カスタム ランキング機能を使用すると、独自のビジネス ロジックを導入して、Cloud Talent Solution が返す求人のランキングを制御できます。 サイトで検索する求職者は、通常どおり検索クエリやその他のフィルタを設定できます。それらの求職者の検索リクエストにランキング式を追加できます。Cloud Talent Solution は、求職者によって定義されたクエリに関連する求人情報を決定し、カスタム ランキング式に基づいて結果をランク付けします。こうしてランク付けされたリストが返されるので、そのまま求職者に表示できます。カスタム ランキングの実装に関する動画チュートリアルもご利用いただけます。
利点
カスタム ランキングを使用すると、結果の表示方法を制御できます。また、重みを定義して、カスタム属性に割り当てることができます。重みとカスタム属性の組み合わせを使用してカスタム ランキング式を構築し、結果をどの順序で一覧表示するかを決定できます。
カスタム ランキングは、既存の検索サービスに基づいて構築されています。お客様が定義したカスタム属性の組み合わせで指定された値を利用します。
使用例
エンドユーザーが「ソフトウェア エンジニア」を検索します。 お客様の企業では、「ソフトウェア エンジニア」に関する求人情報をより高い収益が得られる状態で掲載することを希望しているとします。カスタム ランキングを使用すると、これらのリストに値を設定して、カスタム ランキング式で決定された順序でエンドユーザーに表示できます。
たとえば、ほぼ同じ求人情報が 2 つあり、求人 A のクリック単価(CPC)の値が求人 B よりも高いとします。カスタムランクを使用すると、ウェイトを使用して CPC カスタム属性のランクを調整することで、求人 A の表示可能性を高めることができます。
使い方
カスタム ランキングでは、+
、-
、*
、/
、(
、)
の各算術演算子をサポートしています。
カスタム属性の項目名とこうした数学演算子を使用して、カスタム ランキング式を定義できます。
たとえば、CPC と鮮度という 2 つのカスタム属性があるとします。鮮度は、求人が投稿されてからの日数です。CPC と鮮度で求人をランク付けするとします。ここで、ランキングの CPCP の重みを 75%に、鮮度の重みを 25%とします。次のようにカスタム ランキング式を作成できます。
(0.75*CPC) + (0.25 *Freshness)
コードサンプル
次の例では、cpc_value
と freshness_value
の 2 つのカスタム属性を使用してカスタム ランキング式を作成します。カスタム ランキング式を (cpc_value / 2) - freshness_value
に設定します。
Go
CTS 用のクライアント ライブラリをインストールして使用する方法については、CTS クライアント ライブラリをご覧ください。 詳細については、CTS Go API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
CTS への認証を行うには、アプリケーションのデフォルト認証情報を設定します。詳細については、ローカル開発環境の認証の設定をご覧ください。
Java
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。
Python
Cloud Talent Solution クライアントのインストールと作成の詳細については、Cloud Talent Solution クライアント ライブラリをご覧ください。