を通じてパートナーの差別化を支援します。
第 2 週:生産性とコラボレーション *セッションはこちら
G Suite を使用してチーム内のコミュニケーションとコラボレーションの方法だけでなく、顧客へのサービスやコミュニティ支援の方法も再考しているお客様の導入事例を多数紹介しました。英国とアイルランドの企業から聞いた話や、Activision Blizzard King や KIA Motors などのお客様の新しい導入事例を紹介しました。また、ブレイクアウト セッションでは PwC が 27 万 5 千人以上のユーザーを G Suite に移行する 5 年に及ぶ取り組みから得た教訓(こちらで視聴)を紹介しました。
Gmail、Meet、Chat の新しい G Suite セキュリティ アップデートのほか、IT 管理者が管理コンソールでデバイスを簡単に管理してセキュリティを維持できる新たな方法も発表しました。
新しい G Suite デベロッパー プラットフォームの機能とツールを紹介しました。
Google Cloud のコード不要アプリ開発ソリューションである AppSheet を開発しました。G Suite Essentials のお客様は 9 月 30 日まで無料で利用可能です。
第 3 週:インフラストラクチャ *セッションはこちら
Google Cloud のグローバル インフラストラクチャの最新の強化ポイントに加え、利用可能な新しいデプロイ オプションと機能について説明しました。
米国、英国、スペイン間をつなぐ新たな Grace Hopper 海底ケーブルの敷設計画を発表しました。2022 年に開通予定で、2003 年以降で初めて開通する大西洋横断ケーブルの 1 つとなります。
Private Service Connect は、ネットワーキングにサービス中心のアプローチを採用し、基盤のインフラストラクチャを抽象化することで、さまざまなネットワークや組織間でサービスを簡単に接続してネットワーク トラフィックを保護できます。
Google Cloud Armor は、侵害や分散型サービス拒否攻撃(DDoS)などからのウェブサイトとアプリケーションの保護に役立ちます。
新しい迅速な評価と移行プログラム(RAMP)は、Google のお客様とパートナーがより簡単かつ迅速に成功することを促す、包括的なエンドツーエンドの移行プログラムです。
第 4 週:セキュリティ *セッションはこちら
セキュリティ機能を強化するさまざまな方法(Confidential VMs(ベータ版)、政府および行政機関向け Assured Workloads(限定公開ベータ版)、Google Cloud Armor の更新情報など)をご紹介しました。
プライベート CA の管理とデプロイの簡素化や自動化を行い、最近のデベロッパーとアプリケーションのニーズに対応する Certificate Authority Service (CAS)のベータ版を発表しました。
IAM Recommender を使用して、最小権限を大規模かつ効率的に実現する方法のベスト プラクティスを紹介しました。
Google とパートナーの世界クラスのセキュリティ専門知識を提供する新しいウェブサイトである Google Cloud セキュリティ ベスト プラクティス センターを立ち上げました。
Google Cloud セキュリティ ショーケースをリリースしました。そこでは特定のセキュリティ上の課題やユースケースに関する約 50 本の手順動画に加え、課題解決に役立つ実用的な情報を提供しています。
第 5 週:データ分析 *セッションはこちら
SMB やデジタルネイティブ企業にとってさらに利用しやすくするために、BigQuery の定額課金モデルの最小サイズを 100 スロットに削減したことで、より手軽にすばやく利用開始できるようになりました。
データと分析の人気プラットフォーム Looker が今年初めに Google Cloud に仲間入りしました。今週、Looker は数多くの更新情報を発表し、これまで以上に多くのデータから価値を引き出す方法を提案しています。
インサイトを取得するまでの時間を短縮するために、さまざまな業界で使用できるリアルタイム AI ソリューション(異常検出、パターン認識、見通し予測など)を発表しました。
Google はお客様をあらゆる活動の中心に据えて取り組んでいます。この週は、Procter & Gamble、Revionics が Google Cloud でどのようにデータを活用しているかを紹介しました。
イベント内で発表された Google Cloud の製品やソリューションに関するお問い合わせがございましたら、下記フォームよりご連絡ください。
後編で、第 6 週 ~ 第 9 週 の発表内容のまとめをご紹介いたします。